18/02/04 17:08:44.34 CAP_USER9.net
小学4年の長男が宿題で、国語の教科書を音読していた。「ウナギのなぞを追って」。ウナギの産卵場所を発見した、海洋生物学者の塚本勝巳さんが、自らの研究を記した一文だった。
ウナギの生態は、長らく謎に包まれていた。塚本さんが産卵場所の調査に加わったのは1973年。そこから実に36年。マリアナ諸島の西の海で、卵を発見したのはようやく2009年5月22日のことだった。
調査を繰り返し、真実に迫ってゆく。音読はところどころつっかえていたけれど、その過程を感動しながら聞いていた。
ただ、感動ばかりもしていられない。ニホンウナギの稚魚シラスウナギが記録的不漁で、国内外の漁獲量が前年の1%程度にとどまっていることが、1月半ばに報じられた。ウナギは完全養殖が実用化しておらず、「養殖」といっても天然のシラス頼みだ。国ごとに多少のばらつきはあるようだが、もはや「不漁」のレベルを超えている。
そもそもでいえば、ニホンウナギは絶滅危惧種に指定されている。これも予期された事態かもしれない。
なのに、危機感が薄かったように思う。スーパーで売っているし、ファストフード店でも食べられる。先日も知人と「昼、ウナギにする?」「今のうちに食べておくか」と話をしたくらい(ぜいたくだから、とあきらめたけれど)。「絶滅危惧種」を食べる感覚はなかった。
塚本さんは、ウナギを気軽な食べ物でなく、かつての「ハレの日のごちそう」に戻すことを提唱してきた。資�