18/01/04 18:29:57.12 CAP_USER9.net
スーパーコンピューターを開発したベンチャー企業をめぐる助成金詐欺事件で逮捕・起訴された社長らが、経済産業省が所管する独立行政法人の別の助成金1億9000万円余りをだまし取ったとして、詐欺の疑いで東京地検特捜部に再逮捕されました。
再逮捕されたのは、スーパーコンピューターを開発した東京のベンチャー企業「PEZYComputing」の社長、齊藤元章容疑者(49)と元事業開発部長の鈴木大介容疑者(47)です。
東京地検特捜部によりますと、齊藤社長らは4年前、経済産業省が所管するNEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構から、スーパーコンピューターの心臓部に使われる省エネ技術の開発を支援する助成金およそ1億9100万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
齊藤社長らは先月、NEDOから別の助成金4億3000万円余りをだまし取ったとして逮捕・起訴されましたが、関係者によりますと2人はいずれも容疑を認め、齊藤社長は会社に辞任届を提出しているということです。
齊藤社長が経営する会社には、NEDOから少なくとも5つの事業で35億円余りの助成金の交付が決まっていたほか、文部科学省が所管する独立行政法人からも60億円の無利子の融資が認められるなど、国から認められた助成金や融資は総額100億円近くに上っています。
特捜部は引き続き資金の流れの解明を進めるものと見られます。
1月4日 18時13分
NHK NEWS WEB
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