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キャリコネニュース2017年12月1日 16時55分
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アデコは11月30日、日本企業に常勤する外国人の意識調査の結果を発表した。調査は今年10月に実施し、日本の企業に常勤しているホワイトカラーの外国人300人から回答を得た。
同僚の日本人の働き方についての印象を聞くと、最も多かったのは「仕事の精度が高い」(そう思う・まあそう思うの合計が80.3%)だった。
次いで「人材の指導や育成に長けている」(計61.3%)、「仕事に対するモチベーションが高い」(計57%)と続く。一方、「仕事のやり方が効率的」(計47%)、「時間の管理が上手い」(計43.3%)、「無駄な会議が少ない」(計28.3%)は半数を切る結果となった。
男女不平等で、察することを要求されることも不満
日本の職場環境で不満に思っていることを聞くと、1位は「男女が平等に扱われていない」(43.3%)。2位「『阿吽の呼吸』といった直接的でないコミュニケーションが煩わしい」(40.0%)、3位「遠回しな言い方がわかりにくい」「外国人に対する差別がある」(同39.0%)だった。
5位以降は「上司とのコミュニケーションがとりにくい」(34.0%)、「飲み会や親睦会など業務外のイベントが煩わしい」(28.3%)、「セクハラやパワハラが多い」(25.0%)などと続く。多様性への不寛容と、察することを要求するコミュニケーションの仕方に不満を持っているようだ。
日本の企業での勤務におけるネガティブな経験を聞くと、「日本の職場で戸惑った『日本独自の習慣』がある」(70.3%)が最多となった。他にも「外国人がゆえに、機会を与えられなかったと感じることがある」(69.3%)、「日本語能力が理由で、業務に支障をきたしたり、機会を逃したりしたことがある」(56.0%)が多かった。
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