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2017年12月05日
絶滅寸前!? 「フロッピーディスク」が意外なところで使われていた
フロッピーディスクは今、どんな層に需要があるのか?
URLリンク(nikkan-spa.jp)
FDはちょっとしたデータ保存に便利なため、編集部でもまだまだ利用者は多い
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’90年代、データの保存や受け渡しと言えばフロッピーディスク(以下、FD)によるものが主流だった。
しかしコンピュータの小型化と性能向上に伴い、扱うデータ容量も大きくなっていき、
光ディスクドライブがPCそのものに標準搭載された’00年以降、徐々に廃れていった。
そして’09年春には日立マクセルと三菱化学メディアがFD製造から撤退。
最後まで粘っていたSONYも’11年3月に製造中止に踏み切った。
とはいえ、Amazonで「フロッピーディスク」と検索すれば、まだまだ多数の商品があるのは現実。
中でもSONY製のFDがよく売れているため、もしや製造再開したのではと同社に問い合わせてみると「それはありません。
現在出回っている商品は、量販店の在庫です」(広報)とのこと。
一方、この状況にもかかわらず’14年にFDドライブを新発売したのがパソコンやスマホの周辺機器メーカー「オウルテック」である。
その理由を聞いてみると……。
主に官公庁や法人で利用。機密文書の保存用にも
「お客さまからの問い合わせが複数寄せられたからです。こうした特定需要のある商品をなくしてはならないのではないか、
ということで製造しました」(同社広報)
FDドライブは現在、どんな消費者が購入しているのだろうか。
「法人のお客さまや官公庁、フロッピーに保存した思い出などをハードディスクなど別媒体に移したいと考えている方々のようです。
現在のPCにはFDドライブが付属されていませんからね。過去の古いデータのほとんどは、
特に官公庁や法人ではFDに保存されていることが多く、どうしても必要なのだと思います」
FD ちなみに公的文書や極秘文書を扱う場合、日本でもアメリカでもFDに保存して郵送するシステムが一部で使われている。
メール添付などでデータが流出する可能性があるからだという。
廃れたとはいえ、ニッチな活路があるようだ。
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