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【ニューデリー金子淳】
ロイター通信などによると、
チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(81)は自身の後継者選びについて、
年内にも高僧らによる会議を開いて協議を始める意向を示した。
訪問先のインド北東部アルナチャルプラデシュ州で8日に記者会見し、明らかにした。
ダライ・ラマ制度の存続については「チベット人が決めることだ」と語り、
こだわらない姿勢を改めて示した。
ダライ・ラマは先代の死後、
「生まれ変わり」とされる子供を選ぶ
「輪廻(りんね)転生制度」に基づいて決めるのが伝統だった。
ただ、14世はこれまでも、制度の廃止や、
存命中に後継者を選ぶ可能性に言及し、
独自に後継者を擁立する姿勢を見せている中国をけん制してきた。
14世は「人々がダライ・ラマ制度を不適切と感じれば、終わるのが自然」と指摘。
自身が80代後半~90歳になるころ、制度の存続を含め最終決定されるとの見通しを示した。
14世はチベット北東部(現中国青海省)の農家に生まれたが、
幼少時に先代の後継者に選ばれ即位。1959年にインドへ亡命し、
中国チベット自治区の自治拡大を訴えてきたが、
2011年に政治活動をやめ、宗教活動に専念している。
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