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河野外務大臣は記者団に対し、ミャンマーで少数派のイスラム教徒ロヒンギャの武装勢力と治安部隊の戦闘で多くの人たちが避難している問題に懸念を表明し、ミャンマーや隣国のバングラデシュに対し、400万ドルを上限とする緊急支援を行うことを明らかにしました。
この中で河野外務大臣は「治安部隊に対する武装勢力による襲撃行為を強く非難し、住民殺害の疑惑や、40万人が避難民として流出していることに深刻な懸念を有している」と述べました。
そのうえで河野大臣は、日本政府としてミャンマー政府や、避難民を受け入れている隣国のバングラデシュ政府に対し400万ドルを上限とする緊急支援を近日中に実施するほか、21日から堀井巌外務政務官を現地に派遣して、ミャンマー政府との意見交換や状況の確認にあたることを明らかにしました。
そして、河野大臣は「ミャンマー政府は、国連のアナン元事務総長を中心とする委員会の勧告をきちんと履行していく考えを表明している。これを履行してもらい、支援が必要なものは、日本が積極的に取り組んでいきたい」と述べました。
9月20日 10時55分
NHK NEWS WEB
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