18/01/18 19:26:37.57 CAP_USER9.net
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ネットにはびこる「謝ったら死ぬ病」。これが本当に無駄なものだと改めて痛感する騒動が起きた。
1月7日、高須クリニックの高須克弥院長とそのパートナーである西原理恵子氏に対し、不躾なツイートを
する者・Aが登場した。なんと、この人物は1月16日になってもまだ当件について釈明を続けており、
相変わらず多くの人から叩かれ続けているのだ。早々に謝っておけば良かったのに、「謝ったら死ぬ病」
に完全にかかっていたAは、なかなか過ちを認めなかった。今ではしおらしく反省の弁を述べているが、
本当にヘタクソなヤツだ……と嘆息してしまった。
◆西原氏を「慰安婦」呼ばわり
Aが何をしでかしたかというと、ニュースサイト「リテラ」が掲載した『西原理恵子が高須院長と
「朝鮮人絶滅」を叫ぶ犯罪的ヘイトデモを応援…パートナーに引きずられたではすまない責任』という
記事を引用し、「西原理恵子自身が、高須の慰安婦という存在な訳ですから・・・」とツイートしたのだ。
Aは過去にもツイッターで「高須克弥自体がこの世から消滅すれば良いと思います」と投稿しており、
元々高須氏をよく思っていなかったのだろう。
高須氏は自分の恋人が「慰安婦」呼ばわりされたことに対し、「おい!こら すぐに謝罪しろ。ただではすまさない」
と呼びかけたが、Aは「おっ、やるのか?」と挑発。これを受けた高須氏が「謝罪がないので名誉棄損で訴訟する
ことにしました」と表明するやいなや、Aは態度を変え“謝罪風自己正当化”を始めたのだ。
「高須克弥先生にとって、西原理恵子さんは、お互いが心をなぐさめあい、労をねぎらいあう対象(慰安)の
女性のお友達(婦人)ではいらっしゃらないのですか?」
Aの弁明は見るに堪えず、これには本気で呆れてしまった。
過去のツイートを見ると、普段からAは従軍慰安婦問題について言及していただけに、「慰安婦」の意味は理解しているはずだ。
それがあろうことか「ねぎらいあう女性」の意味で「慰安婦」という言葉を使い、その関係性が羨ましいといった文脈に
すり替えたのである。「慰安」という言葉は「慰安旅行」以外ではもはや使われない言葉になってしまった。
あまりにも「慰安婦」がもたらす負のイメージが強いからである。
◆ここで謝罪していたらよかった「謝り時」
この段階でAの元には批判が殺到していたが、途中から自身の年収は100万円前半(おそらく「100万円台前半」だろう)で、
88歳になる寝たきりの父親がいるなどとツイートし、今度は泣き落とし作戦に出始めた。こんな状況に追い込まれるのであれば、
Aはすぐさま謝るべきだった。実際に高須氏は11日、「その場で謝罪チャンスは与えた。真摯に謝罪したとは認められず、
(中略)専門の弁護士に依頼なう」とツイートしている。高須氏が7日に「すぐに謝罪しろ」と言った時点で次のように返事しておけば、
おそらく高須氏はAを許していたと思うのだ。
「高須先生、先生が大切に思っていらっしゃる西原理恵子さんのことを『慰安婦』扱いをしてしまい本当にごめんなさい。
大失言でした。自身の浅はかさを深く反省するとともに、自分の吐いた言葉に今後は責任を持とうと痛感しました。
件のツイートは削除するとともに、改めてお二人に深くお詫び申し上げます」
しかしAは素直に謝ることなく、なんとか自己正当化を図ろうと躍起になった。しかも「慰安婦」という言葉の解釈についてこだわり、
くどくどと弁解しているが、論点はそこではなく「高須氏が大切にしている西原氏を侮辱した」ということだけだ。Aは上記のように
謝罪をしたうえで、しばらくツイッターを自粛すると宣言しておけば、騒動勃発から9日経ってもなかなか炎上が鎮火しない、
という状態にはならなかったのだ。そう考えると「謝り時」というのは重要だと感じ入る。