08/08/18 01:59:15
週末の夜、久々に2人で行った買い物から帰ってきて部屋でテレビを見ているシンジ君とアスカさん。ミサトさんは当直でいない。
「ねぇ、シンジぃ」
「ん?」
「今日、楽しかった?」
「ん…まぁ…。急にどうしたの?」
しばらく沈黙
「ねぇ、あたしの事、好き?」
うつむいているアスカさん
「え…えっと、その………」
あまりにも急な質問に、どう答えたらいいかわからず、言葉を濁すシンジ君
「ちゃんと答えてよ」
さっきとはうってかわって、シンジ君をまっすぐ見つめるアスカさん。でも、どこか自信なさげな目をしている。
「す、好きって、ど、どういう事?その…なんて言うか、いろいろあるじゃない……」
戸惑うシンジ君。上手く自分の気持ちを伝えられない。というか、自分がよくわからない。
「そう、いいわ。ごめんね。」
力無く答えるアスカさん。再びうつむく。
しばらくの間、沈黙が続く。アスカさんはずっとうつむいている。
「またアスカの気分を壊しちゃった…」
いたたまれなくなったシンジ君。なんとかしようと一生懸命考える。