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ハリケーンと大雨の影響で、全米でも有数の石油関連施設が集積しているテキサス州の沿岸では操業を停止する動きが出て、アメリカ政府によりますと、28日の時点で生産量は通常の80%程度に落ち込んでいるということです。
28日のニューヨーク原油市場での原油の先物価格は、ハリケーンによる製油施設の操業停止の動きで原油の在庫が増えるという見方などから値下がりしています。
28日のニューヨーク株式市場は、ハリケーンによる被害を見極めたいとして積極的な取り引きが控えられ、ダウ平均株価は小幅な値動きになりました。
ダウ平均株価は先週末より5ドル27セント安い2万1808ドル40セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「ハリケーンの被害の全体状況がまだはっきりせず、今後、企業の生産活動への影響がどの程度広がるかに注目が集まっている」と話しています。
8月29日 7時45分