08/05/17 21:36:46
この漫画は調味料（不幸・憎悪）の配分を間違えてしまった漫画なんだ。
絶妙のバランスで成り立っていた前半（巻数１ケタ）に過剰に不幸と憎悪を
盛り込んだが為、ひどい料理に…しかも作者自身が自分で描いた不幸に飲まれて
いった感じ。自分（作者）で吐いた嘘（不幸）を自ら信じて、あるある～と調子に乗り、友（ここでは読者）
はその異常さに置いてきぼりという構図…さらに嘘（不幸）ゆえに上塗りも必然で、後付けに
びっくり。迷子の帽子事件、夾のキャラ突然変異（山ごもりしてねえよ♪）など多数。
その嘘により好キャラは汚され、瞬時に虫唾キャラに書き換えられ、人間性が崩壊…
翔が透への一言、神楽の夾君事件、アヤメ…ひろ…りん…もうほぼ全滅…
作中の呪いはどうでもいい形で解けるが、読者への呪いはいまだ解けず…