08/06/05 03:45:27
>>251
>それを指揮した人は侵略者ですから
ディアナの行為が侵略なのは否定はしないが、
「侵略にならない平和的入植が可能である」 という錯誤の下の行動であることは認識すべき。
「客観的に見て侵略にしかなりえない行動をとった」 ことは、「侵略の意思があった」 ことの証明にはならない。
>>192は、「帰還作戦は侵略でしかありえない」 から、
「ディアナの目的も侵略であった」 という理屈で、到底同意できるものではない。
>平和を求めるなら最初から軍を出さなければ良かった。
まさにそういうこと。
>テロのものとになる地球人は片っ端から排除すればいい。
こういうのは見当違いのアドバイス。
>まあ、他所から軍隊きたら相手がどう出るかぐらい予想出来るよな、政治家なら。
小競り合い程度で鎖国を解いてくれると思いました。
と、いうのは冗談で、間抜けであっても悪意はなかったよね、というのがこっちの主張なので、
「ディアナは間抜け」 と言われたところで、正直、「で?」 としか返しようがない。
>成功しないように足引っ張るのはまあ当然。
いや、せめて被害の拡大を防ぐのが正しい政治家の対応でしょう。
それが、「尻拭い」 というものです。
>その尻拭いをすべく行動しただけだろ
ここが決定的に違う。
月さえ平穏なら、地球人とディアナ・カウンターが全滅しても良いとすら思っていたのがアグリッパ。
むしろ、自らが罪を負うことなく潜在的危険分子を地球に棄てることが出来る帰還作戦を、
全力をもって利用している。
仮にアグリッパの思想が正しいとしたところで、
その思想を万民に広げるよう努力するのがアグリッパのような立場の者の義務であるのだから、
帰還を望む市民(=アグリッパと思想を異にする市民)を地球で野垂れ死にさせようなどという
棄民政策のようなアグリッパのやり方は、ディアナと同等以上に罪であるし、
そこに悪意があるという意味で、ディアナ以上に政治家としての資質が疑われる。
曲がりなりにも権力を持つディアナはともかく、市民まで生殺しにして何が政治家か。
帰還作戦の泥沼化は、帰還民が月へ干渉することを困難にするものであり、
アグリッパにとっては非常に望ましい状態。
にも関わらず、月へ干渉する地球人が出てきたのが誤算だったわけで。