17/07/25 01:10:16.44 CAP_USER9.net
覚醒剤が県内にまん延している可能性があります。台湾から覚醒剤を密輸し、所持していたとして、密売グループの男5人が逮捕されていたことが分かりました。
さらに男たちは密売目的で、末端価格にして3500万円相当もの覚醒剤を密輸していた可能性があり、捜査機関が全容解明を急いでいます。
覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、元暴力団組員で那覇市の無職玉城博己容疑者(38)と、那覇市の無職前田勲容疑者(43)ら5人です。
警察などによりますと5人は2017年2月、那覇市内の前田容疑者宅で覚醒剤およそ70グラムを所持していた疑いが、さらに前田容疑者ら2人は6月、覚醒剤およそ4.7グラムを体内に隠し密輸した疑いがもたれています。
警察は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。
5人は玉城容疑者を中心に組織的に犯行を行っていて、捜査機関では、これまでにおよそ500グラム、末端価格にして3500万円相当の覚醒剤が県内で密売された疑いがあるとみてて、事件の全容解明を急いでいます。
謝花「ここからは上間記者です。組織的な犯行のようですね」
上間記者「今回の事件ですが、県警や、九州厚生局の沖縄麻取、地区税関などの捜査機関がおよそ半年前から内偵捜査を進めてきました。
5人は元暴力団員の玉城容疑者を中心に、前田容疑者が運搬役、佐久川容疑者が密売役などと担当を分け、組織的に犯行を行っていたということです」
URLリンク(www.qab.co.jp)
上間記者「捜査機関ではこれまでに台湾ルートで複数回密輸を行い、およそ500グラムが密売された可能性があるとみて全容究明を急いでいます」
伊波「県内では、最近覚醒剤の密輸事件が相次いでいますよね?」
URLリンク(www.qab.co.jp)
上間記者「そうですね、去年起きた覚醒剤600キロの密輸事件が象徴するように沖縄を中継地とした台湾ルートの密輸事件が相次いでいます。
しかし今回のポイントは、これまで沖縄を経由して県外に流れていた覚醒剤が、沖縄県内に広まっている可能性があることが発覚したということです」
謝花「どうして県内に広まっているとみているのですか?」
上間記者「男らの供述など、これまでの捜査の過程で、このグループが県内での密売をしていた可能性があるということなんです。
全国的にも、末端価格が低くなるなどの動きが出始めていて、各機関は危機感を募らせています。
捜査関係者は今回の密売グループの逮捕について「氷山の一角に過ぎない」と訴えています。一方で外国人観光客の増加など、水際での仕事量はますます増えているのが現状です。
今回の事件が氷山の一角であるのならば、具体的な対策を早急に進めていく必要がありそうです」
配信2017年7月24日 18時31分
沖縄朝日放送
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