17/08/29 07:21:06.02 CAP_USER9.net
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発射を最初にキャッチするのはアメリカの早期警戒衛星です。この衛星には高感度の赤外線センサーが搭載され、発射の際に放出される1000度を超える熱をとらえることができます。
この衛星の情報をもとにおおまかな発射場所や発射の方向などが割り出され、追尾が開始されます。
追尾を行うのは日本近海に展開する海上自衛隊のイージス艦です。
高性能レーダーで上空500キロ以上の大気圏外を飛行するミサイルをとらえる能力があり、万が一、日本国内に落下する場合「SM3」という迎撃ミサイルで撃ち落とすことができます。
航空自衛隊の高性能レーダー「FPS5」を備えた国内各地のレーダーサイトも追尾を行います。
このレーダーは青森県むつ市、新潟県佐渡島、鹿児島県下甑島、沖縄県糸満市の4か所に設置され、1000キロ以上離れた場所で発射されたミサイルを、上昇を始めた早い段階からとらえる能力があります。
自衛隊はイージス艦と各地のレーダーサイトで、発射後、日本に向かうことがないか監視することになっています。
一方、イージス艦が撃ち落とせなかった場合は航空自衛隊の地上配備型の迎撃ミサイル、PAC3が地上近くで迎撃します。
自衛隊は今回、東京の防衛省などにPAC3の部隊を展開させ、万が一、日本国内に落下するおそれがあれば撃ち落とす態勢を整えています。
ただ落下のおそれがなく日本の上空を通過する場合は、迎撃ミサイルを発射することはないということです。
アメリカ軍や自衛隊の情報は東京のアメリカ軍横田基地にある航空自衛隊航空総隊司令部に集約され、飛行コースや落下地点の解析が直ちに行われます。
8月29日 7時06分