17/06/15 12:03:45.89 CAP_USER9.net
秋田県仙北市の山中で5月末、女性が血を流して死亡しているのが発見された。遺体の状況からクマに襲われたとみられるが、クマよけ用の鈴を付けていたにもかかわらず被害に遭った。昨年は関東や関西地方の住宅地にもクマが出没しているが、惨劇を回避するにはどうすればいいのか。
国道から30メートルほど入った山林で見つかった秋田県の女性(61)の遺体には頭部や腕、肩など上半身を中心に引っかかれたような傷が複数残されていた。女性はクマよけ用の鈴を2個付けており、鳴らしながら山に入っていたという。
仙北市と地元住民で作る協議会は例年、市内の山林で1000円の入山料を徴収しタケノコ採りを許可していた。市の担当者は「今年も1日から山林を解放する予定だったが、逆に山に入らないよう呼びかけることになった」と話す。
本州と四国の一部に生息するツキノワグマは、オスで最大1・5メートル、体重は60~100キロ程度。走るスピードは時速50キロに達し、鋭いツメで垂直の壁もよじ登る。
出没地域は東北だけにとどまらない。5月には強盗致傷容疑の男らが栃木県内の山中に逃げ込んだところクマに遭遇、追跡中の警察と挟み撃ちになり逮捕された。昨年5月には、神奈川県相模原市の国道沿いのラーメン店のドアにクマが体当たりする騒動も。兵庫県でも昨年、集落にクマが近づくケース