18/02/12 07:33:34.71 CAP_USER9.net
「世の中、右利きだと思わないでほしい。左利きもいるから左利きの理解をもうちょっと広めてほしい」。
「お前らも一回、左利きになったほうがいいぞ。そうしたらわかるから」。
2月10日は、そんな怒れる"左利きグッズの日"だ。
この記念日を制定した神奈川県の文房具店「菊屋浦上商事株式会社」の店内には、左利き専用アイテムのコーナーが設置されている。
自身も左利きの浦上裕生社長は「2月10日の頭に0をつけると0210でレフトになるので制定させていただいた。
右利きの人は右利きの社会の中でしか生きてないと思うが、左利きの人もいるんだよ、とちょっとでも気にかけて欲しい」と話す。
世界の人口の約10%、血液型AB型の人とほぼ同じ割合で存在する左利き。レオナルド・ダ・ヴィンチやエジソン、アインシュタインなど、左利きには器用で天才肌、というイメージもある。
しかし左利きの人たちは「左利きで良かったことは特にない」と、むしろ"右利き中心社会"に怒りを覚えているようだ。
まず聞かれたのが、字を書く際の不満。「ノートを書くときに手のひらの側面が汚れた」「100マス計算するときに、左側の数字が見えなくて、1回1回手をずらさないとダメ。それで秒数が遅くなっていった」。
そして駅の改札。ICカードをタッチしたり切符を入れたりするとき、左利きの場合は腕を身体の前でクロスさせる格好になり、通りづらいのだという。「改札に一つだけでいいから左利き用を作ってほしい」。
ファミレスのスープバーのお玉も、左利きの人にとっては大変なストレスだ。「先端が細く注ぎ口になっているおたまは、右利きの人じゃないと使えない」。
これがどれほど大変なことなのか、右利きの人が左手で使い、脳波を測定してみた。すると、確かにうまく注ぐことができず、緊張や注意、興奮を示すメーターがMAXに振り切れた。
「急須でお茶を淹れづらい」「外食の際、隣の人と腕がぶつかる」「ネックレスの留め具が止めづらい」「ブラジャーのホックを留めづらい」…中には右利きが気づかない、意外な不満も。
マジシャンだという男性は「左利きの人はトランプを広げると数字が見えなくなる」と指摘する。実はトランプも、右利き用にできていたのだ。
■左利きは寿命が短い!?
そもそも、なぜ半々ではなく、10%の人だけが左利きになるのだろうか。
総合内科専門医のおおたわ史絵氏は「実はあまり分かっていない。だが50万年も前から左利き人口の比率は変わってない。遺伝が関係しているのかも、という程度で研究が止まってしまっている。
両親共に右利きの場合、子どもが左利きになる確率は10%だが、片方の親が左利きの場合は17%と、両親共に左利きの場合は25%になるという研究結果はある」と話す。
「脳も右左に分かれていて、言語や理論を司っている優位半球と呼ばれる"利き脳"がある。
右利きの9割は左脳が利き脳で、左利きの6割ぐらいは左脳が利き脳。あとは右脳が利き脳とか両脳利きという人もいる。利き脳によって利き手も決まってきているのではという説もある」。
>>2へ続く
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★1: 2018/02/11(日) 18:08:04.48
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