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昨年急きょ中止の印西市、花火再開催案 来年度、人口10万人記念で 市長「市民に応えたい」
9/1(金) 10:05配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
昨年8月、15年ぶりに開催予定だった花火大会を開始時間後に急きょ中止した上、数日間、理由説明を避けるなどの対応が批判を招いた印西市で、再び花火大会を開催する案が浮上している。板倉正直市長が千葉日報社の取材に、来年度に確実視される人口10万人突破の記念事業として、開催したい考えを示した。「花火大会をやってほしいという市民の声がある。それに応えたい」という。
市人口は7月末現在で9万8416人。北総線沿線の千葉ニュータウンで住宅建設が進み、来年度中に10万人を達成する見通しにある。その記念として、板倉市長は華々しく花火を打ち上げたい考えを明かした。
「決定したわけではないが」と前置きしつつ、「私自身、やりたい思いがある」と打ち明ける。「花火はみんなが元気づく。(近隣市の)佐倉や成田もやってるし、私も佐倉の花火に今年招待を受けたが、みんな喜んで、素晴らしい」。花火開催への思いは、この夏の地域の行事などでも市民に伝えている。
記念事業では、千葉ニュータウン事業を進めてきた都市再生機構(UR)にも協力を仰ぎたい考えを示す。同事業は2014年3月に収束しており、未処分地の処分を来年度まで進める計画。「千葉ニュータウンはURの締めくくりの大事業。あれだけの仕事をしたわけだから、(花火大会への協力を)URにも考えてもらいたい」と言う。
だが、昨年8月の市制20周年記念花火大会では、市の対応に批判が殺到した。開始時間を過ぎても花火は上がらず、40分もたって突然中止のアナウンス。その後、市は中止理由について「調査中」と答える不可解な対応を続け、「花火業者の作業遅延」などの本来の理由を発表したのは、中止から4日後だった。
中止の責任問題についても、花火業者と市で意見が対立。業者は「台風の影響で打ち上げ現場にぬかるみがあり、市による整備が不十分だったため、花火が打ち上げられなかった」と主張。しかし市は、「市の対応は適切だった」とし、2月に委託費全額を支払わないことを業者に通知。4月に支払いを求める書面が業者側から届いたが、市は応じておらず、以降、両者の協議は進んでいない。
「責任問題がまだ決着していない段階で、また花火大会をやろうというのはどうなのか」(市議)と疑問視する声も出ている。板倉市長は「失敗した花火大会は別として考えたい。それは別として、みんなに喜んでもらいたい」と話した。