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北方領土でイチゴ温室栽培へ…日露共同経済活動
11/19(日) 9:15配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
政府は、北方領土で行うロシアとの「共同経済活動」の一つとして、イチゴの温室栽培に取り組む方向で調整に入った。
北方領土の冷涼な気候を生かすとともに、日本農家のノウハウで地場産業の育成にもつなげられると判断した。
北海道では涼しい夏の気候を生かし、7~11月頃にかけて収穫するイチゴの温室栽培が盛んだ。本州などのイチゴは主に冬に出荷されるため、差別化が可能だという。北方領土での栽培に成功し、出荷できるようになれば、輸送コストがかかっても収益性が見込まれる。
今年9月の安倍首相とプーチン露大統領との首脳会談では、できるだけ早く取り組む事業の5項目として「温室野菜栽培」が選ばれた。日露両政府はその後、2度にわたる官民合同の現地視察を重ねるなどして、具体的な作物の絞り込み作業を進め、イチゴに白羽の矢が立った。