07/04/11 10:25:51 0
小町のほうが印象うすいのは、ストーリーに行き当たりばったり度が強いからだね。
ヨコハマみたいな幼少時からの大河ドラマって感じじゃなく
男らしく暮らしてきたヒロインが、女として自立してゆく物語。
最初の方の、北海道暮らしなんかは、
ヒロインが写真で身を立てるっていう方向が決まる前の、試行錯誤部分だろうな。
あと、よく考えてみると、
異国の男性と結婚(レディーミツコ)
職業婦人となる(はいからさん)
アメリカへ渡って冒険(ヨコハマ物語)等々
旧作の要素がメイン設定の柱になっている。新鮮さはいまいちだ。
ヨコハマ物語、NY小町は時代設定がかぶってて、
実際、NY小町にはヨコハマの万里子が登場するコマも二箇所くらいあるのは
ご存知の方も多いだろう。
涙あり笑いありのはいからさんとちがって
誰かに病や死などの大きな不幸が襲いかかるエピはほとんどない。
NY小町は、大和先生が遊び心を色々出せた作品でもあるのだろう。