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自衛隊に広がる「異国の血脈」―中国人の「親・妻」を持つ隊員が増加(選択出版)
8/17(木) 9:30配信 選択出版
中国人を筆頭に外国人の親を持つ日本国籍の自衛隊員、異国の血脈を受け継ぐ配偶者や内縁の妻と
暮らす自衛隊員の急増している―。俄かには信じがたいが事態はすでに深刻化しており、
自衛隊はスパイ行為の可能性に危機感を強め、親や配偶者の国籍を報告させているが、あくまでも
自主申告。二〇一三年に報じられたデータによれば、二十万人を超える自衛隊員のうち、総計で
八百人の隊員の配偶者が外国人で、このうち七割弱を中国人が占めた。しかしある防衛省OBは
「(この数字は)実態を反映していない」と語る。
二〇〇七年一月、神奈川県横須賀市の海上自衛隊第一護衛隊群に所属する二等海曹がイージス艦
情報を含む「特別防衛秘密」を持ち出し、自宅のフロッピーディスクと大容量のハードディスクに
保存。その妻が中国人で不法滞在者だったことが発覚の端緒となり、神奈川県警と海自警務隊が
捜索を行うという事件があった。
この事件後、防衛省・自衛隊はすべての隊員に定期的な身上調査で、これまで名前だけだった
配偶者の国籍も明記するよう変更した。そして特に中国人と結婚した隊員は「暗黙の了解」で
防衛機密と全く関係のない任務にしか就けないようになった。ただこれも自主申告であり「隊員が
情報関係の任務を希望する場合、虚偽の報告をする可能性は捨て切れていない」(自衛隊OB)。
また、内縁の妻が外国人のケースは調査から漏れる。
防衛省・自衛隊にとって盲点になっているのは、インテリジェンスを担う情報本部の専門職員の
採用と、幹部隊員を養成する防衛大学校の入学生。ここに親が中国籍の人間が潜入しているといい、
日本の防衛機密は危機に瀕している。
選択出版(株)
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