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第5話「黄金のデルモ作戦」の二つの疑問点
私が「AIKa」というアニメを知ってから、7年近くが経ちました。
その第5話ですが、最初から疑問に感じていることが二点あります。
折に触れ考えてはいますが、まだ自分なりの答えが見つかっていません。
結論が出ないままで気が引けますが、逆に皆様のご意見をお伺いしたく、
長くなりますが投稿いたします。
(疑問点その1)「ビアンカの作戦手段」
今回、ビアンカは随分と手の込んだ作戦を用意しました。
(=ヴァレリを男装させ、藍華を軟派する)
二人を尾行する車中で、部下の黒デルモが質問をします。
「この様な面倒なことをするのですか」
それに対してビアンカは答えます。
「屈辱を与えるため」
屈辱。
しかし果たして、今回の作戦はどの程度の効果があるのでしょうか。
この作戦で、確かに藍華さんは「恥ずかしい」とは感じるでしょう。
というのは、
「男とヤル気満々→そのスケベ心を見透かされた挙句に→当て外れのお預けを食らう」
となりますから。
しかしそれは「恥ずかしい」程度のことで、決して「決定的な屈辱」ではありません。
「長い年月、身も心も捧げ尽くした恋愛」の末に裏切られたのならば、
精神的ショックも大きいことですが、ピエールとは知り合ってから僅か半日のこと。
所詮は行きずりの拾った恋で、捨てても惜しくはありません(歌謡曲みたい)
更に、26歳の藍華さんは男女の経験では「すっかりスレてしまって」いて、
この程度のことは屁にも感じないかもしれません。
「あら、面白い座興ね。続きはないの?」とアッケラカンと鼻先で笑ってかわすかも。
そうなっては逆にビアンカが詰まります。だって続きのネタはありませんから。
わざわざ用意した仕掛けも効果無し、です。
ビアンカは「屈辱を与える」ことを企んでいますが、その割りには用意した手段が「弱い」と思います。
「男装で騙す」程度のことが何故「大きな屈辱」に結びつくのか?
これが私の長年の疑問です。
一応、私の答えとしては。
①藍華さんには、今回とよく似たそして絶対に思い出したくない、忌むべき過去がある。
②ビアンカは、藍華さんを調査するうちにその過去の出来事に気がついた。
③今回、それを再現することで「大きな屈辱」を与えようと計画した。
これが私の一応の答えですが、かなり無理があり、「忌むべき過去」というのも、
それがどんなものなのかちょっと想像が出来ません。
以上のことは第5話の「ストーリー展開の根本となること」ですが、それがよく判りません。
皆様は如何でしょうか。