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【ダナン=田北真樹子】アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、ベトナム中部ダナンを訪問中の安倍晋三首相は11日夕(日本時間同日夜)、中国の習近平国家主席と会談し、両国関係をさらに改善させることで一致した。首相は核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に最大限の圧力をかけるため、影響力を持つ中国が大きな役割を果たすよう求めた。
習氏は会談で、日中関係について「改善のプロセスはまだまだやるべきことがたくさんある。時流に乗って努力し前向きな発展を推進したい」と呼びかけた。
首相も両国が来年に平和友好条約締結40周年を迎えることに触れ「関係改善を力強く進めていきたい。日中両国は地域、世界の安定と平和に大きな責任を有している」と応じた。
北朝鮮への対応については、首相が「連携をさらに深めていきたい」と表明した。中国が国連安全保障理事会の対北制裁決議を履行する姿勢を示すことを評価し「引き続きの取り組みを期待している」とも述べた。首相は9日の米中首脳会談にも触れ「(北朝鮮の)非核化に向けた努力について一致したことは有意義だ」と強調した。
首相と習氏の会談は7月のドイツ・ハンブルク以来6度目。首相はフィリピン・マニラで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に合わせ、李克強首相とも13日に会談する。日本としては日中韓首脳会議の年内開催を日本で実現し、来年の安倍首相の訪中、習氏の来日につなげたい考えだ。
配信2017.11.11 21:55
産経ニュース
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