17/11/22 10:19:35.08 CAP_USER9.net
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藤会系組長が、大手パチンコ店運営会社側から5千万円を受け取ったと聞いた」と証言した。
元組関係者は、当時身を寄せていた工藤会系組長と、組を支援する団体との連絡役だったという。この日は、別室からモニターを通じて証人尋問に応じた。
証言によると、工藤会の影響下にあった地域にパチンコ店が新規出店する際には、1台当たり10万円の「あいさつ料」を受け取っていたという。
2005年には団体幹部が、福岡県豊前市に出店を計画していたパチンコ店の運営会社に「あいさつ料」を要求。幹部が運営会社の代理人とされる人物に会い、「あいさつ料を用意しなければ話は進まんよ」などと求めた。
後日、代理人から断られると、幹部は「とても応じられない。何とか頑張ってくれ」とさらに迫った。その後、代理人から「お金を出す」と連絡があったといい、「幹部が現金5千万円が入った紙袋を受け取り、組長に渡したと聞いた」と述べた。
弁護側はこれらの証言が「伝聞に基づく」として異議を申し出て、証人尋問はたびたび中断した。
この日は、工藤会捜査を担当する福岡県警警部も出廷。05年にこのパチンコ店運営会社から「不当な利益供与の要求を受けた」との相談があったと証言した。
尋問で示された運営会社の資料には、組長らが「地元業者を入れて、工事代1千万円を上乗せしてほしい」「小倉トップ(野村被告)の要請だ」などと言われた、との内容が記されていたという。
ただ、別の報告書には「小倉トップの関与はないのではないか」と記載されていたことから、弁護側は「野村被告の名を使って、金をゆすろうとしたのではないか」と指摘した。
北九州地区の元会社経営者も別室のモニターで証言した。建設会社から工藤会側への現金の受け渡しなどに関連し、過去に検察の調べに供述したが、この日は「何か不都合なことがあったらいけないので、ここで言うつもりはない」と述べ公判での説明を拒んだ。