08/01/10 19:12:36 Jnm9VdbQ
※他「藤子アニメで、SFでなんかホラーっぽい?」作品
『藤子・F・不二雄S(すこし)F(ふしぎ)短編シアター』のタイトルで第1期3巻、第2期3巻の計6巻、
全11話のOVAシリーズとして作られた。 (1~5巻まで2話収録、第6巻のみ1話収録)
TV放映されたのは1999年にNHKBS2の「BS春休みアニメ特選」枠、
読売テレビの「アニメだいすき!」枠(1993年)、他UHF局等がある。
内容が暗く重いので、印象に残るがなぜかタイトルを思い出せない作品として、数回質問に上がる。
『ミノタウロスの皿』 (第3巻収録)
ある若い宇宙飛行士が遭難しある星に不時着。そこでは牛が高度な文明を持ち、神同様にあがめられ、
人間が食用の家畜となっていた。飛行士の世話をする少女ミノアは、
牛人のいけにえに選ばれる。それがこの世のもっとも素晴らしい幸福だと夢見て…
牛と人間の立場(食うものと食われるもの)の入れ替えが印象的。
『みどりの守り神』 (第4巻収録)
家族旅行中の少女、みどりたちを乗せた飛行機が雪山に墜落。
生存者は彼女と坂口青年だけ。山中から二人は東京を目指すが、
うっそうとおおわれたジャングルから脱出できない。
だがそれは滅亡した世界の姿であり、とっくに2人は変わり果てた東京に着いていた。
ジャングルとなった世界でのサバイバルを描く。
『カンビュセスの籤』 (第6巻収録)
紀元前5百年、カンビュセス王がエチオピアに向けて放った数万の軍勢は行軍途中で食料が尽き、
兵士達は飢えをしのぐ手段として食べられる人間を選ぶための「籤」を引き合った。
運悪く当たりを引いてしまった主人公サルクは逃亡、やがて迷い込んだ未来世界で一人の少女と出会う。
しかし彼女もまた、終末戦争後の地球で仲間達と籤を引き続けてきた人類最後の生き残りだったのだ…