1レスだけのエヴァ小説を書いてみて欲しいat EVA
1レスだけのエヴァ小説を書いてみて欲しい - 暇つぶし2ch99:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 10:14:29
>>98
視点は一貫してんだろ
シンジ視点でなんら問題ない訳だが?

まあ理解出来ないならそれでいいんじゃん

荒れるからコイツは以下スルーで

100:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 10:54:56 BYdpuK+Q
>>99
最後でアスカ視点になってるだろw 最後の文章10回ぐらい読み直せ低学歴www
お前何歳?大学出てるとしたらどこ?まぁ聞かなくても底辺であることは間違いなさそうだが。
お前ら可哀想だよね、将来暗いもん。老後とか貧しい暮らしするんだろうね。かわいそうに………。

101:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 11:05:18
消えろよ

102:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 11:08:05
右から左へ受け流す==(・ω・)サッ==>100

103:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 11:17:21
ああ分かった
受信ボックスと見間違えてんだなこいつ

そうじゃないなら
アスカ視点の論拠ぷりーず

104:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 11:18:48
>>100 必死すぎ

105:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 11:20:16
バカ!お前ら!
右から左へ受け流せ!==(・ω・)サッ==>100

106:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 11:39:14 BYdpuK+Q
>>103
何この低学歴…………。信じられない。


マジレスすると、最後の文章の主語を「シンジは」として読んでみろ。どうだ?次に主語を「アスカは」に置き換えてみろ。

これでわからないならマジで死んだほうがいいぞ。

107:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 11:44:28
>106が全部マジレスだったのにここにきて
「マジレスすると」とか言い始めた件ww

108:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 11:47:20
アスカは、未送信ボックスに徹夜で考えた謝罪メールを見付けたのは、二日後のことだった



>>106が朝鮮人だということは分かった

109:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 11:50:29
おまいらもスルーしれ
可哀相な子なんだから、な?

110:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 11:58:33
普通にシンジ視点…


111:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 12:01:14
チョンが日本語を完全に理解するのはそりゃ難しいわな
かわいそうなことしたな

112:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 12:08:11
せっかく個人的に久々の良スレか?と思ったのに百前に荒れるとは…
神様あなたは馬鹿ですか?orz

113:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 12:09:37
誰がアホか判明したことだし終了な!

職人さん達が離れてっちゃったら皆困るだろ?

114:もりたけバロス ◆YDILyDvd46
08/01/07 12:11:44
>>108
「アスカが」だけどな。わかっただろ?低学歴?見つけたのはシンジじゃないのに主語を省いてる。
っていうか主語を補ってもおかしいんだけどな。まぁこの話は低学歴には難しいだろう。
どうしても知りたいなら小説の書き方とかでググッて調べてみろ。視点の移動は初心者にありがちなミスだから大抵詳しく書いてある。
>>109
ID隠してないで出せよ。どこがどうかわいそうに思えるのか具体的に述べてもらいたいもんだねw
かかってこいよ?論破してやるから。

もりたけ大先生いないかなー?w

115:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 12:16:44
みなさんいいですかー
スルーですよー

116:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 12:38:52
いい加減にしないと職人来なくなる。

せっかくの良スレだったのに。

117:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 12:39:57
>>114
アスカが携帯を操作してメールを見つけてご満悦
二日後、存在を忘れてたメールを見つけたのがシンジ

じゃないの?
素直に間違いを認めた方がいいよ
コテがウザイのは同意

118:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 12:41:54
可哀相な子、ってのに異常に反応したな




いや全部異常だけどさ

119:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 12:47:00
最近買った漫画の「鈴木先生」に
出てくる竹地を彷彿させる

120:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 12:51:04
チョンに何言っても無駄

シカトしろ

121:もりたけ
08/01/07 13:27:48
うはwすげー嫌われ様w
まさか「もりたけ」がそこまで批判食らうとはな

じゃあとりあえず名無しに戻るわ
こんなんでまた荒れても嫌だしな

それではみさなんご迷惑を御掛けしましたm(_ _)m


122:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 13:29:02
コン…… コン…… コン…… コン……

ミサトのペンダントを柱に打ち付けたシンジは、ふうっと溜息をつく。
様々なことがあった。いろんなことが起こった。そして、全てが終わった。全てが、消えた。

ミサトさん……僕は、変わったのだろうか。僕は、本当にこれでよかったのだろうか。
僕は、前に進むことが出来るのだろうか。僕は……

あなたは僕を迎えてくれた。時には抱きしめ、時には叱りつけ、時には共に笑ってくれた。
そのあなたは、もういない。
あなたは全てを賭けて僕を送り出してくれた。優しい笑顔と、全てを溶かすようなキスと共に。
でも、僕は……

「う……うう……」

あの呻き声……アスカだ。アスカが、目覚める。
ダメだ。耐えられない。やはり、僕は変わってなどいない。強くなんて、なれやしない。
アスカが僕を受け入れてなどくれやしない。アスカには酷いことをしたんだ。
アスカは僕のことなど……

「気持ち悪い。なに泣いてんのよ、バカ。ほら……ん。」

え?あ……

「今度のキスは、この前よりか大人っぽいでしょ?さ、行くわよ。立ちなさい!」


123:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 13:33:57
よし流れを変えるぞ

僕は冨竹、フリーのカメラマンさ…ははははは

124:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 13:43:17
スレ伸びてるからどんな傑作が来たのかと思えば


基地外荒らしorz......

125:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 14:20:45
僕は碇シンジくんのペニスです。
シンジくんのおかげで忙しい毎日を過ごしています。
忙しくなったのはここ第3新東京市にきてからです。

シンジくんは自室のベッドの上で夜な夜な僕を握ります。
このときシンジくんの頭の中にいるのは葛城ミサトという女性です。
彼女はシンジくんの保護者のような存在で、よく気にかけてくれています。
そんな彼女をシンジくんは頭の中で犯しています。
あるときはシンジくんが彼女に犯されています。
シンジくんが僕を握る時の大半はこの人が頭に浮かんでいるようです。
生活をともにしているのだから仕方がないのかもしれません。
ただ、シンジくんは葛城ミサトとの食事中でも僕を固くさせるので、気を休める暇がありません。

シンジくんは学校のトイレでも僕を握ります。
そのときは綾波レイという女の子がシンジくんの頭の中で淫らに腰をふっています。
青色の髪に赤い瞳をもつ綾波レイは感情をまったく表に出しません。
感情がないのでしょうか?それとも、ただ感情を知らないだけなのでしょうか?
そんな彼女もシンジくんの頭の中では頬を真っ赤に染め、喘ぎに喘いでいます。
彼女の無感情なところが余計にシンジくんの妄想を過激なものへと加速させているのかもしれません。

中学生でありエヴァンゲリオンのパイロットでもあるシンジくんはネルフに通っています。
シンジくんはそこの職員用トイレで、あるいは誰も来ないようなところで僕を握ります。
ネルフにはきれいな女性職員がたくさんいますが、
中でもシンジくんが好きなのは伊吹マヤ二尉と赤木リツコ博士です。
シンジくんはこのふたりに犯されるというシチュエーションで何度も僕のことを握っています。

そして今日、シンジくんは葛城ミサトからある人物の存在を聞いて僕を固くさせました。
その人物はシンジくんと同じエヴァのパイロットで、セカンドチルドレンと呼ばれている女の子です。
その女の子が今度日本にやってくるようなのです。

ああ、シンジくんがまた僕を固くさせた・・・セカンドチルドレンさんがきたら僕はどうなっちゃうんだろう。

126:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 14:27:16
>>125
くだらねえ、失せろ

127:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 15:15:27
>>125
エロパロは該当スレでどうぞ。

128:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 15:58:19
>>127
こんなのがエロパロだなんてエロパロに失礼だろ

129:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 16:47:59
僕は>>125の冷や汗です

僕は>>125の傷ついた心です

僕は>>125の無駄な人生です

130:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 17:26:55
>>128
そうだったね。スマソ

131:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 17:42:01
これで職人は去ったな
ハァ(-д-;)

132:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 18:04:01
オレの一日の楽しみが一つ減りました……
結局もりたけへの的外れな批判だったのかよ………
別にコテなんて気になんないだろ… 普通

133:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 18:49:59
アハハハハハww良スレ良スレwww

カオスカオスww

134:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 18:54:22
ハァハァ…ハァ……ウッ!!
またペンペンの中で果ててしまった……
一体うちの肉便器共はいつになったら帰って来るんだ?

「さぁ、もう一度だペンペン」

ペンペンは涙目

135:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 18:56:36
ネタ書く才能の無いカスが嫉妬してスレを荒らしてるってことね
惨めだねえ~w

136:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 18:57:04
良スレage

137:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 19:08:25
ハァハァ…ハァ……ウッ!!
また冬月の中で果ててしまった……
一体レイはいつになったら帰って来るんだ?

「さぁ、もう一度です冬月先生」

冬月は大喜び

138:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 19:15:31
つまり>>137の面白いところは、
ペンペンの文を少し改変して冬月にしてるところなんだ

そして、最後に大喜びと書く
普通、男同士じゃ喜ぶわけない、
と思わせる不条理な所が笑い所でね

「すべったギャグを最初から説明しているー」(ガビーン)

139:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 19:17:51
お願いだからこれ以上荒らさんといてorz

140:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 19:19:35
このスレもぱろりんちょだな
ぱろりんちょー

141:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 19:23:03
>>134全俺が泣いた(´A`)ウワァン

142:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 19:36:04
すいませんここまで俺のTHE・演ですた

では職人さんどうぞ

143:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 19:53:56
>>142氏ね

144:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 20:13:44
昨日までここは良スレだっつってた俺が通りますよっと

145:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 20:19:01
今日は疲れた。使徒を殲滅した翌日の学校は疲れが溜ってる分、余計に疲れる。
「ただいまー。」
シーン
「…?」
ドアには鍵がかかっていなかったし今日はアスカが学校に来なかった。だから家にいるはずなのに返事がない。
アスカは?胸の奥にくすぶる嫌な予感を押し殺して僕は部屋の中に入った。
「あ……。」
アスカがいた。自室のベッドの上で何もかけずにゴロンと横になっている。
耳を澄ますと、すぅーすぅーというアスカの寝息だけが聞こえる。
そういえば今まで明るい部屋で、こんなにも間近でアスカの寝顔を見たことはなかった。
アスカ…。横向きになって、手足を丸めるような格好で寝ている。ふだんのアスカからは想像もつかないような穏やかな寝顔…。
僕は布団をかけて黙って部屋の外に出た。そうか、僕がこんなにも疲れてるんだから
アスカだって学校に行かなかったとはいえ相当疲れているはずだ。
僕はエプロンをして、冷蔵庫の中を覗いた。さて、今日は何は作ろうかな。空は夕焼けで彩られていた。


146:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 20:23:16
乙とだけ言っておこう

147:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 20:27:46
>>145
見捨て無いでくれてありがとう

148:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 20:40:02
>>147
素人意見だけどもっと強いテーマを入れると良いように思う
なんてことない日常でも、もっと大げさに心の動きを書いてみせるとか

あくまで一個人の意見だから自由にとってもらって構わないけど

149:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 20:47:45
>4 >7 >11 >17 >19 >20 >25 >28 >34 >36 >38 >43 >49 >51
>53 >54 >56 >67 >71 >75 >81 >89 >94 >122 >145

今までの小説まとめ

150:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 20:54:53
もりたけー。糞チョンなんか気にしないで帰って来いよー
コテはもう使えないけど
俺はお前の作品好きだぞー

151:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 21:23:47
やめとけよ
本人乙とかで荒れんだから

>>149

152:さゆり
08/01/07 21:39:27
とりあえずここの民度が低いことはわかった。華麗にスルーすることもできないバカばっかり。

あとチョンとか言って朝鮮人を貶めるのはやめなさい。もりたけ騒動に朝鮮の人々は関係ありません。

153:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 21:45:15
>>152リアチョン乙

もりたけ騒動って別にもりたけ悪くねーだろww
むしろ>>91事件だ

154:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 21:45:47
『第九使徒波及効果』

うむ、開かない。
ボタンを押してもうんとも寸とも言わない。
どうやら閉じ込められたようだ。
あたりも真っ暗闇である。
そういえば心なしか部屋の気温が上がっているような。
何が起きたかわからないがどうやら緊急事態である。
だめだ、やはり扉は動かない。
電源でも落ちたのだろうか。
何とかしようにも私に出来ることなど何も無い。
しばらくは寝ているとしよう。
………
……

あれからどれだけ経ったのだろうか。
まだ扉は開かない。
この密閉空間は私の体温のみで確実に気温が上昇している。
いやそれだけならばまあいい。
どうも呼吸が苦しくなってきた。
これはまずい。
非常にまずい。
私の命もここまでか。

そう考えた時プシュッと扉が開き、光と新鮮な空気が流れ込んだ。

料理の下手糞な飼主の顔を見て、今ほど安堵したことは無かっただろう。
それはともかく、手動で開く冷蔵庫に買い替えを検討することにしよう。

155:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 21:48:35
とりあえずさゆりの民度が低いことはわかった

156:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 21:49:00
まーたー荒ーれーる

157:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 21:50:38
要望が出た人だけコテ付けたら荒れないんじゃないかな?二人以上くらいでさ

158:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 21:55:22
要望なきゃコテ付けらんないのか?

ここの住人は手厳しいな

159:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 21:59:40
いや今回のは特殊だろ
コテ位でキレちゃう奴はどうしようもない

つかもりたけってそんなムカツクか?ww

160:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 22:13:46
もういいじゃん
>>91が全部悪いで解決したんだから

161:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 22:25:01
批評に対するレス禁止でいいだろ

そもそも職人じゃない奴が荒してんだから

どんなにアホなこと言っててもスルー
これ徹底で解決

162:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 22:45:23
「はぁ……」
喫煙室で溜息をつくマヤ。いったい今日は何をやらかしたのか。
まだまだ新人である彼女には、複雑なMAGIシステムの扱いに慣れることが出来ずにいる様子。
時には失敗もあるだろう。そして、へこたれることもあるだろう。
(これではいけない。私の仕事は単なるオペレータではない。これは人類の未来のための戦いなのだ。)
そう意気込んで見たところで、所詮は空回り……

「え?」
いつの間にか、隣に誰かが座っている。ああ、テストパイロットの綾波レイだ。
その彼女が何故こんなところにいるのだろう。普段なら碇総司令と行動を共にすることが多い彼女。
一介のオペレータの彼女には口をきくことも近づくことも滅多にないことなのだが。
(……寝てる?)
疲れているのだろうか。レイの顔が次第に傾き、マヤの肩に寄りかかり、くーっという寝息が微かに聞こえてくる。
マヤは思わず手を伸ばして、レイの髪の毛をなでてみた。気を悪くしないだろうか?と思いながらも。
そして指に伝わる驚くほどに柔らかい髪の感触。なんだか、子猫を撫でているかのような心地よさ。
しかし……広い喫煙室のベンチの片隅。何故わざわざ私の隣に?
(レイ?とても良い子よ。なんだか不器用だけれど。)
ふと、思い出される先輩の赤木リツコの言葉。もしかして、私のために側に居てくれている?……まさか、ね。

「頑張ろう。うん、なんとかなるよマヤ」
何故だか元気が出てきたような……でも、つるべ取られて何とやら。
もたれかかるレイを押しのけて立ち上がる事がなかなか出来ないマヤなのであった。


163:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 22:52:59
「試験作業中断、みんな休んでて。多分、2時間ぐらいは何も出来ないと思う」
そんな赤木博士の命が下り、やれやれ、またかよ、という様な重い溜息がオペレーター室を押し包む。
今はエヴァ稼働試験の真っ最中……となるべき時間の筈だが、準備が不完全で試験どころではなくなったらしい。
「ねぇ、お茶しに行こうよ」
そうマヤに誘いかける同僚の女の子達。そうだなぁ……作業中断でもやらなくてはならない解題が沢山あるし。
よし、腹ごしらえしなくちゃ。そう思い立って取り出したのは小さなタッパー。
そこには自分で作った卵のサンドイッチが詰められている。
それを持って喫茶室に向かおうとしたその時、ふと綾波レイの存在に気が付く。

試験開始の予定から数時間、ずっとあそこに座りっぱなしの彼女。
(あの子も、好い加減にお腹すいているんじゃないかな……)
偏食があるとも聞く。大の肉嫌いだとか。でも、卵はどうだろう。卵はお肉?卵は卵?
「これ、よかったら食べてね」
どうなるだろう、と不安にかられながらも先程のタッパーを手渡した。
相変わらずの無表情で、手渡されたものをジッと見下ろす彼女。お礼の言葉はおろか、何?とも言わない。
(あれ……なんか的外れなこと、しちゃったかな。アハハ……)
なんだか気恥ずかしさを感じながらその場を去ろうとしたとき、低く鋭い声の館内放送が鳴り響く。

「話にならん。今日の予定は全て延期だ。全員解散、ただし各リーダーはここに来い。」
碇総司令だ。あーあ、これで何人か首が飛ぶだろう。
まわりを見渡せば、ぞろぞろと立ち去るあきれ顔の作業員たちの姿がある。
ふと、振り返ると綾波レイの姿もすでにない。タッパーを椅子に置き去りにして。
やれやれ、と思いながらそれを拾い上げる。あれ?軽い。開けてみれば、既に中身は空っぽだった。



164:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 22:54:35
一体、何処に行ってしまったのだろうか?

私の周りにいた人達は。
とても大切な友人達は。
幸せにはなれたのだろうか?
少し寂しいが、幸せになれたのであれば、何も言うことはない。
……そう、何も言うことはない。

―ごめん、待たせちゃったね
―ほら、一緒にいきましょう
―全く、早くしないと置いてくわよ!

不意の声に、私は振り向いた。

何だろう、この目から溢れてくる液体は。良く分からない。
それでも、一つだけ分かる事がある。
……ああ、やっぱり私はこの人達が好きなのだ。
皆で過ごした、奇妙だがとても楽しい時間。
それが宝物なのだ。

また……また皆一緒にいられるのだな。

ずっと一緒に……


〇月×日(何かの液体が滲んでおり、名前を読み取る事は出来なかった)

165:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 22:56:29
休日。如何に地獄のNERVといえど、休みの日ぐらいはちゃんとある。
人類の未曾有の危機などといっても、生活が整わなければ人は十分な仕事ができないのだから仕方がない。
そして街へと繰り出したマヤ。遊びに来た、という訳でもない。
たまの休みだからこそ、溜まっている用事を済ませたり、買い物をしたりとかえって忙しくなってしまう。
(ん、レイ?)
マヤが行く方向に制服姿の綾波レイが立っている。
彼女も今日は休みだろうか。しかし、プラグスーツ姿と制服以外の服を見たことがない。
と、見ていると彼女は、一軒のさえないデパートの前で立ち止まる。
そして、ガラスの自動ドアの前でボーッと立ちっぱなしで動かない。5秒、10秒、20秒……

(レイ、前に立ちすぎ。ドアのセンサーに引っかかってない。気が付かないのかな。)
(どうしよう。後ろから近づいて開けてあげようかな?)
(でも、なんだかレイに気付かれたくない。下手をすると彼女のプライドを傷つけてしまうような……よし!)

その間、0.2秒ほどの思考時間で心に決めて、レイの真後ろを素知らぬ顔でサッと通り過ぎたマヤ。
目論見通りにドアが開いて、レイは中に入っていく。そのマヤの気苦労になんら気付いた様子もなく。
(やれやれ。レイって利発そうなのに意外と天然……)
胸をなでおろすマヤ。と、次の瞬間に慌てて物陰に身を隠す。レイが早くも店から出てきたのだ。
遠目からも判る、彼女が買い物をしたのは安さが取り柄のブラとパンティを山ほど。
女の子が下着を判るように持っちゃダメだよ、とか、ツッコミどころが沢山ありそうだ。

(レイ、たまにはおしゃれも覚えようね。かわいいんだから勿体ないよ)
なんだか初めてお姉さん気分に満たされた、休日ならではのマヤなのであった。


166:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 22:59:13
うお……挟まってスマン。
更新してなかった。

167:162,163,165
08/01/07 23:04:31
>>166
いえいえ、一応3つとも繋がってないので問題ないのです。

>>164
レイの日記……?
とは、書いてないけど明示してないのもまた良し。
でも「液体」の表現が少し気になったかな。
などと生意気に批評(´・ω・)ゴメソ

168:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 23:11:44
>>167
いや、批評を貰えるだけで嬉しいな。

誰の日記かは、本文には書いてないが、本文じゃない所に書いてる。
本当は日記を書ける様な奴ではないけど……ね。

169:162,163,165
08/01/07 23:16:09
>>168
うーむ、成る程。
涙と言うだけで安易にレイを連想してしまった。

170:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 23:24:38
>>169
良ければ、液体というのがどう気になったか教えてほしい。
参考にしたいので……

171:162,163,165
08/01/07 23:32:23
「液体」が硬く感じたのです。
なんというか科学的、事務的な冷たい表現というか。

目から何かが溢れてくる、込み上げてくる熱いもの、とか……うーん、ごめんなさい。
私では上手く例が書けない。
ただ、日記を書いている人物によって、それもありかも知れない、とも思ったり。

172:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/07 23:47:07
>>171
なるほど、言われれば確かに硬く感じるかもしれないな。
一応、涙かL.C.Lかどっちだろう……と見える様に書いたつもりだったんだが……。

分かってはいたけど、俺も修行が足りないなあ……。

大変貴重なアドバイス、ありがとうございました。

173:もりたけ
08/01/07 23:55:02 BYdpuK+Q
涙の描写として「液体」は確かに違和感を感じますね。液体と言ったらやはり薬品を連想してしまうでしょう。

目からこぼれ落ちる滴(しずく)とか、目からしたたり落ちる透明な粒、なんかはどうでしょう。

何かを示唆するために代用する単語は、その言葉から連想されるものを踏まえて慎重に選ぶべきですね。


174:さくりゃ
08/01/08 00:00:35 3Rux5t9s
身も心もぼろぼろだった。

いつものアスカは耳が痛くなるくらいうるさかったけど、
それでも嫌じゃなかった。
いつしか僕はアスカに惹かれていたのに、あっという間に夢は醒めて。
いつものレイは静かすぎて耳が痛くなるほどだったけど、
それでもやっぱり嫌じゃなかった。
いつの間にか、綾波じゃなくてレイと呼ぶようになった。
やっぱり僕はレイにも惹かれていたのに、ぱちんと弾けるようにまた消えた。
僕は死神なのだろうか。
好きになった人がみんなみんないなくなったりこわれてしまう。
カヲル君だってそうだ。
同性だからだめだと何度言い聞かせても、
あの時の僕は寂しくて死にそうだったから。
それでもやっぱり消えてしまう。
加持さんも、初めてできた“お兄さん”という存在だったのに。
もっと話したかった、もっと励ましてもらいたかった。
それでもその時はやって来て。
トウジやケンスケ、委員長にクラスのみんなだって。
もしかしたらこの先、
ミサトさんだってリツコさんだって冬月先生だって父さんだって
みんなみんな僕の前から消えてしまうかもしれない。
それなら、僕の方から消えよう。
すこしは寂しさだって苦しさだって哀しみだって減るかもしれない。
「みんなを待ってるからね」
そう呟いてミサトさんのバックからくすねたピストルをこめかみに当てる。
ひんやりとした感触が柔らかい髪ごしに伝わった。
誰もいないなら、無の世界なら僕も死のう。
そっと目を瞑ると、頬を涙が伝った。
暗闇の、無の世界の中で銃の引き金をひく音と乾いた音が響いて、消えた。

また、零に戻った。

175:もりたけ
08/01/08 00:10:35
おいw成り済ましw

オレは名無しに戻るって言ったろ

もお本物のもりたけは出て来ることはありませんので
皆さんそのつもりで

コテハンじゃないから証明出来ないけどサ

176:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 00:19:25
ウザツツツツツツ

177:もりたけ
08/01/08 00:22:14
おれのこと?ww

178:もりたけ
08/01/08 00:26:06
いやオレっぽい

179:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 00:27:59
作品を残したもりたけが真のもりたけです

180:もりたけ
08/01/08 00:29:56
黙れカス共

181:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 00:34:11
91:名無しが氏んでも代わりはいるもの :2008/01/07(月) 06:48:44 ID:BYdpuK+Q


173:もりたけ :2008/01/07(月) 23:55:02 ID:BYdpuK+Q


コイツ頭悪過ぎww

全部>>91の自演ですよ~w

構わないで下さいね~ww

チョン必死過ぎwwww


182:もりたけ
08/01/08 00:36:14
なりすましやめてください………


あっ、でもここの住人全員もりたけになるのも面白いね 人類もりたけ化計画w

うん、いいね!今からみんなもりたけってことで。名無しは叩く。おーけー?

183:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 00:39:38
>>91ww論破されてから見てないと思ったらw
なりすましですかw

作品書いたもりたけ以外全員コイツだなwww

184:もりたけ
08/01/08 00:41:25
>>182
何言ってんの?
気でも触れたか?

185:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 00:42:38
以下>>91の自演が続きます

ご迷惑御掛け致します

186:もりたけ
08/01/08 00:45:27
>>185
ええがな
許したるわ、かっかっかっ

187:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 00:47:59
まさかバレないと思ってたのか?ww

188:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 00:51:52
まったく暇な奴だ

189:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 00:53:45
いぇーい晒し上げw

190:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 01:06:36
オレん中ではもりたけの>>75は名作さ(;д;)
奴はもうこのスレを見てもないと思うが…

クソー!チョンさえ湧かなければorz

191:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 01:07:59
俺も好きだよ75

192:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 01:18:49
なあ、住人達
気付いているか?

そうやって偽もりたけに構えば構う程、職人さん達は減っていくぞ?
まだ書いてくれてる人だっているのに、感想すらまともに出てこない
それって、書いてる人にとって寂しい事だと思うぜ

別に書いてなんて頼んで無い……って言うなら、このスレはもう終わりだよ

マジレスor長文でスマン

193:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 01:24:16
マジレスor長文だとどちらかしかない訳なんだが

偽もりたけに構ってんのはただの荒しだろ。スルー

ちなみに俺も>75は好きだ

194:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 01:31:56
>>193
そういえばそうだな
まあ、見逃してくれ

ただ、このスレの状態を見てられなかったんだ
良スレだっただけにな

195:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 01:36:47
91に構ったのが致命傷だったな
もりたけは失うわ未だに荒れてるわ
やはりスルー精神を徹底するしかないな

196:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 02:17:34
>4 >7 >11 >17 >19 >20 >25 >28 >34 >36 >38 >43 >49 >51
>53 >54 >56 >67 >71 >75 >81 >89 >94 >122 >145 >154 >162 >163 >164 >165 >174

小説まとめ

197:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 02:18:12
僕も>>75は名作だと思う

198:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 02:24:12
意外と人気あったんだなもりたけw

そんな俺も>>75はガチだがな
あの空気がたまらん

199:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 02:25:50
>>164って結局、誰の日記なんでしょう?
未だに分からないんですがorz

200:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 02:26:39
もりたけなら>43もいいと思う

201:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 02:27:47
>199
メ欄

202:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 02:31:21
>>201
ありがとうございました!
ペンペンかw

203: ◆IE6Fz3VBJU
08/01/08 02:46:47
アスカはソファに寝そべってラジオから流れる古い洋楽をぼんやりと聴いていた。
そこにシンジがやってきた。アスカがむっくりと身を起こす。
レリエル戦の反省会(と称するアスカの退屈しのぎ)をはじめようというのだ。

「だいたいあんたが調子に乗って突っ走ったのがいけないんじゃない」
「それはもう謝っただろ。何回もさ」
「何が"戦いは男の仕事"よ……。じゃあ女の仕事は尻拭い? お手本見せてやるって
いってもあれがお手本じゃあねぇ……。次もあんたのミスの後始末させられそう。あーあ、私も男に生まれるんだった」
シンジは言葉に詰まった。そもそも口喧嘩でアスカに敵うわけがない。いつもなら早めに白旗を上げてやり過ごすところだが、
シンジにも機嫌の悪い時はある。思わず禁句を口にしてしまった。
「シンクロ率抜かれたからってヒステリーおこすことないだろ」
「な、な、何ですって!?」アスカは激怒して立ち上がった。

睨みあう二人。
険悪な沈黙が立ち込める。
ラジオの音量が急に大きくなったような気がした。

「やめた」シンジはふと言うと、床に腰を下ろした。「バカバカしくなった」
「はぁ? バカバカはあんたでしょ」アスカはさらに畳み掛けようとしたが、口をつぐんだ。シンジが急にくすくすと笑い出したからだ。
「何笑ってんのよ! 気持ち悪いわね」
「いや、だって」と、シンジは言った。「ジョン・レノンの曲がかかっているのにケンカするのもおかしいな、って思って」
「はぁ? 何それ……」アスカはふざけないでよと言おうとしたが、シンジと目が合うと、呆れたように鼻で笑った。
いったん笑い出すと、本当におかしくなった。二人は顔を見合わせて笑いあった。

「あーあ。まったく」アスカは笑い止むとソファに仰向けに倒れこんだ。
「えーと」シンジはこほんと咳を一つすると、「アスカ、あのさ。宿題でちょっと分からないところが
あるんだけど、教えてくれないかな」と言った。
「いーわよ。どれどれ、この天才アスカ様にまかせなさい。お礼は、そうねぇ……買い物に付き合うってのはどう?」
「付き合うってどうせ荷物運びだろ……」
「文句言うんじゃないの!」

ラジオはいつの間にか、次の曲に移っている。

204:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 02:58:31
てかさ・・・
何人かペンペン使って書いてる人いるけど、原作じゃ喋れないし字も書けないだろ
それを使うのってどーよ
煽りとかじゃなく、マジで

>>203
GJ!

205: ◆0TkuLshUr.
08/01/08 03:16:00
夕陽が街を真っ赤に照らす。
青い髪、赤い眼をした少女がいた。少女の家は大きな団地の小さな部屋。

黄昏時の帰り道、ふと猫の鳴き声がした。

そこは古ぼけた小さな神社。賽銭箱の蓋がなく、屋根は朽ちて穴が開く。
そんな神社の軒下に、猫の親子。
母親と、三匹の子猫。

他の子猫より、少し小さい一匹が、土の上で鳴いていた。
母親は見て見ぬふり。

「・・そう。あなたが死んでも代わりはいるのね・・・。」

少女は子猫に手を差し伸べた。子猫は最初、抵抗したが、受け入れた。
子猫を家に招き、ミルクを与え、体を拭いた。

次の日のこと
「司令・・・。」
「何だ?」
「・・・猫を飼いたいんです。」


三人目となった少女は、自分が何故、猫に好かれるのかわからない。

206: ◆0TkuLshUr.
08/01/08 03:20:01
フツーにコテでいくわ
お騒がせしてスマソ

207:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 03:20:41
2人目の死後かよお;;

208:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 03:21:21
>>204
だから心の中ではこう思ってるだろう、っていう想像だろうよ
動物がそういう感情持ってちゃいかんのか?

209:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 03:28:27
>>205もりたけ乙

メ欄がもたりけになってるがw

210:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 07:01:44 k/THFk5A
>>205
良いんだけど、前半は二人目で最後に「飼いたい」と言ったのは三人目かな。
子猫に抵抗されてるし。


211:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 07:45:34
いやどう考えても二人目でしょ
三人目は最後だけだと思う

212:210
08/01/08 08:03:56
>>211
成る程、ありがとう。
読解力なくてすまぬ。

213:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 08:28:35
司令室にて

将棋板を挟み、向かい合う二人。
腕を組み板を睨むのは司令碇ゲンドウ。
一方、新聞に目をやりながら合間に駒を打つのは、
副司令冬月コウゾウ。

「・・・。」

「碇…そこだけ動かしても意味をなさないぞ。」

板を見ずに彼のズルを指摘する副司令。

「あ、ああ…。」

使徒の襲来しない平日の午後。

214:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 15:16:53 OdR6evec
>>213ネルフ本部の平和なひと時か…
青葉がまたギター弾く真似してる姿が目に浮かんだw
乙です

215:さくりゃ ◆JSzrtK3oCk
08/01/08 15:34:27 OdR6evec
「ねえファースト、恋してる?」

それは蝉が鳴く暑い日の午後だった。
「……恋?」
「そうよ、恋」
「わからないわ」
「……あ、そう」
エヴァパイロット全員で、ミサトさんに海へ連れて行ってもらった日。
波打ち際で、足先だけ水に浸かりながらふたりの少女は話をしていた。
「あーあ、ミサトやヒカリたちはいいわよねーっ」
「何が?」
「なーんにも考えないで、好きと思ったら一直線に突っ走れるじゃないの」
「……そう」
よくわからない、と心の中で呟いてレイはごろんと砂浜に寝そべった。
背中にまだ冷めてない砂の温度が伝わる。
「私だって加持さんがいるけどー……ミサトに加持さん、靡いちゃったし」
ぶつぶつ呟くアスカの言葉を聞き流しながら、レイは考えていた。
私の好きな人は誰だろう、と。
碇くん?
わからない。自分の気持ちが。
「でも私、シンジもこの際いいかなー、って思ってさ」
アスカが半ばふざけて言ったその言葉。
ちくりと心がえぐられた感じがした。

「あれ、ファースト何で泣いてるのよ」
「……わからない」
「何よ、それ」

216:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 18:29:36
名スレ

217:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 18:53:27
「心を開かなければ、エヴァは動かないわ」

止せばいいのに私は弐号機パイロットに話しかけている。

「心を閉ざしてるってえの、この私が!」
「そうよ、エヴァには心がある」
「あの人形に?」

弐号機パイロットは引き返せない所まで来ている。彼女はエヴァに心を閉ざし、彼女の母も向こうから心を閉ざした。
シンクロ率が上昇した状態で戦闘に敗北すると、弐号機パイロットも肉体的に傷ついてしまう。それを母は危惧している。

「分かっているはずよ…」 
「はっ、あんたから話しかけてくるなんて、明日は雪かしらね?なによ!私がエヴァに乗れないのが、そんなにうれしい?」

壊れた信頼関係。嬉しくなんか無い。見てはいられない。弐号機パイロットの母親は早くエヴァから逃げて欲しいから
シンクロ率を意図的に低下させている。しかしそれを話せば、彼女のプライドを一層傷つける事になる。

「心配しなくても、使徒が攻めてきたら無敵のシンジ様がやっつけてくれるわよ!!私たちはなにもしなくていいのよ!!
シンジだけがいればいいのよ!!はあー。機械人形みたいなあんたにまで同情されるとは、私もヤキがまわったわね」

それとなく助けてあげたい。でも言葉が続かない。自分の乗っているエヴァに母がいる事から目を反らして
なんで誰彼構わずにつっかかるの?どうしてそんな生き方が許されるの?不公平だわ。

「私は、人形じゃない」
「うるさい!!人に言われたまま動くくせに!あんた、碇司令が死ねと言ったら、死ぬんでしょ!!」
「…そうよ」

弐号機パイロットの平手が頬を打ち、乾いた音が響く。頭に来た。から殴り返してあげたかった。
自分の苦しい部分を打ち明けてしまいたかった。大声をあげて泣き喚きたかった。
でも、出来なかった。そんな事をしていいとも、泣き顔を見せていいとも、碇司令の命令には無かったから。

218:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 20:07:10
1レスだけ、といっても1レスパンパンに書いたら読みづらい罠?

219:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 20:41:54
>>218
それは仕方ないんじゃないか?ただでさえ制限ついてるんだし

220:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 20:46:53
>38 >43 >49 >51 >75

俺の独断と偏見によるとりあえず読んどけ

221:もりたけ
08/01/08 20:48:13
>>217
独創性 3
表現力 4
話の構成 2

総合評価 3 (五段階評価)

まだまだ良くなる余地はあります。俺の作品>>75を参考にして、もっと頑張りましょう。

222:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 20:51:09
もりたけはもうコテで書いてますよ
>91さんw

223:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 20:53:58
相当悔しかったんだなあの低脳
未だに粘着してるとは


224:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 20:56:25
偽もりたけは皆さんスルーでお願いします
また暴走しかねません

225:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 21:24:12
芋だ。
シンジは有頂天になって瓦礫に埋まった麻袋を掘り起こした。正に宝の山であった。
煮ても良し、焼いても良し、主食にも副食にもなりうる万能食料。
そして栽培も簡単にできるかも知れない。
これからはそういうことも考えなければならないのだ。
喜んでばかりも居られない。しかし―

今日だけは、アスカにお腹いっぱい食べさせてあげよう。

そんな浮き立つ思いで一杯のシンジは、
リアカーに巨大な麻袋を乗っけてガラガラと家路を急ぐ。
彼らの「家」、ビニールシートを張り巡らせただけの廃墟の片隅。

「アスカ!ねえ見てよ!ほら、こんなにお芋が……」
「……ったのよ。」
「え?」
「……こんなに暗くなるまでどこ行ってたのよ!アタシ一人を置いてッ!!」
「あ、アスカ、御免よ。だってさ、こんなに……」
「やっぱりアンタもアタシを置いていくつもりなんだ!このアタシを!」
「こうして帰ってきたじゃないか!ほら、僕は帰ってきたんだよ。ねぇ、アスカ!」
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

シトシトと雨が降り始める中、シンジは無我夢中でアスカを抱きしめる。
せっかく運んできた芋をほったらかしにして。
これが生きていくことなんだと、二人で生きていくことなんだと実感しながら。

「ね、アスカ。僕は帰ってきたよ。溶けてしまった皆もきっと帰ってくるよ。必ず……」

226:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 21:28:20
AEOEなのに芋にワロテすいません

227:さくりゃ ◆JSzrtK3oCk
08/01/08 21:31:22 OdR6evec
>>225シンジ健気だな……
溶けてしまった、って事は補完後の世界、という解釈でおk?
エヴァに芋、というアンバランスさが好きかもしれんw
最初の「芋だ」っていう一文でがっしり掴まれました
乙です



228:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 21:32:58
補完後の殺伐とした世界に






芋 IMO

229:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 21:40:02
芋だ。

230:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 21:45:55
「15年ぶりだな」
「ああ、間違いない。芋だ。」

231:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 23:23:38
>>225
惚れました。
是非とも菜園スレに来て下…
いえ、何でもありません。

232:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/08 23:32:24
笑うべきなのか、泣くべきなのか、或は作者に惚れるべきなのかなやむな…芋

233:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 00:10:03
絶対狙っただろw>>225
万能食材ってあたりが特に

234:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 00:27:33





芋だ。







235:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 00:33:13 79ATuAxM
我は、ずっと眠っていた ある日、人間たちに起こされた
それから15年後、第2使徒の再生を停止するため、我は使われた
そして数日後、今度は第15使徒を殺すため、武器の槍として使われた
そして何億年ぶりかに、宇宙に出た それから数日・・・・・・・・・
地球から、我を呼ぶ、紫の巨人がいた
我は、月から再び地球へ飛んだ


236: ◆IE6Fz3VBJU
08/01/09 00:48:19
芋だ

思わず声に出して笑ってしまった・・・。
続きの文章見ると、何か笑ったのが悪いみたいな微妙なところがまた面白い。

237: ◆IE6Fz3VBJU
08/01/09 01:05:21
マヤは加持にディスクを渡している。
「すまないな。こんなことを頼んでしまって」
「いえ、いいんです」
「それじゃあご褒美だ」と言うと、加持はマヤの唇に自分の唇を重ねた。
マヤは身体を硬くしたまま身を任せる。両手はきつく握り締められていた。
加持が出て行くと、マヤは両手に顔を埋めてその場にうずくまった。
マヤが立ち上がったのは、誰か―赤木リツコの気配を感じたからだった。

マヤは切実な表情で訴えかけた。「先輩……わたし、もう、こんなこと……」
「ごめんね、マヤ。でも、あなたにしか頼めないことなのよ」リツコはマヤの頬を両手で包みこむ。「私を助けて頂戴」
マヤはそれでも何かを訴える風だったが、すぐに溜め息をついて下を向いた。
「分かりました、先輩の頼みなら……」
「ありがとう、マヤ」リツコは顔をマヤに近づけていった。
「あっ、ダメです、先輩……人に見られ」"たら"はリツコの唇に吸い込まれる。
マヤは両手をリツコの背中に回していた。
リツコが唇を離すと、二人の唇の間に銀の糸が出来た。
マヤは上気した顔で髪の毛と衣服を整えると、「もう行きます」と言って足早に立ち去った。
マヤの背中を目で追いながら、リツコは「いつだったか、あなたは女で身を滅ぼすって言ったわよね、加持君」と胸の内で呟いた。
「私は逆か」リツコは苦笑して、タバコを吸おうとポケットから箱を取り出した。そのとき、

……私を助けてくれないか。

という男の声がリツコの脳裏によみがえった。それは今耳元で囁かれたと思うほどの現実味を帯びていた。
リツコは呻くとタバコの箱を握りつぶし、思いきり投げ捨てた。
マヤが同じように両手で顔を覆う。誰かが見れば、リツコが泣き出すと思っただろう。しかしリツコは泣いたりはしなかった。
壁に背をあずけ、ガラスのような目で天井を見ていた。

化粧室で化粧を直しているとミサトが入ってきた。
「あらリツコ」ミサトはじっとリツコの顔を見て、「ちょっとあんた……具合悪かったりする?」
「いいえ、別に」リツコはルージュを引き直した唇に、薄い笑みを浮かべた。「気のせいよ、ミサト」
それより来週の例の件だけど―と言うリツコの表情からは、先ほどまで彼女の内面に渦巻いていた感情の激しさを知ることは、できなかった。

238:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 01:09:49
時に、皆のお気に入りベスト3って何?
ちなみに俺は

1位、75
2位、芋
3位、51

な、感じなんだが

239:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 01:15:44
俺は
一位>75
二位>51
三位>49

かな。基本的に全部好き

芋も

240:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 02:20:53
>4 >7 >11 >17 >19 >20 >25 >28 >34 >36

>38 >43 >49 >51 >53 >54 >56 >67 >71 >75

>81 >89 >94 >122 >145 >154 >162 >163 >164 >165

>174 >203 >205 >213 >215 >217 >225 >235 >237


ここまでの小説まとめ

241:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 04:00:06


242:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 05:35:35
おぉ~ 随分たまったな

243:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 09:30:01
乙彼~!

244:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 13:04:27
長編でも何でもそうだろうけど、
最初の掴みと読みやすさが肝心なんだろうな。難しい。

245:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 13:19:32
芋だ。

とかか

246:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 13:50:31
◆IE6Fz3VBJU >11 >38 >51 >203 >237

◆0TkuLshUr. >43 >54 >75 >89 >205

さくりゃ◆JSzrtK3oCk >174 >215



常連コテ別を作ってみた

もりたけ=◆0TkuLshUr.だよな?
205の作風的にも

247:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 13:56:40
乙鰈!!

248:◇0TkuLshUr.
08/01/09 19:34:51 sW+r1SOD
愚民共。余の作品を読み、大いに称えるがいい。私は歴史上最大の文豪だ。全てノーベル賞ものの傑作だが中でも>>75は秀逸だ。
貴様らは余と同じ世に生きており、余の作品(国宝級)を読める。幸せものだな。さぁ読め!!そして称えよ愚民共!!


249:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 19:38:39
>>91降臨ww

コテ位知っとけよwww

250:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 19:40:36
釣りがギャグになってると微笑ましいな^^

251:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 20:01:44
マジで来ないでよ>>91

今のエヴァ板に珍しい良スレなんだから

252:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 20:24:31
奴は自分の低脳さを露呈し
精神崩壊を起こして粘着荒しと化したな

ヤベ、スルースルー

253:92
08/01/09 20:43:59
>>248は俺じゃない。本物のもりたけではなさそうだが。
ってか>>248バロスwww なりきりするならトリぐらい調べてこいよwww

254:91
08/01/09 20:46:15
92じゃなくて91だった。わ、わざと間違えただけなんだからね!!

255:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 20:53:57
今更何をwどーせ>>248もお前だろww
アホっぷりがw


つか>>248以外は認めるんだw

256:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 20:58:14
あのなあ…
煽ってどーする?それじゃおまいも荒らしだぞ?

偽は偽って分かるんだからほっときませう

257:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 21:09:45
○月×日 晴天
ハーモニクステストが早めに終了したので司令に駅前の雷々亭に連れていって貰う。
関東風でコクのある醤油味。オーソドックスではあるが魚介系だしが上手く効いていてなかなかの逸品
【★★】

◎月▲日 雨天
学校帰りに玉将へ行く。いつも通り、、顔なじみの親父さんにラーメンと特別メニューの肉抜き餃子を作ってもらう
この安さでこの味が出せるのは奇蹟と言うほか無い。
ここの親父さんが、こんな大衆向けの店でくすぶっているのはとても不可解だ
【★★★】

▲月□日 曇りのち晴れ
赤木博士の実験中、検査結果を待つ間に昇龍軒の出前をとる。
本格九州とんこつ味を謳ってはいる明らかに店主が替わってから味が落ちている。
スープに深みが無く、麺のシコシコ感も劣る。今後の努力に期待
【★】

◆月◎日 晴天
司令と専門誌に紹介されていた清風亭に行く。だが、評判倒れどころか問題外。
スープと具が喧嘩していてハーモニーが欠けらも感じられない
さらに、肉抜きと注文したのに肉が入っていて司令にとってもらう。
それどころか、ニンニクも入れ忘れていて、思わず店主にどんぶりを投げつける
【星つけられず】






「碇君、何読んでるの?」
「! ないない!何も読んでないよ!!!!さ、掃除の続きしよっか
たまには掃除しなきゃ駄目だよ綾波。あは、あははははは」

258:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 21:14:52
>>257
つまらん 出直してこい

259:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 21:18:16
>>258コラ!

自分の気に入らない作品はスルーしる

俺は楽しめたぞ

みんな投下しやすい環境作ろうぜ……

260:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 21:22:56
>>257

最後の店主に対してレイ切れすぎww

261:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 21:29:05
91まだこのスレにいたんだ・・・
気持ち悪い

262:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 21:32:59
電脳世界というものは、人の心の壁を取り去る力があるのかもしれない
この世界では人々は罵りあう一方、仮初の結束や友情を楽しんでいる面がある。
彼らは、現実では全く違う性格の人間なのかもしれない。

現実では出来ない事も、相手の顔も分からないこの世界では簡単に出来てしまう。
もしも現実がこの電脳世界のようになったら、一体どうなるのだろう。
仮面の上では仲睦まじい関係を演じていたり、険悪な間柄を見せていても、
それらは崩れ去ってしまうのだろうか。


もしもなんて、私らしく無いわね。



「どうしちゃったのリツコ?、そんな神妙な表情しちゃって」
「ちょっとした考え事よ」
「そう?それよりリツコ、コーヒー飲む?今から淹れてくるんだけど」
「・・・そうね、それじゃあお願いしようかしら。ミサトの淹れたコーヒーなんて久しぶりね」

そう言うと、リツコは2ch専用ブラウザを静かに終了させるのであった。

263:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 21:37:17
ネラーなリツコがいいな
今のこのスレの状態を狙って皮肉ったな(笑)

264:91
08/01/09 21:45:07
ごめんね~僕ね~ネチネチしてるんだ~

一度荒し始めたら止まんないよ? でもね~こんな荒しの化身にしたのはお前らなんだよ~~あぅあぅw

ってか信じてもらえないかもしれんが俺も職人なんだよ~~?

他スレでは今も時々投下してて評判は上々なんだけどな~~~ぐへへへ あばば

ここにも投下して欲しい~~~~??

265:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 21:45:42
上手いな

266:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 21:50:04
職人故に嫉妬か

試しに投下してみ

267:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 21:52:29
>>91より幼稚園児の方が上手い文書ける

268:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 21:54:40
>>264そのスレとどの作品か教えて

是非読みたい

269:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 21:59:43
>>268
>>264みたいな荒らしレスを投下してるって意味だろう

270:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 22:03:34
>>268
奴の脳内2chだからそんなもの存在しません



271:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 22:06:07
ああいう真性基地外はスルーしかありません


皆さんスルー徹底!


272:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 22:07:02
つかスレ主いるか?

なんとかしてくれ

273:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 22:16:02
沈静化してたのに……orz

もうこのスレに投下すんのやめるわ

274:91
08/01/09 22:16:42
>>268
「綾波とアスカを仲良くさせたい」とか「アスカのツンデレスレッド3」
題名はつけてないから、どれとは言えないけど。ってか、あんまり言いたくないけど。
駄作だと思っても書いたら投下しちゃうから微妙なのもけっこうあるし。


ここにも投下したいが、やはり1レスはキツい… まぁ書いたら投下する。もりたけには負けない。負けたくない。負けられない。氏ね。


275:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 22:22:10
マジで嫉妬か。とりあえず投下してみろって


つかもりたけお前に何もしてなくね?w

276:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 22:24:46
逆恨みこわ~

しかも言い訳までしてるし作品明かさねえし

m9(^O^)プギャー

277:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 22:31:12
明かさない=投下してない
逆恨みもほどほどにな。小学校からやり直してきなさい

278:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 22:34:11
『あなたは誰かと勝負するために作品を投下してるの?
 そんな浅ましい考えでは、いい作品は書けないわ』

               ,. - 、 ,. - - =、
           ,. '´    ´       `ヽ、
           /  /            \
.       /  / /              、 \
.       /  / , /              \ ヽ
.     /  ,〃/ ,'        ',         ヽ ',
.      !: ///  ,' l  i      i            '、:i
     |::/.//  i: |  l  i     !    !    ヽ    ',:!
     l/:,':,'  . l:Λ !  !   ¦ ! .i:!¦!  ',   : ij 
.     ,' ,'.:i .:/ /!! ハ: ト、: ',:    l: i: :l:l: l i、:.  ',  i l!
    |i ::l ::/ /,⊥!⊥ゝLjヽ::.  !!: j /┼j┼ヽ::. !  !: |
     ヽ!.::|:/!,ハ. ミ'Tトイiヾヽヽ:: !j://トイア`>''∧!| : :|:::l 
     |:::l':!|'、::ヽ、` ゚¨´  ` V '  `¨゚ ´ 〃::l:!:::!:|:/
.       ',:::!:', ::\::\_          _/ ::/:::!:::!:l'
      ヽヽヽ\\ヽ、__    '     //,':/:://
        \ \\:>    -‐  ‐='´イ :://〃´
          `  \ヾ\      ,.イイ/'/
            ` |` 、__ ,. ´ | ´
           __ ノ          ', __
           ,. '´ /            \ヽ.`ヽ、
.        / 〈 /             \〉  \
     /     \                /    \
    /       \          /         \

279:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 22:38:24
さすが俺の嫁は言う事が違うな

280:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 22:51:18
アスカのツンデレスレッド3
スレリンク(eva板)l50

346 : ◆8EgVG9lmPs :2008/01/08(火) 22:33:46 ID:???

347 : ◆8EgVG9lmPs :2008/01/09(水) 00:31:49 ID:sW+r1SOD

348 : ◆8EgVG9lmPs :2008/01/09(水) 00:34:03 ID:sW+r1SOD


1レスだけのエヴァ小説を書いてみて欲しい

248 :◇0TkuLshUr.:2008/01/09(水) 19:34:51 ID:sW+r1SOD



これはw マジで投下してたよ。>>248>>91ですたww
248だけ否定したのはIDでばれるからwつまり>>253も自演www

お前痛すぎねww  なにが248バロスwwwだよw


281:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 23:07:13 BE:985436249-PLT(22430)
>>272
すみません。証拠は無いけど>>1です。
夜勤中なので携帯だから大したレスはつけられないけど、
>>1に条件を立てた通りに気に入らない作品は無視、
同様に気に入らない人も無視の方向でよろしくですー

282:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 23:09:51
読んできた。まあフツー
多分>>89がアスカのツンデレものだったから嫉妬したんだと思われ

お前もマジで小説書いてんならこんなことやめようぜ?
かっこ悪いぞ

283:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 23:20:47
じゃあ>>91よ。投下するときは ◆8EgVG9lmPs  でなw


284:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 23:50:00
346 : ◆8EgVG9lmPs :2008/01/08(火) 22:33:46 ID:???
眠れない夜だった。漠然とした不安が胸をしめつける。夜中、僕はそっと家を抜け出した。
時計はもう2時をまわっている。アスカもミサトさんもぐっすり寝ているだろう、気付かれることはないはずだ。
何か用事があるわけでもない。したいことがあるわけでもない。ただ、一時でいい。日常から逃げ出したかった。
もちろん全てを忘れて逃げられるとは思ってない。逃げちゃいけないことだってわかってる。

外に出た僕には行くあてもなく、ただ歩いた。少し薄着で来すぎたかもしれない。外気が肌寒く感じられる。
ぼんやりとした光を放つ電灯、人気のない夜道。街は死んだように静まりかえっている。

気がつくと僕は公園に来ていた。当然のごとく人影はない。木枯らしが吹き付けるなか僕はベンチに座った。


347 : ◆8EgVG9lmPs :2008/01/09(水) 00:31:49 ID:sW+r1SOD
僕はエヴァのパイロットだ。使徒を倒しみんなを守らなきゃいけない。でも、守りきれないかもしれない。
街を、ネルフを、綾波を…そしてアスカを…。僕はふぅーっと一息ついて空を見上げた。

「隣、いい?」
ふいに背後から声がかかった。アスカ?
「なに驚いた顔してんのよ。」
「アスカ、どうしてここに……。」
アスカは僕の隣に座り一息ついて答えた。
「アンタが玄関から出ていく音で目さめちゃってさ。突然出ていくからちょっと心配になっちゃって出てきたのよ。」
「そうか……ごめん。でも、どうしてここにいるって…。」


285:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 23:50:30
「勘よ、勘。女の勘は鋭いんだから。それにしても星空の下を散歩するなんて、アンタも洒落たことするのね。」
「いや、別にそういうわけじゃ………。あ、帰ろうか。こんなとこにいても意味ないよね。風邪ひくだけだし……」
僕は立ち上がりながら言うと、アスカが僕の腕をギュッと引いた。
「意味ないこともないと思うけどな。たまにはいいんじゃないの?物思いにふけるのも」
「……。でも寒くない?」僕は座り直して言った。
「私は全然平気だけど?けっこう厚着してきたしね。」


348 : ◆8EgVG9lmPs :2008/01/09(水) 00:34:03 ID:sW+r1SOD
「シンジ…寒いの?」
「うん…ちょっと…。」
「あ、アンタずいぶん薄着じゃない。バカね~」
そう言うとアスカは、スッと僕に寄り添ってきた。アスカと肩が触れ合う。

そしてアスカは自分の首に巻いていたマフラーを外して僕の首に巻いてくれた。
「少しはマシになったでしょ。」
「うん、ありがとう…。」

しばらく沈黙が流れた。時折、僕は黙ってアスカの横顔を見たけど、月明かりに照らされて、いつも以上に………。

「付き合ってくれてありがとうアスカ。そろそろ帰ろうか…。」
「そう…?気持ちの整理はついた?」
「うん、お陰さまでね。」僕はアスカの手を引いて立ち上がり、歩き出した。
サキエル戦の時から戦いから逃げないって決めていたけど、もう一度心に誓おう。僕はもう逃げない。
これから先、どんな使徒が現れたとしても絶対に立ち向かうんだ。守りたいから………………アスカを守りたいから…。


286:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 23:51:20
>>284
だからしつこいよお前も
あっちのスレでもこっちでも
お前がやってることも荒らし行為だろが

287:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 23:55:47
ごめんなさいはんせいしています

288:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/09 23:59:54
な、なにがあったんだ・・・・
もう収まってたと思ってたら・・・

289:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 01:37:01
2chだから>>91みたいのがいるのは仕様がない
荒れないためにはスルーが一番簡単だろ?スルーはタブーです
で、このスレには何人もスルーを呼びかけてる人がいただろ?
ならスルーくらいできるだろ 

290: ◆0TkuLshUr.
08/01/10 02:09:30
>>91
まあなんかすまんな。気に食わなかったらしくて

俺はアスカ板にも投下してて、アナタの作品も偶然読んでたんだが
いいな~と思ってた。

そんなに勝ち負けにこだわるなら、別に俺の負けで構わない。
俺は勝ち負けなんて考えないで、いい反応があればいいな~程度に書いてる。
まあ皆そんな感じだと思うんだが、勝ち負けとかはないと俺は考えてる。
きっとアナタもホントはそうだと思う。ただ引っ込みがつかなくなっただけで。

俺はこのスレの作品が読みたいし、皆も多分そう。
だから邪魔になるようなら消えようと思う。
その代わり、アナタも荒らし紛いのことはやめよう。

まあ平和にいこう。うん。

ということで、職人さん期待してます。



291:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 02:29:53
>>290
邪魔になんかならんから消えるなよ
また投下してくれよ

292:さくりゃ ◆JSzrtK3oCk
08/01/10 02:42:59 d+h0B7qV
「……レイは俺の嫁、ですって!?」
学校で支給されたパソコンで珍しくネットサーフィンしていたら、目を疑う光景が広がっていた。
「『俺のレイ様はさっき風呂入って今就寝中だぜw』『あれ? お前のトコもレイいるの?』……何よこれ!?」
マウスを握る手が震える。
額から冷や汗とは違う汗が流れる。
「何よ!? ファーストばっかみんなにちやほやされて! 『アスカは俺の嫁』もない訳!?」
心底驚いた。
あんな、人形みたいにカットのはしっこにぽつんと突っ立ってて、
『なら、そうすれば』とか『そう、よかったわね』とか『私は三人目だから』とかしか喋れない地味少女に負けるなんて!
「大体人気投票でなーんでこのアスカ様を差し置いてロン毛のオペレーターとあの人形が上位にランクインする訳!?」
自分が出演して、最後にはシンジに首を絞められもして一番体当たりの演技をしたのは自分なのに。
「ふざけんじゃないわ……こうしてやる!!」



286 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/01/09(水) 23:51:20 ID:???
お前ら何で綾波に行く訳?やっぱアスカだろww
アスカは俺の嫁


287 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/01/09(水) 23:55:47 ID:???
>>286禿同。俺もアスカに足蹴にされてえww


288 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/01/09(水) 23:59:54 ID:???
やっぱアスカだよなww綾波とか言ってる奴らの気が知れん。
アスカは俺の嫁


289 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/01/10(木) 01:37:01 ID:rsamrghksk
>>286-288本人乙

293:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 03:10:52
>>290
そんな邪魔だなんて…。
名無しで帰って来てくれるよな!?

>>292
ワロタw
マロンかどっかで似たようなネタ見たな

294:さくりゃ ◆JSzrtK3oCk
08/01/10 03:22:24 d+h0B7qV
>>293終局の続きってドラマCDからアイデア浮かんだから
どっかで聴いてるかもしれん
やっと感想もらえて嬉しい、ありがとう

295:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 03:24:10
まあここんとこ荒れてたかんな

296:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 03:42:30
アスカもネラーかよw

297:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 03:45:37
つーか今回のことは91だけじゃなく住人も悪いよ
かまわなければこんなに荒れることもなかったわけだし

だからさ、鋼のスルー精神持とうぜ
どんな荒らしもスルー!
スルー出来ないやつも荒らし!

というわけで職人のみなさん戻って来てー

298:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 03:50:45
んなこと常識なんだけどな
ここの住人は熱過ぎだ

中には愉快犯もいるっぽいが

299:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 04:11:34
僕が夕方学校から帰ると、家に知らない男がいた。
はやく気付くべきだった、後悔の念が頭をよぎる。
嫌な予感は朝からあった。

いつもなら、いつまでもだらしなく寝ているアイツが、
無駄に優しかったし「行ってらっしゃい」の声もうわずっていた。
沈黙し、立ったままの僕を見かねて、その男(おじさんの方が正しい)
は、アイツを一瞥し、頷くと立ち上がった。

またか…もういい、言うことはわかってる。
聞きなれた、そして、聞きたくも無いあの言葉を聞く。
「シンジ君、今日から僕が新しいパパだ。よろしくね」

差し出された男の右手を見つめながら、僕は思った。
これでいったい何人目の父さんだろう…
いいかげんにして欲しい!僕にパパは何人も要らない!!
必要なのはパパではなく、母さんなんだ!!!

300:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 05:14:57
>>290
何も消えることはないんでわ?
別におまいさんのせいでわないですよ


あといままでコメ出来なかった職人さん方

乙です!!

301:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 05:20:07
こんだけ人気ありゃ91も嫉妬するわな


にしてもこのスレの住人て職人に貪欲だなww
一人も手放したくないのかよw

302:ロン下
08/01/10 06:35:12
皆さん始めまして。
ここのスレッドはお勧めだと聞いて遊びにきました。
まだ全部は読んでいませんが素敵な話ばかりですね^^
不思議?な話も楽しいです^^



303:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 10:59:19
青葉さんはオペレーター席にお戻り下さい

304:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 16:55:28
アスカとレイを仲良くさせたい
スレリンク(eva板)

420:◆8EgVG9lmPs :2007/12/31(月) 02:02:55 ID:xN7d4uNr
もしも読んでくれたならレスください。賛辞でも手厳しい酷評でも嬉しいです。アンカーさえつけてもらえれば、今日の昼飯美味かったぜ!とか、そんなんでもいいです。反応が欲しいです…。

305:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 16:59:58
>>304
荒らすな

306:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 17:01:51
ごめんなさい

307:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 18:04:54
「おとうさん、また忘れてる!ちゃんと持ってってよ。せっかく私とお母さんがプレゼントしたのに!」
「ああ…すまんすまん。しかし、この携帯ってのはどうも性に合わなくてなあ。何処にいても電話で呼び出されるってのが・・・」
「もう!しらない!じゃあ、来年から父の日のプレゼントなんてあげないから!!」
「あらあら、怒らせてしまったわねえ。今のはあなたが悪いですよ」
「やれやれ、土産にケーキでも買って帰れば機嫌直してくれるかな・・・全く年頃の娘ってのは扱いが難しい」

   穏やかな秋晴れだった。これが私から全てを奪う、悪夢の一日になる事など、知るよしも無かった。

「ええい、行かせてくれ!お願いだ!!」
「高台のここ以外は全滅です!ここだっていつ波がくるか分からないんですよ!!」
「そんなことはどうでもいい!!家にまだ私の、私の妻と子がああああ!!」


それから数日後、私は妻子と再会した。ただし、二人の体は冷たくなっており、
その他の発見された遺体とともにシートにくるまれて並べられていた。私は遺体にすがったまま、とめどなく慟哭した。
生きていた頃の二人の姿が脳裏によみがえる。つまらないことで娘と喧嘩してしまったあの朝。まさか、あれが最後になるとは・・・
そうだ、携帯!突然の事態に動転して忘れていたが・・・・・・慌てて携帯を開き、慣れない手つきでボタンを押す

     9/13     19:20
     to:お父さん
     紅バラ屋のレアチーズケーキで許したげる
     だから早く帰ってきてね


―――あれから、15年の年月が流れた。
現在、私はあの時の娘と、同じ年頃の少年少女達を前に教鞭をとっている。
あの日以来、私は、あの悲劇を決して風化させまいと、生徒達に体験を語り続けてきた。
この仕事を辞めるその日まで、私は語ることを決してやめないだろう。
そして、あれから心に決めている事がもう一つ・・・

「あれ、先生、随分旧型の携帯持ってるんですね、使いづらいでしょう」
「・・・いや、これは手放すわけにはいかないんだよ。・・・そう、どうしてもね」

308:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 18:18:47
何処かで見た事がある展開ではあるけれど
あの先生に焦点を当てるとは、目の付け所が違うな


309:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 18:33:45
ああ、神だな。GJ!

310:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 18:52:12
神だな。
原作で描写が少ないキャラの方が書きやすかったりするのかな?

311:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 20:20:00
その運命の日の研究員達の記録

「動いた!!」
「何だと!予定より早いじゃないか!」
「全員、準備を急げ!歩きだすぞ!」
「すごい、歩いた・・・」
「羽根を広げてる!!急げ!」

それから後、彼らが目撃したその生命体は、日本の第三新東京市に運ばれてくることになる













ミサト「かわいいでしょ 彼 新種の温泉ペンギンなの 名前はペンペン よろしくね」

312:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 21:04:53
>>311
ちょっwwwキーボードとモニター弁償しろwwwアダムかと思っちまったじゃないか

313:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 21:09:10
>>311
吹いてから和んだw

314:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 21:32:08
ミサトと加持の大学時代のSS求む。ラブコメでもよし、過去の回想を交えて暗いテーマを含んでもよし。うぬの裁量に委ねる⊂(^ω^ )⊃

315:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 22:25:42
 笑っていた。
 いつだって、彼女は笑っていた。
 暗い過去を感じさせない、周りを呆れさせるほどに、彼女は笑っていた。
 思えば、その笑顔に惹かれたのだろうか?
 二人、どちらからという訳でもなく。
 気付いたら恋人という関係だった。
 彼女の過去を知ったのはそれからだった。笑い話のように、あっけらかんと笑いながら彼女は語った。
 でもその瞳の奥には、深い哀しみが満ちていて。
 俺も自分の過去を話した。彼女はしばらくこちらを見つめて、哀しく微笑んだ。
 『私たち、似たもの同士だね』と。何故だろう、俺も笑った。
 それからは幸せな日々だった。幸せすぎて、怖いほどに。
 彼女は笑顔をたやさなかった。俺もそれに応えるように、できるだけ笑っていた。
 ……別れは突然だった。理由を彼女から聞いたが、俺は瞬時に嘘だと分かった。
 長い間、本当の理由は分からなかったけれど。あの日、真実を聞けてよかった。
 今、君はどんな顔をしてる?
 …予定では、君の胸の中で…だったんだがなぁ。



「よぅ、遅かったじゃないか」



 終

316:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 22:44:54
すげぇ……ぞくっと来てニヤついちまった……

317:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 23:04:59
なんでここばっか神が集まるんだろうな……

318:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 23:09:11
>>317
「神の腰掛け」と、このスレを呼ぼう。
気が向いたらちょこんと書けるから手軽で良い。

319:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 23:35:16
みんなクオリティー高いよな。
自分なんか怖くて投下できん。
楽しませてもらうことに専念するわ。
とりあえず、すべての職人、否、神にGJ!

320: ◆0TkuLshUr.
08/01/10 23:36:00
最近、アスカが変だ。
「嫌い」

エヴァとのシンクロも、上手くいってないらしい。
「嫌い!」

会う度に、嫌味ばかり言われる。
「みんな嫌い!」

家にいても、正直気まずい。
「大っ嫌い!!」

綾波とはよく話すんだ。
「独りはイヤ」

アスカとは、ろくに会話も出来てない。
「独りはイヤ!」

側にいても、不機嫌にさせるだけみたいなんだ。
「独りはイヤァァァァア!!」

僕はアスカに、何もしてあげられないんだ。


「アンタが全部私のものにならないなら、私、何もいらない」





321:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/10 23:45:09
GJ!
すれ違い感がすげえ出てる
切なす

322:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 00:04:54
おお、来てくれたか

GJ!

323:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 00:12:40
もりたけGJ!! 詩だな。

324: ◆0TkuLshUr.
08/01/11 00:18:57
確かに詩だわ
1レスだから詩っぽいのもありかな~と

みなさんレス㌧クス

325:さくりゃ ◆JSzrtK3oCk
08/01/11 00:45:44 KnsQzmrE
あの頃はよかった。
バカみたいな話して、バカみたいに笑って、バカみたいにセックスしてバカみたいに眠った。
もう何年も前の学生時代を思い出すだなんて、俺も意外と年をとったんだなあ、とぼんやり考える。

「愛してるよ」
リビングに無造作に広げた布団にふたりで絡まりながら、うわごとのように呟く。
ぴくん、とちいさく君の身体が揺れた。
「……今日は、講義とかないの?」
否、今日も、か。
「ん……あるかもしれないわ」
「いいの? 行かなくてさ」
「いいのよ……どーせ分かり切った事を小難しく話してるだけなんだし」
だからもう一度、と君が上気した頬で囁く。
若いってこういう事か、と考え自嘲的な笑みを浮かべながらもう一戦。
「……っく……」
「無理に声、我慢しないで」
「やっ……」
「聴きたいんだ、聴かせてよ。君の喘ぎ声」
我ながらよく言うよ、と心の中で呟きながら愛撫する手は止めない。

「……何で、こうなっちゃったんだろうなあ」
手を額に当てながら、やっぱりうわごとの様に呟く。
息をするたび狭窄音が聴こえる。肺をやられたんだろうか。
くるしいのに、あの日を思い出す意識ははっきりしている。
バカ高く作られた軍用ビル特有のバカでかい換気扇の音が耳に心地よい。
いつもなら疎ましがって嫌がるのに、こんな時ばかり世界がクリアに見える。
いっその事頭でもぶち抜いてくれりゃあよかったのにな。
そうすれば君との思い出も心の底にしまえたままだったのに。


「そうだろ……なあ?」
「……何の事かしら、加持くん」

326:さくりゃ ◆JSzrtK3oCk
08/01/11 00:52:12 KnsQzmrE
正直、叩かれても仕方ない覚悟で投下した
ミサトと加持のエピソードではこれが性的にも違くても
自分にはセックスシーンが印象に残っていたからさ
不快な思いをした人がいるなら謝る。本当にすまない


327: ◆IE6Fz3VBJU
08/01/11 00:52:29
少年は海辺でガラスの瓶を拾った。中に紙が入っている。これは―メッセージ・ボトルだ。
話には聞いたことがあるが、実際に見るのはこれがはじめてだった。
少年は胸をときめかせながら瓶の蓋を開けた。


母さんのことは本当に悪かったと思っている。議論の余地なく、私が悪い。
私が夫としても父親としても失格であることは、自分でもよく分かっている。
何せお前の入学式や卒業式や、何より母さんの死に目にも立ち会わなかった男だ。
研究が日の目を見ず、半ば狂人扱いされていた中、何とかやってこれたのも、母さんがいてこそだった。
その母さんを見捨てたようにお前が思っても仕方ない。お前にどう思われても私には何も言う資格はない。
しかし、私の研究は、人類の歴史を変える―いや、そんな言葉では到底表せないものなのだ。
お前を南極に連れてきたのは、せめて、私の研究の成果を見てもらいたかったからだ。
無駄に犠牲になったのではないということを、知ってもらいたかったからだ。
言い訳だとお前は言うだろう。
そうだ。これは家庭人失格の男の、情けない繰り言だ。だから上に書いたことは忘れてくれ。
ただ、これだけは分かって欲しい。

私は、母さんもお前も、心から愛している。

P.S
この調査から帰ったらきっと時間を作る。二人でどこか旅行に行こう。


少年は肩を落とした。外国の文字で、何が書いてあるのか全く分からない。
もちろん、手紙を書いた人物が、手紙は書き上げたものの、手渡す決心がつかず、
かといって破り捨てる気にもなれず、結局瓶に入れて海に投げ入れたことなど、知る由もない。
少年は暗号を解読するような気分で手紙の文字を見つめた。
複雑そうな模様は、きっとカンジだろう。ということは、中国か日本? 
誰か分かる人に翻訳してもらおうかと少年は考えたが、結局、海へ帰すことにした。
これは、自分が受け取るべき運命ではないのだ。運が良ければいずれ読むべき人のもとへ届くだろう。
少年は、手紙をしまい、蓋を締めると、思いきり瓶を投げた。
そして、波間に消えていくまで、じっと見守っていた。

328:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 00:54:11
 私は、逃げていた。
 逃げていた。
 私は造られたモノ。
 人形だと、弐号機パイロットは言ってた。
 私は人形じゃない。
 でもヒトでもない。
 曖昧な存在。
 一つだけ確かなこと。
 碇司令が、私の全て。
 あの人の命令なら、なんでもきくわ。
 …私は人形なのかもしれない。
 違うわ。
 だから、それを証明したい。
 私に心というものがあるのかは分からない。
 でも、今…私は、私の心で決めた。
 たった一言。言えない。
 勇気? これが勇気?
 『勇気を出す』。よく耳にする言葉。よく目にする文字。
 …そう、これが勇気なのね。
 私にも、そんなものがあったのね。
 だから、この、一言、言うわ。



「…チャーシュー麺、一つ」



 終

329:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 01:06:28
「よお、遅かったじゃないか」
「仕方無いでしょ。仕事が山積みなんだから」

私はそう言って、アイツの隣に腰を降ろしす。

「で?どーしたのよ急に。話しって何?」
「なあ、葛城。シンジ君達はエヴァに乗って戦っている。まだ中学生なのに、命を賭けて」

アイツが珍しく真面目な表情を浮かべている。

「そんなあの子達に、俺達が出来る事ってなんなんだろうな」
「そんなの……分からないわ」
「俺にも分からんさ。だから、俺に出来る事はしてやりたいと思ってる」
「それは私だって――」
「分かってる。……話ってのは、それだけさ。用事があるんでね、そろそろ行くよ」

勝手に呼び出して、喋るだけ喋って、帰ろうとしている。
その背中に、文句を言ってやろうと思ったその時、アイツが少しだけ振り返った。

「もし、俺がいなくなる事があったら、俺の分まであの子達を頼む」
「……?ちょっとそれってどういう―」
「……フッ、単なる冗談さ。じゃあな葛城」
「コラ!待ちなさい!」


エレベーターの動く音が聞こえる。

これで、良かったのよね。

ねぇ、加持君?

330:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 01:57:19
テス

331:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 02:21:04


332:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 02:23:31
返し

>>325
加持さんを撃ったのはりっちゃんっていうのが定説だけど
こういう事があったと考えると、何とも言えん最期だねぇ
>>327
個人的には、その瓶を拾ったのは赤い海からだと思いたいな
切なさというか悲壮感が増す気がする
>>328
レイ「「勇気」とは「怖さ」を知ることッ! 「恐怖」を我が物とすることじゃあッ! 呼吸をみだすのは「恐怖」!
   だが「恐怖」を支配した時! 呼吸は規則正しくみだれないッ! 波紋法の呼吸は「勇気」の産物!! 人間賛歌は「勇気」の賛歌ッ!!」 
チャーシュー麺に騙されそうになったが、これはかなり真面目なSSだよね
>>329
ミサトさんは無能上官として叩かれる事も多いけど、
加持さんが絡むと急に株が上がる気がする。気のせいか


なんだなんだ、夜中になって投稿ラッシュが来てるとは
御意見番みたいな事はなるべくしたくないが・・・


333:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 02:28:49
撃ったのがリッちゃんって定説ではないキガス

334:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 02:34:35
定説も何もミサト説につぐ電波説だろ・・

335:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 02:37:06
スレ違いだからやめようね

336:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 02:38:30
スマンかった

337:さくりゃ ◆JSzrtK3oCk
08/01/11 02:41:03 KnsQzmrE
まあ自分としてはりっちゃん説を支持してる奴なのだが
エヴァ作った監督が監督だから色々あるんだろうなあ、と考えて
変な脳内物質が分泌されてるテンションの時に書いてみた
りっちゃん説支持だからといって他の説を貶める訳じゃないので
あまり深く考えずにさらりと読んでくだせえ

338:さくりゃ ◆JSzrtK3oCk
08/01/11 02:44:20 KnsQzmrE
「あんたなんか、大っ嫌い」
アスカが僕を見下すような表情でそう吐き捨てても、僕は恍惚とした表情を浮かべていた。

僕は独りじゃないんだ。
僕には綾波もミサトさんもカヲルくんもアスカもいる。
僕の事を必要としてくれている人たちがたくさんいる。
苦手な学校には行かなくていい。
もう天国にも昇る思いだ。

「碇くん」
綾波はこの頃、少し微笑みながら僕の名を呼んでくれる。
「シンちゃん」
ミサトさんはふたりの時、恋人のようにそう呼んでくれる。
「シンジくん」
カヲルくんだって笑みを浮かべて僕をやさしい言葉で包んでくれる。
「バカシンジ」
アスカは憎まれ口を叩いても、結局は僕を求めてくれるんだ。



「あんたなんか、大っ嫌い」
好きの反対は無関心なのだから、アスカは僕の事好きかもしれないんだよね?
「あんたなんて死んじゃえばいいのに」
ありがとう、僕にかまってくれて。

339:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 02:48:59
なんつープラス思考
すまんが意図が見えん

340:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 03:03:34
このスレを立てた>>1に感謝
(≧Д≦)ゞ

そして職人達に感謝
(≧Д≦)ゞ

341:さくりゃ ◆JSzrtK3oCk
08/01/11 03:29:31 KnsQzmrE
>>339何つーか、自分があの状況下に置かれたら
そうやって開き直って現実逃避するかな、なんて思って。
補完時の色々飛んじゃってるシンジのイメージ

342:さくりゃ ◆JSzrtK3oCk
08/01/11 03:30:58 KnsQzmrE
ちょっと自分ここに入り浸りすぎだな;
数時間ほど自重しとくので他の職人方頑張ってください

343:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 03:33:16
とりあえずsageような?

344:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 08:03:24 IZp6X2aN
さくりゃとかいうコテ外せ。また荒れるだろーがウンコ。

345:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 11:02:01
殺風景な石碑の前で、私は昔に思いを馳せる。


ずいぶん前の話だ。
あれはネルフが出来て間もない、冬の頃の出来事だった。
私はユイに、予定外に早く帰宅することと冬月先生もご一緒だということを電話した。
家に向かうバスの中。冬月先生ととりとめのないことを話していると、
車窓から、必死の形相で自転車こいでいるユイを発見した。
自転車の前かごにねぎ二本その他、鹿の角のようにさしてすっぴんジャージ。
私達の乗ったバスを追い抜こうと猛チャージしてる姿を先生に見られた。
二人でできるだけゆっくり歩いて家に入ると、
化粧ばっちりで、さも何事もなかったように玄関に出て来たユイ。
挨拶を済ませ、台所へと戻っていく後姿を見て驚いた。
スカートの後がめくれて膝までまくったジャージがあらわだった。
「ちょうどよかったですわ。今夜はお鍋だったんですよ」(いや、必死でねぎ買ってたの見たってば)
三人でつつがなく鍋も終わり、冬月先生をバス停までお見送りした。
「いい妻をもったな。大事にするのだぞ、碇。
 今度はきちんと約束してからお邪魔するよ。
 …ところで玄関の傘たてに、大根、ささってたぞ」
と先生はちょっと申し訳なさそうに、そして微笑しながら帰っていった。
急なことでもユイは全く怒らず、いつも通りの笑顔をみせてくれた。
しかし、傘たての大根だけは笑わせてもらった。


私は今、シンジと二人だけでここに来ている。
シンジとここへ来たのは三年ぶりだ。
ユイ、かけがえのないことを私に教えてくれて、ありがとう。
いつか、この話をシンジにしても構わんよな?
でも、今はその時期ではない。
だから私はシンジに向かって言う。

「全ては心の中だ。今はそれでいい」

346:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 11:27:43
>>345
切ないねェ

本当に本編でもこんな大人たちだったら・・・と思わずにいられなかった


とりあえずGJだぜ!!

347:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 12:45:34
ゲンドウかっこいい…GJ!

348:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 13:42:57
俺は、職人と>>1に感謝。このスレに出会わせてくれてありがとう。


349:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 14:05:08
>>345
GJ

350:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 15:47:46
ネルフが出来たのは…まあいっか

351:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 16:36:20
弐号機は動いてくれた。

ママが見ていてくれた。幾度と無く乗っていたのに何故今まで気付かなかったのだろう。
『エヴァシリーズを必ず殲滅』ミサトは最後まで無茶な指示をしてくれた。
作戦部長の名が泣くわ。
無謀だということは、理解していた。だけどママがついてる。アタシはまだ、生きている。
弐号機の無駄の無い動きが次々と量産機を葬る。
完璧だったはずだった。だけど。最後にミスを犯した。

ロンギヌスの槍がA.T.フィールドを貫く。
勝利への確信・・・いや、生への執着。皮肉にもアタシを立ち上がらせたそれが判断を遅らせた。
流石に無敵のシンジ様でも、9匹相手じゃ分が悪い。1匹でもこの世から完全に葬ってやるべきだった。
激しい痛みと肉体が裂けていく感覚が襲う。最早自分の声も聞こえない。
ぼやけ始めた視界の隅に、1つのスイッチが映る。
ファーストが零号機の中で押し、第3新東京を道連れに使徒を殲滅したスイッチ。
万一の事態に備えて出しておいたものの、押せなかった。
・・・さっさと押しとくべきだったのかしら。こんな奴等にやられるよりは・・・。
天にかざした憎悪に槍が雨のように降り注ぎ、貫く。
・・・人形みたいで嫌いだったけど、あれを押した度胸は認めてあげるわ。

青く、眩しかった空が陰り始めた。
・・・なんで助けに来ないのよ、バカ。大嫌い。最期に花火でも見せてやろうと思ったのに。
色を失った少女の肌を一筋の雫が伝った。
・・・バカ・・・・・。








352:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 16:41:44
あああ

353:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 20:42:34
451:◆8EgVG9lmPs :2008/01/11(金) 20:30:21 ID:??? [sage]
430は俺だ。もりたけの方がはるかに良い評価もらってるな。俺はだめか。消えた方がいいか?才能ねぇのか。っていうかもう逝くべきか?

アスカのツンデレスレ


ごめんなさい
あまりに醜くくてw

354:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 20:43:56
>>353
そういうのわざわざ貼らなくていいから
空気悪くなっからさ

355:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 20:44:33
やると思った

356:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 20:54:19
恐るべし嫉妬厨
もりたけも大変だな。あんな奴に目つけられて

357:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 21:23:27
ああ学校こそ一番の憂鬱の種でした
あのがやがやした喧騒に身を投げ出すくらいなら一日中プラグの中で怪獣を相手にしてる方がましとさえ思っていました
あの駅での一件以来、どういうわけか鈴原は自分に節介を焼くようになり、何かと話しかけてくるようになったのです
元々よくわからなかった彼はますます訳の分からない存在になり、自分としてはまたやっかいなことになったなと彼から逃れるすべを終始考えていたのです
それでもあの同居人よりは幾分つきあいやすい人なのだと最近では思えてきました
鈴原はその話し方に似合うあっけらかんとした性格で、いつもオーバー気味に購買のパンのことやイインチョがうるさいなどということを止めどもなく喋り続けるような奴でした
会話中のたった一瞬のがらんとした間にさえ恐怖を抱く自分にとっては、彼はとても好都合だったのです
しかしやっぱり学校というものはひどく窮屈な場所で、自分は常に背中に冷や汗をかきながら当たり障りのない顔でニコニコしてるほかなかったのでした
しかも、ああなんと言うことか、自分はある種の羨望のような目で見られていたのです
それはひとえにあのデカブツのパイロットであることが原因のようでした
自分にとって羨望されるというのは高く高くつり上げられ、ある時ぷつっと糸を切られ真っ逆さまに落とされるという意味でしたので、まさに恐怖だったのです
机の周りに集まられ、やれどうやって選出されたのか、あれそれはどういう仕組みなのかと聞かれ、自分はばれないようにとぼけてみせ周囲の笑いをとるのですが、内心はカチカチと歯をならして冷や冷やしているのです
そしてきらきらした女子の目を見て、ぎゃっと悲鳴を上げそうになりながら早く始業のベルが鳴るのを待っているのでした
そういった中でも一人静かに席に着いているのが綾波でした
もちろん彼女は自分と同じくあれのパイロットなので興味がないのでしょうが、彼女はほとんど朝から放課後まで席を立つことはなかったような気がします
そして人と話すことも全くと言っていいほどなかったのです
周りの人垣の隙間から見える綾波はのんきに(少なくとも自分にはそう見えたのです)窓の外の校庭を眺めていました
自分は彼女を羨ましく思ってましたが、彼女のように常に素っ気なくクールに振る舞うのは小心者の自分にはとうてい無理だと諦めてました

358:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 21:27:40
やべ、目がチカチカする

359:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 22:05:50
少し顔をしかめて目を逸らすトウジ。
その隣で淋しげな笑顔を浮かべるヒカリ。
ケンスケは苦笑いで模型を手に取り、
ミサトはビールを一口飲んだきり何も言わない。

アスカがたまりかねて一言。
「シンジ、チャンネル変えてよ。」
「ああ、そうだね……」

『お兄ちゃんひどおい!えーん!』
『まいったな。ワカメ、何も泣くこと……げげ、父さん!』
『こらカツオ!今度は何をやらかしおったんだ!』
『また、カツオおにぃちゃんおこられてるでしゅか。』

(ブルーマンデー症候群?いや……みんな淋しいんだな。これだけ友達が居るというのに。)

加持は努めて明るい口調でみんなを誘いかけた。
「よーし、みんなでカラオケでも行くか?」




うーん、お粗末。


360:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 22:19:41
私は鍵。

私は鍵でしかない。補完計画の要、鍵となるもの。
あの人のために作り出された鍵、ただそれだけの存在。
鍵は鍵を開けるその瞬間まで、まったく意味を為さない物。
その瞬間までは、土塊ほどの価値もない―

そう、価値など有ってはならない。

なのに何故?私を彼と共に戦わせるの?
何故?彼は私を「お母さん」みたいなどというの?

私はなんの価値もない。価値など有ってはならない。
生きる価値など、有ったところで……

「知らないの。」
「え?」
「多分、私は三人目だと思うから。」

そう、知らない。私は知らない。以前の私はもう居ないの。
あなたのことなんか、私は知らない。
だから、もう私に近づかないで。お願いだから。

気が付くと、私はねじ切っていた。大切にしていたあの人のメガネを。
その時、手に怪我をしたことも気付かずに。

痛い……怪我をした手のひらが、痛い……

361:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 22:21:49
というメンヘラであった・・・

362:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 22:24:51
アスカのツンデレスレにて◆8EgVG9lmPsが暴走しましたので
こちらにも荒らしに来るかもしれません

どうぞご注意下さい

363:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 23:35:42
なんか質が落ちた
昔は量より質だったのに

364:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 23:52:00
話しは変わるけど、名無し職人ってどれくらいいるんだろうな
多分同じ人が書いたのかな、と予測出来るのは幾つかあるけど

365:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/11 23:57:34
「やっぱ生だよ! 生! 味が違うよ」
「この喉越しが堪らないよな!」

「あー痛ぇ…染みるぜ…」
「お前、派手にやられたもんだな、ヲイ」

「バッカ、それ俺のだってぇの!」
「早いもん勝ちだろうがよ」

「なんだかんだ言っても腹は減るんだよなぁ、ったく」
「世の中都合良くはいかねぇもんだっての」

「…あ、初号機来たぜ」


「シンジ君! アスカが! アスカが!」
オペレータ・マヤの悲痛な叫びも、聞こえなかった。
シンジの眼前で弐号機・アスカは惨たらしく喰い荒された姿を晒していた。

一拍の間、次の瞬間シンジの絶叫が崩壊したジオフロントに響き渡った。


366:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 00:00:03
つまん(ry

367:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 00:02:49
>>364


368:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 00:25:03
>>357
なんかの文学作品のパロディかな?
読みやすくしたらいい感じだと思う


369:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 00:37:07
>>364
ノシ
すまんな、毎度駄文で

370:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 00:41:00
>>364
ノシ
今日初めて投下しましたです。
やっぱり書くよりROMる方が向いているかも…と反省。

371:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 00:45:23
>>364
>49と>164は同じ人な気がする
てーか、文体とかペンペンネタとか色々被ってるし

372:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 00:56:32 5esEchpY
>>364
ノシ

いくつか書いてみたけどレスつかないことも多くて、
恥ずかしくてコテ名乗れないっすorz

373:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 01:02:10 XjGh/Qt1
シンジが第三新東京市にやってきて、数秒足らずですさまじい騒音が響いた
バンバンバンバンバンバンバンバン「はい、引っ越し 引っ越しさっさと引っ越し シバクぞ」
シンジ「ああっ・・・」ネルフ本部「正体不明の移動物体は以前、本所に対して進行中」青葉「目標、映像で確認。視モニターにまわします」
「亭主も逃げ隠れせんでいいぞッ隠れんでいいぞッほーッ」プシュー「わかったアッ」「15年ぶりだね」
「ああ、間違いない」「まだいてはったッ」「使徒だ」

使
徒、miyoco襲来


374:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 01:09:57
書ける最大文字数と、使える最大スペース数をわかる人がいれば教えてくれませんか?
書こうと思ったんですが、文字数オーバー、行替えオーバーで全然入りきらないんですよ……

375:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 01:10:51
スルーしたいが言わせてくれ

>>373
 つ ま ん ね え よ

つうか小説でも何でもねえよそれじゃ

376:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 01:18:08
>>374
判らないけど、限界まで詰め込むと読みづらくなるよ。
一行の文字数を控え目にしないと、ブラウザの幅によっちゃ改行されてしまう。




377:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 01:33:07 XjGh/Qt1
ダン、ダン、シンジ「うわあっ」ダン、ダン、グシャアッ 青葉「目標は依然健在、現在も第三新東京市に向かい進行中」「航空隊の戦力では、足止めできませんッ」
「総力戦だ。厚木も入間も全部上げろ」「出し惜しみはなしだッなんとしても目標つぶせッ」グシャッ
「えー、河原さん、西和警察署です」通報で駆けつけた警察官の注意の完全に無視「なぜだッ直撃のはずだッ」「戦車大隊は壊滅。誘導兵器も法縛壁もまるで効果なしか」
ピピッピピッピッシュッガチャ「わかりました。予定道理発動いたしますッ」ビュッ
ミサト「ちょっと、まさか・・・n2地雷を使うワケッ」「伏せてッ」「ウワッ」m「私のことは、どうでもいいからッ自分のことをまず守るッ常識よッ常識ッ」
ドッカーン ビュー「うう、うう」バッ「やったあッ」「残念ながら君たちの出番はなかったようだな」「衝撃波、来ます」ジーッ「その後の目標は」「電波障害のため、確認できませんッ」
「あの爆発だ。ケリはついてる」スィーッ「センサー回復します」ピピッスィー「爆心地にエネルギー反応ッ」「何だとおッ」「映像、回復します」スィーッ
「オオッ」m「隠れてまで撮るのは盗撮ッ」「我々の切り札が・・・」「何てことだ・・・「化け物めッ」
m「ワ・カ・ル おまえ、これで平気なんか 近所の奥さん撮って、隠れてまで、で、夜な夜な見てんのかッあーッ」

378:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 01:35:00 XjGh/Qt1
ワ・カ・ル

379: ◆JSzrtK3oCk
08/01/12 01:38:58 GC4O2ZdI
注意を受けたのでさくりゃコテ外しました

>>374自分もよく分からないまま書いてたけど
多分全角1000程が限界じゃないでしょうか


380:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 01:43:20 FrQJq/No
富山県では違法マフラーとか改造車乗ってる男は
喧嘩上等の証っていう地元の暗黙のルールだよ。いつでも喧嘩上等らしいけどなにか?


381:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 01:53:05
冬月「誤爆か……。どうする、碇」

382: ◆rK3tDGGMK2
08/01/12 02:11:59
>>364

どこぞで電波かいてる人ですがこっそりと一つだけ投下してたり。
まあコテつけるほどじゃないかなあとか。

>>374
31改行(32行)or1024全角文字だとおもう。
読みやすいように書いていたら基本的には改行のほうに引っかかる気がする。

383:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 02:29:05
>>376
>>379
>>382
ありがとうございます
1000文字はちょっぴりキツいかもしれませんが頑張ってみます
ジャンルは何でもいいんですよね?

384:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 02:34:59
 人を好きになる、とはどういうことなのだろう?
 私はあの人が好き。
 好き?
 ……本当に好きなのか。
 解らない。
 どこが好き?
 解らない。
 答えは出ない。
 問いがあれば、答えがあるというわけではない。
 だって男と女はロジックではないのだから。
 問いと答えは背中合わせ。
 向かい合わずにずっと背中を向けている。
 確かなことなんて、何一つ、無い。
 ただ一つ確かなこと。


「…必要となれば捨てた女をも利用する……エゴイストな、人ね…」


 ただ一つ確かなこと。


「…………嘘つき…」


 ただ一つ、確かなこと。


 私が、女だったということだ。


  終

385:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 02:36:17
>>383
1はジャンルを制約してないよん。
NGかどうかは載せてみた結果で知る他はないかな。

386:名無しが氏んでも代わりはいるもの
08/01/12 02:36:19
ミサトは鉛筆を手に悶絶している。
柄にも無く、短編小説を書いているのだ。それも機械の手を借りず、
原稿用紙に鉛筆で、一文字一文字、自分の言葉で書き起こしている。

人類補完計画の発動から約半年。本人にも訳が分からないまま、
「葛城ミサト」という個体生命として、この世界に戻って約3ヶ月。
知った顔は、弟妹のような存在のシンジとアスカだけ。
「他に誰がいて誰がいないのか」さえ知れない、荒廃した「その後」の世界。
ある意味、原始に戻った様な、ゆったりとした時間の流れの中で、
他に為せる事も無く、有り余る時間を一人で潰す術として、執筆を思い立ったのだ。

元来、活動的な性格のミサトは、一所に凝り固まって原稿用紙と対峙するような事は
性に合っていない。それでも、こうして真摯に取り組んでいる様からは、
自らも死に直面した事で、「自分の何かを後に残す」事に目覚めたと窺える。
そう、「父」や「恋人」が、彼女に何かを遺していったように。

「ミ~サトっ!ほら、書いてたアレ、出来上がったの?」
こちらも退屈を持て余しているアスカが、原稿の完成を楽しみにしている。
「ん~・・・・・・まあ、ね。」
自分に然程の文才が備わっていない事を悟っているミサトは、アスカに渋々と原稿を渡す。

「何これ?・・・・・・これが小説と言えるの?」
「・・・・・・言えないわね・・・・・・。」
「これで大学を卒業出来たなんて、まさに奇跡ね。」
辛口の評論家を前に、自分が学生時に起こした奇跡に初めて気付くミサトであった。

「でも、処女作としては及第点なのかな。あとはもっと感受性を磨かなくちゃ、ね。」
ミサトは、その「感受性」の最も豊かな年頃に、失語症に陥っている。
丁度、今のアスカの年頃。その時期の感性を失った事は、ミサトにとって悔いではあるが、
この大人気ない悪態をつく妹分が、自分と同じ道を辿らず自我を取り戻せた事は、嬉しく思っている。

「この子達を立派な大人にする事、それも自分が残せるものの一つ」ミサトはそう感じている。


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