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蔵王山で、小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、気象庁が噴火警戒レベルを引き上げてから、６日で１週間です。
気象台は、差し迫った噴火の兆しは見られないものの、立ち入りが規制されている火口付近には近づかないよう呼びかけています。
山形県と宮城県にまたがる蔵王山では、地下のマグマや火山ガスなどの動きを示すとされる「火山性微動」に加え、御釜から南西およそ５キロの地点で地殻変動が観測され、気象庁は、先月３０日、小規模な噴火が起きるおそれがあるとして、噴火警戒レベルを１から２に引き上げました。
これを受けて、想定されている火口域の周辺およそ１．２キロの範囲では、噴火した場合に大きな噴石が飛来するおそれがあるとして、現在、立ち入りが規制されています。
仙台管区気象台によりますと、蔵王山では、その後、「火山性微動」が今月２日に１回観測されましたが、振動の大きさを示す振幅は、当初のものより小さかったということです。
また、当初続いていた地殻変動も、４日以降は停滞していて、監視カメラでも、火山ガスなどの噴気は確認されていないということです。
気象台は、差し迫った噴火の兆しは見られないものの、引き続き、火山活動の情報に注意し、立ち入りが規制されている火口付近には近づかないよう呼びかけています。
02月06日 20時23分
山形 NEWS WEB
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