08/02/23 13:01:51 V82MSzTS0
個性的な声質は使いにくいんだよ、例えばTARACOとかさ
ちびまる子ちゃんみたいな適役があれば、持ち前の個性的な声質と合わせて評価は高まるけど、
そのような声質が求められる作品は少ないわけでさ(=需要が低い)
個性的な声質を起用するとキャラクターを印象づけるのに一役買う一方で、
失敗すると作品全体の印象を壊しかねないため、音響サイドも起用については躊躇してしまう
アニメや洋画のキャストに求められる声は、
ふつうの声で平凡なキャラクターをした人物が圧倒的多数なわけで
ほとんどの監督や音響監督はクセのない・あまり特徴的ではない・ふつうの声質を好む
ふつうの声質に演技指導やら音響効果をかけた方が、作品作りはラクなんだ
声優サイドからすれば、演技力を磨いたりアドリブやらテクニックでスパイスを利かせてる
特技関西弁ってのは強力な武器ではあるが、それは様々なキャストの中のごく一部だわな
ネイティブな人で寡占化されるのは、標準語圏や他の地方の出身者にはしゃべれないからだけど、
ノンネイティブを使った場合、現場で別途方言指導が必要になる=余計に予算が掛かる
監督や音監が方言指導できないと、関西弁を要求するキャストでは別に指導者を雇う必要が出てくる
ネイティブを使えば、方言指導不要だし、脚本の修正やこちらの要望にもすぐに応えてくれるからね
必然というわけ