08/06/20 10:16:56
効率のいい(エネルギー変換率の高い)反応を小さい規模で持続させることが必要。
しかし現在の水爆では反応が大きすぎ船体が壊れてしまう。
制御された連続的な核融合反応の技術はない。
そこで、小さい水爆を1個ずつ続けて爆発させる、というアイデアがあります。
問題はどうやって核融合反応させるための高エネルギー状態を作り出すか。
その方法としてレーザーやビームを周囲から照射する方式が提案されています
(とあるアニメで、レーザー水爆というクリーンな水爆!が登場しますね)。
これを宇宙船の推進システムに適用したものが核融合パルス推進システムです。
毎秒250個の小型水爆(核融合ペレット)を順次反応室に送り出し、
順次ビームを収束させて核融合爆発させます。
爆発により生じる粒子は電荷を帯びておりコイルによる磁場で受け止めることが可能です。
お椀状の反応室で爆発させることで、爆発を効率よく受けて本体を推進させます。