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テレ朝news2017年11月20日 17時22分
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家計の味方に次々と異変が起きている。あの「もやし」にまで値上げの兆候が。そのワケは。
ちょっと手抜きをしたい時、常備しておきたいサンマ缶。マルハニチロは主力の「さんま蒲焼」など8種類について、来年1月の出荷分から50円から80円の値上げ。極洋も家庭用のサンマ缶6種類について40円から60円値上げする。極洋によると、これは数十年、例がない値上げだというのだ。値上げの理由はサンマの記録的な不漁。スーパーの担当者もビックリ。20日はサンマの入荷がなかった。業界団体によると、サンマの水揚げ量は先月末までの時点で約4万6000トン。40年ぶりの不漁といわれた去年を大幅に下回る大不漁となる恐れがあるのだ。
財布の味方といえばこれも。安さが売りのもやしはなかなか店頭価格が上がらない。しかし、原料価格は上がり続けている。もやしの原料「緑豆」は中国で生産されるが、中国の農家は高い収入が得られる他の作物にシフトしているという。こうした生産者の窮状を受け、一部の大手スーパーは値上げをしたものの、まだまだ予断を許さない状況が続いている。