07/09/27 04:33:43
とりい氏の、作家としての根底には
“少年は、外で元気に飛び跳ねて遊ぶべし”という思想があると思う。
ギャグならイタズラや下ネタも醜くならないしね。
ただ逆に言うとそれしかない、というか。
だから、当時の青年向けの時流に乗せた「トップはオレだ!」はヒットしなかったのでは。
アシスタントだった柳沢きみおは
対象読者の年齢層の、その時代ごとの“空気”を読み取り、
(少年だけでなく、40代の大人にも)
そこに“恋愛”を加味できる腕があったから、「女だらけ」から
「特命課長・只野 仁」に至るまで、長く著作を続けられるんだろうな。