18/01/22 13:28:32.48 CAP_USER9.net
社長ら起訴求め署名提出 軽井沢バス事故遺族、地検に
2018年1月22日 13時03分
www.chunichi.co.jp/s/article/2018012290121013.html
大学生ら15人が死亡した長野県軽井沢町のスキーツアーバス転落事故で、遺族会「1・15サクラソウの会」は22日、ずさんな運行管理が事故を招いたとして、業務上過失致死傷の疑いで書類送検されたバス運行会社社長らの起訴を求める署名約4万7千人分を長野地検に提出した。
遺族会代表で次男の寛さん=当時(19)=を亡くした田原義則さん(52)=大阪府吹田市=らが弁護士と長野地検を訪れ、森裕樹三席検事に署名を手渡した。
田原さんは提出後、「起訴されないと再発防止策は完結されない。起訴を求める全国の思いを伝え、受け取ってもらえたと思う」と報道各社に語った。森三席検事は「確かに受け取りました。これからも捜査を鋭意進めていきます」と応じたという。
長野県警は昨年6月、バス運行会社イーエスピーの高橋美作社長(56)と運行管理者だった荒井強元社員(49)を書類送検した。これを受け、遺族会は昨夏から高橋社長らの起訴を求める署名活動を続けていた。
事故は2016年1月15日、碓氷バイパスの下り坂でバスが左カーブを曲がりきれずに道路脇へ転落。41人が死傷した。国の事業用自動車事故調査委員会は昨年7月、イーエスピーのずさんな安全管理が事故につながったと指摘した。
国は、貸し切りバス事業許可の5年更新制を導入するなど、安全対策を怠った業者の罰則を強化した。