17/09/01 15:19:43.64 CAP_USER9.net
米トランプ政権、不法移民送還免除を撤回か ６０万人に影響も ＦＯＸ報道
2017.9.1 08:52
URLﾘﾝｸ(www.sankei.com)
【ワシントン＝小雲規生】米ＦＯＸニュースは８月３１日、オバマ前政権が打ち出した１５歳以下で入国した不法移民の強制送還を免除する政策「ＤＡＣＡ」について、トランプ大統領が近く撤回を発表すると報じた。約６０万人の不法移民に影響が及ぶ可能性がある。
ＦＯＸは早ければ９月１日に撤回が決まるとしている。サンダース大統領報道官は３１日の定例記者会見で検討を認める一方、「最終決定はまだだ」と述べた。
ＤＡＣＡは２０１２年に大統領令で決定。親に連れられて不法入国した子供の強制送還を免除し、合法的な滞在や就労を認める。免除期間は２年間で、更新が可能。ＦＯＸによると、トランプ氏はＤＡＣＡの終了を宣言する一方、現在の対象者には免除期間終了までの滞在を認めるという。
トランプ氏は１６年の大統領選中、不法移民問題への厳しい対応を訴え、オバマ前政権時代の政策を全面的に見直すと宣言。しかし就任後の２月にはＤＡＣＡについて「広い心で取り組む」と述べるなど、撤回には「いつになく慎重な態度」（政治専門サイト・ポリティコ）をとってきた。国土安全保障省もＤＡＣＡを存続させる方針を明確にしていた。
一方、共和党内の強硬派はＤＡＣＡ撤回への圧力を強化。テキサスなど９州の共和党選出の司法長官らは６月、トランプ氏に対し、９月５日までにＤＡＣＡ撤回を決めなければ、ＤＡＣＡ停止を求める裁判を起こすとの書簡を送付した。訴訟が保守派判事が多数を占める最高裁まで達すれば、ＤＡＣＡに不利な判決が出るとの声もある。