17/06/09 14:26:30.35 CAP_USER9.net
かつて犬は、日本で最も人気のあるペットでした。いまは、空前の『猫ブーム』。
自治体に登録が必要な犬と違い、猫が実際に飼育されている頭数は明らかになっていません。
猫用品の売れ行きなどから、すでに「飼育されている頭数は犬を超えているのではないか」と推測されています。
ですが、『猫を飼うべきではない理由』はたくさんあります。そのわけを、「基本的な理由」と「感情的な理由」に分けてご紹介します。
1.猫を飼うべきではない基本的な理由
■想像以上に手がかかる
散歩が必要な犬に比べて世話がラクで、飼いやすいとされている猫。
とはいえ、毎日の餌やり、飲み水の交換、トイレの掃除…想像以上に世話に時間がかかるでしょう。
猫じゃらしなどのおもちゃで遊んであげたり、スキンシップを取ったりすることも必要です。
時間的な余裕がない人は、猫を飼うべきではありません。
■大事なものを壊される
基本的に、現在では猫は室内で飼うことが推奨されています。
外への出入りを自由にさせている飼い主もいますが、近隣住民に迷惑がかかることがあり、何より猫にケガや事故の危険があります。
ペットの飼育が認められている住宅で、室内から出さずに飼うべきです。
猫は家の中で、自由奔放に動き回ります。棚に置いてあるものは、もれなく落とされます。大事な持ち物をかじられることもあるでしょう。
クローゼットの中に隠そうにも、猫は開け閉めの隙を見て忍び込み、中を荒らします。
「猫のしたことだから」と許してあげられない人は、猫を飼うべきではありません。
■金銭的に負担がかかる
飼育にかかる金額は、犬に比べると猫のほうが安価です。
トイレの砂やキャットフードなどの選択を安価なものにすれば、月に1匹5千円程度でも飼うことができます。
反面、高級なフードを食べて育った猫は、安価なものに比べて病気になりにくいともされています。
おもちゃや猫が休める場所などにお金をかけてあげると、ストレスが溜まりづらくなり、病気のリスクを減らせるでしょう。
万が一病気をして動物病院にかかると、人間のように健康保険のない猫は膨大な治療費が必要になります。
猫の幸せと健康のために、お金を惜しまず使うことができない人は、猫を飼うべきではありません。
2.猫を飼うべきではない、感情的な理由
■外出しづらくなる
一般的に想像されている以上に、猫は寂しがりや。飼い主が外出しようとすると、引き留めようとしたり、寂しそうに鳴いたりします。
外出中、「寂しい思いをさせている」という罪悪感で苦しくなることも。
飼い主が帰宅した際には「寂しかったよー」と体をすりつけてお出迎えをしてくれます。その姿を見たら、ますます家を空けづらくなるでしょう。
そして猫は安眠を誘う存在。外出を阻むばかりか、人を寝床へといざないます。
「猫と一緒にベッドにいたら、夕方まで寝てしまった!」と休日のたびに後悔するかもしれません。
猫を置いて外出する、強い気持ちがない人は猫を飼うべきではありません。
■猫に監視され、上から見下ろされる
犬が人間を『主人』や『友達』と慕ってくれるのに対し、猫は『自分が一番』。
自己中心的な考え方をしているといわれています。飼い主のことを『餌をくれる大きな猫』や『しもべ』などと思っているという説も。
家にいる間じゅう、猫は飼い主がどんな行動をしているのか常に監視しています。
飼い主に夢中なのか…と思いきや、気分が乗らないと、つれない態度をとられてしまいます。
「なんだ、かまってくれないのか…」とガッカリさせられます。しかし、ふと気づくと…キャットタワーや高い家具の上から飼い主を見下ろしている猫の姿が。
「ははぁ~! 私はあなたのしもべでございます」…そんな気持ちになれない人は、猫を飼うべきではありません。
■感情が猫でいっぱいになる
猫と暮らしていると、日に何度も「可愛いな」と感じさせられます。
もしも、人生のうちに「可愛い」と感じられる回数に限りがあるとしたら、そのほとんどを猫に充てることになってしまいます。
日々のストレスも、悲しみも、猫の可愛らしさに上書きされていくのです。
自分の感情を猫の可愛さに支配されたくない人は、猫を飼うべきではありません。
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