17/06/25 15:04:14.34 CAP_USER9.net
野党４党が臨時国会の開催を請求しました。
憲法の規定に基づくものである以上、内閣は臨時国会を召集しなければなりません。これは義務として規定されたものですから拒否すること自体が憲法の規定に違反することになります。
憲法上は、期限が明記されていませんが、だからといっていつでもいいということにはなりません。遅滞なく召集する義務があります。
臨時国会の召集を要求する権利を少数派に認めたのは、議会制民主主義を機能させるための最低限の担保です。これを拒否することは議会制民主主義の否定だといことをよくよく理解しなければなりません。
ところが安倍総理が逃げています。
「＜野党４党＞安倍首相、面会断る「都議選の最中」」（毎日新聞2017年6月23日）「民進党の山井和則国対委員長は２３日、野党４党が求めていた安倍晋三首相との面会を断られたことを明らかにした。菅義偉官房長官から「東京都議選の最中だ」と説明されたという。」
都議選の最中だということが面会を拒否する理由になるはずもなく、安倍氏は逃げまくっているという様相です。
このような逃げているのが一国の総理大臣ということを私たちはどう考えますか。
それにしても安倍氏は、そもそも自民党の都議候補の応援演説に立てるのだろうかと疑問も沸きます。安倍氏が来れば票が逃げますよね。
同時期に行われた前川前事務次官の記者発表では、萩生田氏の疑惑などかずかずの指摘がありました。
しかし、これに対する萩生田氏のコメントは素っ気ないものです。
「前川氏発言は「推測」＝萩生田官房副長官」（時事通信2017年6月23日）
「萩生田光一官房副長官は23日夜、文部科学省で見つかった自身の発言概要とされる文書の内容について、前川喜平前事務次官が同日の記者会見で「ほぼ事実」などと述べたことに対し、「推測に基づくものが多く、コメントに値しない」と反発した。」
要するに萩生田氏はコメントができないということです。偉そうに「コメントに値しない」などというのであれば、国会で説明してください。野党4党が求める臨時国会について、首相の側近として、「私は国会で説明したいので、臨時国会を召集してください」と言えますか。言えるわけがないですよね。
安倍氏といい、この萩生田氏といい、国会では答えられないのは、自身が真っ黒の中の真っ黒だからです。
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