08/06/25 06:28:57
>>229
デスラー親衛隊は、おそらく(と言うより十中八九)ナチのSSがモデルです。
てことは、その仕事は「内外の敵性分子を諜報・摘発・隔離・収容・看視する(Wiki)」ことで、
劇中でもバラン基地のドメルを監視してますし、七色星団に出撃する各空母にも
配属されていました。内外の内が優先で、ヤマトと直接戦うより優先すべき仕事があったのです。
冥王星基地司令シュルツは小心者ゆえその忠誠心を全く疑われていなかったか、
あるいはマゼラン星雲から離れすぎていてお目こぼしされていたのでしょう。
ヤマトに一敗地にまみれ、敵前逃亡の可能性が現実のものになって初めて、
「親衛隊派遣」に言及されることで自分が粛清対象になっていることが発覚。
この期に及んで彼とその部下は本当に「戦って死ぬ」以外になくなりました。
しかし帝国が滅び、最終回では総統本人がヤマトとの直接対決の指揮を執るに及び、
デスラー艦に乗った生き残りの親衛隊員もヤマトと直接戦いました。
ちなみにナチのSSにも武装親衛隊があって前線に出て活躍したこともあったらしいですが、
訓練が足りずに犠牲者も多かったと言うことです。デスラー親衛隊も戦場では、
優柔不断で鞭で打たれるくらいが関の山の、意外と使えない連中だったのかも。