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都市部を中心に人手不足が強まるなか、コンビニ大手が外国人スタッフの採用を増やしている。語学学校で留学生を対象にした面接会を開いたり、外国人向けの研修を充実させたりするなどして人材確保を急ぐ。
東京・池袋のファミリーマート本社。今月5日、沢田貴司社長は、中国やネパールなどから来日したスタッフ5人を社長室に招いた。外国人スタッフを増やすのに何をしたらよいのかを意見交換するためだ。
スタッフからは、「コンビニの仕事は難しいと思われている。就業体験の場があればいい」(ネパールの男性)との声や、「チケットなどを扱う端末の操作がわかりにくく、困ったことがある」(中国の女性)としてマニュアルの充実を求める意見などが出た。
沢田氏が「外国人スタッフが働く姿を動画でフェイスブックで流したらどうだろう」と提案すると、「それは良い考え。印象が変わる」と賛成の声が上がった。
ファミマは、全国約1万8千店で働く20万人のうち、5%の約1万人が外国人スタッフだ。加盟店の8割は働き手の確保に苦労しており、5月末には都内の専門学校で加盟店を招いて採用面接会を開いた。
沢田氏は「外国人スタッフとまだまだコミュニケーション不足。改善し、働く環境を整えたい」と話す。
人材を求めて海外に進出したの…(残り:430文字/全文:954文字)
ファミリーマートは5月末に留学生対象の採用面接会を開いた
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配信 2017年7月12日11時11分
朝日新聞デジタル
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