08/01/10 21:17:00 fU6bYP7y0
アリスが「貴族」であることを誇りにして、その理想に近づこうとしている流れの中で
「大祖父」への尊敬と、その人となりを端的に表すエピソードとしてローデリア先王との関わりが示されている
こういったアリスの背景描写を鑑みると、帝国の指導者たる現皇帝が軽んじられるとは考えにくい
人道を顧みないほどの極端な合理主義者にはこう見えることもありますよ、ってのがカルッセル編で、
伝統やら誇りやら位やらの帝政・貴族的なイデオロギーを否定し愚かだと断じている訳では決してないはず
そもそも国を治めるということがどれだけ途方もない事か、俺らには想像も出来ないことな訳で、
帝国に旧態依然たる社会体制やら人道の誇示やらが根強く残る一方で
90xみたいなのを開発していても、それら全てを包括し責を負う皇帝が
ただちに無能だとか非道だとか二面性があるとかの評価が下されるものじゃないだろう