18/01/20 15:49:58.05 CAP_USER9.net
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鳥取県が、国立公園・鳥取砂丘(鳥取市)を保つ闘いを延々と続けている。長い年月をかけて砂を積み上げてきた沿岸の海流が戦後の港湾整備などで変わり、浸食に転じたためだ。10年以上にわたる対策は、年に1億円超をかけ、流れた砂を船などに積んで戻す「サンドリサイクル」。いたちごっこに終止符を打つアイデアはないものか--。
鳥取砂丘は、中国山地の花こう岩が風化し、千代(せんだい)川で日本海に運ばれた砂で形成された。砂は沿岸の「海浜流(かいひんりゅう)」で東側の浜に打ち上げられ、東西16キロ、南北2.4キロの広大な砂丘になった。
戦後の大型開発で海岸線の姿は様変わりした。1974~83年に千代川の河口を東に付け替え、その後、元の河口部分に鳥取港を造る工事が行われた。河口には導流堤、港の沖には延長計2.2キロの防波堤が建設された。その結果、砂丘近くの海浜流が変化してしまった。鳥取大大学院の松原雄平特任教授(海岸工学)は「鳥取港の防波堤にぶつかった海水が砂丘周辺の海岸をえぐり、千代川河口などに砂を運ぶようになった」と説明する。
鳥取砂丘は、山陰海岸の一部として2010年に「世界ジオパーク」にも認定された貴重な自然遺産。年間約130万人が訪れる