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宮崎と鹿児島の県境にある霧島連山のえびの高原の硫黄山付近で5日昼すぎ、体に揺れを感じる程度の震幅の大きな火山性地震がありました。気象庁は「噴火警戒レベル2」を継続し、おおむね1キロの範囲で引き続き小規模な噴火に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、5日午後1時29分、霧島連山のえびの高原の硫黄山付近を震源とする振幅の大きな火山性地震が起き、およそ1キロ離れたえびの高原にある施設では、わずかに体に揺れを感じたということです。
この地震に伴って、硫黄山の南西側に設置された傾斜計で、山の方向が隆起する地盤変動が観測されたほか、火山性地震が一時的に増加し、午後1時から2時までに合わせて50回観測されました。
一方、地下の火山ガスや熱水の動きを示すと考えられる火山性微動は観測されておらず、監視カメラによる観測では地震発生の前後で噴気の状況に特段の変化は見られないということです。
気象庁は、火口周辺規制を示す「噴火警戒レベル2」を継続し、硫黄山からおおむね1キロの範囲で引き続き小規模な噴火に警戒するよう呼びかけています。
配信9月5日 16時05分
NHK NEWS WEB
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