17/09/05 21:58:22.13 CAP_USER9.net
1956年に建設された日本初の民間分譲マンション「四谷コーポラス」(東京都新宿区、5階建て、28戸)が解体される。完成から60年以上がたち老朽化したためで、2019年夏に地下1階、6階建て(51戸)に建て替えられる。15日に解体が始まるのに先立ち、事業主体となる旭化成不動産レジデンス(東京)が5日、建物を公開した。
四谷コーポラスは現金一括払いではなく、初めて割賦販売が適用された分譲マンションとしても知られ、高額なマンションが庶民に普及するきっかけになったとされる。当時としては珍しい、住居が上下階に分かれた「メゾネット」タイプ(3LDK、約77平方メートル)の間取りが大半で、販売価格は233万円。「大卒初任給が1万円程度だった当時では時代の最先端を行く高級住宅だった」(旭化成不動産レジデンス)という。
日本初の分譲マンションは、1953年に東京都が販売した「宮益坂ビルディング」(渋谷区)で、現在建て替え工事が進行中。関東大震災(23年)の復興事業として東京や横浜で建設された鉄筋コンクリート造りの賃貸住宅「同潤会アパート」は2015年までにいずれも解体・再開発された。
建て替え工事が行われる日本初の民間分譲マンション「四谷コーポラス」
URLリンク(www.jiji.com)
配信(2017/09/05-16:38)
時事ドットコム
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