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性的少数者の快適な沖縄観光へ OCVB、国際団体に年内加盟
2017年12月6日 07:55
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(資料写真)多くの観光客であふれる那覇市の国際通り
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなど、性的少数者(LGBT)が快適に過ごせる観光の普及を目指す「国際ゲイ&レズビアン旅行協会」(IGLTA)に、
沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、平良朝敬会長)が加盟に向け手続きを進めている。年内にも完了する見通し。全国の会員はホテルや旅行社が中心で、公的団体の加入は全国初だという。(政経部・平島夏実)
IGLTAは米国で1983年に設立された。加盟している企業や自治体は世界80カ国で2千以上。国内では東京、京都、大阪など8都府県の26企業が加盟しており、OCVBは27件目。
県内では、ホテルパームロイヤルNAHA(那覇市)、カフーリゾートフチャクコンド・ホテル(恩納村)、日本トランスオーシャン航空(那覇市)、県ホテル協会(同)に続き5件目。
OCVBは今後、職員向けに研修を進め、性的少数者への偏見をなくす取り組みを学ぶ。事務所には、性の多様性を尊重する「レインボーフラッグ」を掲げる。
県や観光業界に対しては、障がいのある人々やイスラム教徒だけでなく、性的少数者も含めすべての旅行者を温かく迎える観光地づくりを呼び掛ける。
沖縄を訪れる外国人観光客のうち最多の約3割を占める台湾では今年5月、同性婚を認めない現行の民法は「違憲」との司法判断が出された。
2年以内の法改正か関連法の制定が求められている。OCVBは、台湾の性的少数者のハネムーン需要を沖縄に取り込むなど、将来的には誘客も視野に入れる。
IGLTAが米国内と米国外の都市で交互に開催している年次総会についても、沖縄への誘致を目指したい考え。
LGBTの市場規模は全世界で100兆円超と推計され、うち日本では通販やドラッグストア業界と同じ約5兆9400億円に上るとされる。
同性愛者の旅行消費は異性愛者の1・6倍との調査結果もあり、LGBTツーリズムは国際的に注目されているという。