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8月26日 12時38分
過激派組織IS=イスラミックステートの支配から解放されたイラク第2の都市、モスルの近郊の村で、およそ500人の遺体が見つかり、ISによる虐殺の実態を裏付けるものと見られています。
過激派組織ISがイラクで最大の拠点としていた北部の都市モスルは、イラク軍による9か月にわたる奪還作戦の末、先月、解放されました。
イラク軍は25日、声明を出し、モスル近郊の村の2か所に合わせておよそ500人の遺体が埋められているのが見つかったと発表しました。
遺体は3年前の6月、ISが付近一帯を支配下に置いた際に、刑務所に収容されていた受刑者のものと見られるということです。
人権団体が生存者に行った聞き取り調査によりますと、ISは受刑者の中から同じイスラム教スンニ派の人たちを除いたシーア派や少数派のヤジディ教徒の人たちなどを屋外に並ばせ、銃殺したということで、今回見つかった遺体は虐殺の実態を裏付けるものと見られています。
イラク各地ではこれまでもISに殺害された多くの人たちの遺体が見つかっていますが、周辺に地雷が仕掛けられていることも多いことから調査は容易ではなく、ISによる非人道的な行為の全容が解明されるまでにはなお時間がかかりそうです。
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