エヴァの主人公が真ゲッターの竜馬だったら~4号機at EVA
エヴァの主人公が真ゲッターの竜馬だったら~4号機 - 暇つぶし2ch400:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/03 23:50:40
GJッ!!
でも終わりに近づいてるっぽいから寂しくなるなぁ(´・ω・`)

401:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/04 00:00:07
ここまでワクワクするSSは初めてだで!

402:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/04 00:06:02
使徒がこんなに可愛い奴らだったともっと早く分っていたら
傷つけあわずに済んだのに・・・。

403:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/04 00:10:00
人とシトの共闘…感動でマジ体が震えた…

しかしなんて凄い神職人が現れたんだ
リアルタイムで接することができて、
このスレにいる皆と感動が分かち合えて、
ホントに幸せだよ

404:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/04 00:40:21
誰か今回の真ゲッターとアルミサエルの握手とか、プラグスーツ竜馬とか
ゲンドウ呵呵大笑とかインベーダーシンジ君カヲル君とか、あるいは
エヴァ終号機の想像図とか描いてのけるゲッター線重度吸収済神絵師はいないのか

405:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/04 01:26:36
>>404
眼で見るんじゃない、心で見るんだ。
ほら、もう見えているだろう?

406:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/04 01:35:50
試しにやってみたら「ド」と「ワ」と「オ」の文字しか見えなかったぜ

407:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/05 00:54:44
移転したのかな。

408:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/05 01:02:18
全体的に大移転中みたいね。

409:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/05 20:12:41
移転終了かな?通常のブラウザで見られるようになった

時天空の存在を知るとアダムとリリスの末裔で生存競争とか霞んでしまうよな
人間の敵は人間って劇場版で言ってたけど、人間の味方もやっぱり人間(使徒)なんだ

410:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/06 23:43:08
保守

411:つづき
07/12/07 00:14:44
 さて。
 ネルフの復旧作業に関する記述はこのあたりで筆を置くとして、もうしばらく視点をそ
のままに、彼女を追っていこう。
 やがて、かじりついていたコンピュータから離れると、リツコはレイが収容されている
病棟へと向かっていく。

 別段、目的があるというわけではない。
 あえて挙げるとしても単に見舞いをする程度である。
 というよりも還ってきて最初にリツコはレイの容体を見たのだが、エンペラーから記憶
を得た彼女の知識をもってしても、レイを回復させる手当は見つからなかった。
 やはり、インベーダーにむしばまれた現代のユイの魂を解放するしかないだろう。

 ところで彼女がレイの元へ行く前に補足として書いておきたいのは、リツコがかつて竜
馬と出会う以前、彼女がゲンドウとの愛人関係にあったことだ。
 それ自体は前に述べたと思うが、愛人関係にあった間はゲンドウに対して己のみを見て
欲しい、という感情がリツコを支配していたのは自然のことだろう。

 ちなみに補足の補足になるがゲンドウはリツコの母親、ナオコとも愛人関係だった。
 その人がすでに故人であるのは、あるときゲンドウに邪険にされているという事実を知
って、それから走る激情のあまり投身自殺を図ったからだ。
 これらのことから見ても解るように、ゲンドウの心はもとより赤木親子にはなく、ただ
ひとつ妻、ユイにのみしかなかった。

 それゆえに、リツコはユイのクローン体であるレイを憎悪するところがあった。
 悪いのはゲンドウなのだが、本人でなくその妻に批判がいってしまうのは女ゆえか。
 が、リツコの感情は竜馬という男の出現によって解放されることになる。
 それを解説にするにあたっては、赤木親子の言葉である「男と女はロジックじゃない」
のひとことで片付けてしまいたい。
 要するに一目惚れだ。
 心の中のゲンドウが竜馬によって塗りつぶされたことで、ユイには無関心……とまでは
いかなくとも、憎悪をするのを止めることはできたわけである。
 身勝手だが憎悪しつくしているよりは、マシであろう。

412:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 00:15:50
 それより、ゲンドウについて少し掘り下げておきたい。
 彼がユイに心が完全に残っているのに愛人をつくった、というのはおかしな話に聞こえ
るかもしれないが、その理由は単純なことだ。
 要するに赤木親子の持っていた科学者としての能力を独占したかったのである。

 そしてゲンドウにとって都合の良いことに、この親子は科学者としての才能は豊かで、
見聞も広かったが、恋愛ごとになると見境が無くなるという欠点があった。
 ゲンドウはここを利用して、疑似の愛人関係を造り出して二人を利用したのである。
 我々の世界でも宇宙飛行士という、能力的にも精神的にも成熟していなくては成れない
はずの職業に就く人間が、痴話によって騒動を引き起こしたという事件があったが、まさ
に赤木親子もこの類の人間といえよう。

 しかしこれも妙な話だった。
 ゲンドウは繊細で傷つきやすい人間であるはずなのだが、そのじつ息子、シンジのよう
に純情一本ではなく小賢しいところがあって、己の理想のために他人の感情を冷徹なまで
に利用するのは得意……とはいえないが、利用するのは平気だった。
 なおその理想とは、この物語の最初から語られていた通り、ユイとの再会だ。

 単なるエゴイストとは違うように思える。
 自己中心的な人間を繊細とはいえないはずだ。
 繊細にして剛胆なのだ、といえば済みそうだがゲンドウの行動を見るに、どうもそうい
う英雄的な二重さとも異なるように見える。
 それなら、なんだろうか。
 思うにゲンドウという男は精神が完全に子供のまま、大人になってしまっている。

 幼児は他人を他人として認識する術を知らないのでこの世界は、自分の感覚だけが全て
であるように感じている。
 だから自分のルールから外れる他人の行動などはは理解できるわけもなく、それらは恐
怖もしくは排除の対象となる。
 子供が身勝手な行動に出るのは、このためだ。

413:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 00:16:56
 だからゲンドウも自分が欲しい、と思うものを手に入れるためなら、周りにあるものは
全て自分の道具と化してしまう。
 そこにある道具たちは全て異なる心をもって自立している存在、すなわち他者だという
ことに気づかない。

 ただ幼児と違うのは人並み以上の行動力と、人間としてではなくコンピュータ的な知恵
が備わってしまっていることだが、それゆえ余計に始末が悪い。
 そんな人間が、本物の子供であるシンジと円滑な人間関係が保てるはずはなかった。
 彼に振り回された普通の人間たちなどは、迷惑そのものでしかなかっただろうが、それ
を書いても詮無きことだ。
 まあ、ゲンドウ話はこのあたりで控えよう。
 なんだか彼の悪口ばかりを書いたようになってしまった。

 ともあれ、リツコはレイの元へ向かった。
 病室のドアを潜ると、そこには苦しげながらもはっきりと息をしている姿のレイがあっ
た。彼女は人の入室に気づいたのであろう。
 ゆっくりとリツコに頭をむけた。

「赤木博士」
「あまり調子はよくなさそうね」
「……はい」

 力なく答えるレイ。
 そういうだけでも精一杯なのだろう。
 そのまましばらく沈黙が流れたが、やがてそれを破って最初に口を開いたのはリツコの
方だった。

「碇ユイとして聞いてほしいんだけど……よく怒らないのね」
「なにが、ですか」
「私のことよ。いえ母さんも含めて、私たちのことを」
「……それはまあ」

414:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 00:18:02
 と、レイの口調が変わった。
 その表面にユイの感情が表れてきたのであろう。
 表情にも静かな笑みが浮かびあがっていく。

「私も、女ですから。浮気亭主と泥棒猫は憎いですよ」

 そこまでいって区切ると「でもね」とレイは付け加えた。

「子供みたいなあの人を置いて勝手に居なくなった私にも原因はあったわけだし、なによ
り今は元のサヤに収まったようなものだから。もう気にしません。
 それにこういうと失礼かもしれませんが……あなたは、流さんのような器の大きい人と
一緒にいた方が、きっと幸せになれますよ」

 そういうレイに対して、リツコは思わず頷いてから慌てて頭を振った。
 たしかに言うとおりだとは思った。
 そもそもリツコ自身、依存心は強い方だ。にもかかわらず、依存心の塊のような男を相
手にしたところでうまくはずがない。
 磁石のマイナスとマイナスの両極を無理に繋げようとしても反発するのと同じだ。

 が、レイ、つまりユイのいうことをそのまま飲み込んでしまうのも、リツコのプライド
が許したくはなかった。
 なにか言い換えるような言葉がないか、とくるくる頭脳を回してみたものの、いい案が
思い浮かばずに話題をそらすことにした。

「病人なのによく喋るわね……これからどうするつもりなの」
「私なりにケジメをつけます」
「ケジメって」
「ケジメはケジメ。元凶は私といってもおかしくないんですから、全てのことにケリをつ
けるつもりです。彼女の体も、いつまでも拝借している訳にはいきませんし」

 といって、苦しそうにしながらも笑っていう。
 それにはっと気づくことがある。

415:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 00:19:24
(ああ、この人はまた……)

 失せるつもりだな、とリツコは思ったのだ。
 思わず、

「卑怯者」

 そんなセリフが飛び出てしまう。
 さらにいう。

「母親としては失格ね。もっとも、子もいない私がいっても説得力ないけど」

 この言葉に少し考えるようなそぶりを見せたあと、レイはいった。

「流さん達がゲッター線に導かれたように、あるいは私たちもエヴァンゲリオンに導かれ
て邂逅するときが来るかもしれない。いや、そうでなくては私たちの存在した意味がなく
なってしまう。シンジとあの人には悪いけれど、私がやらなくてはならないんです」
「そう……でも、悪いけど私は流君と一緒に行くわ。あっちの世界の方が性に合うの」
「そうですか。それも、一つの選択かもしれません」

 レイがいうと、リツコはわずかに頷いてからきびすを返すと病室を後にする。
 あとには、静寂がまた戻るのだった。

・・・

 リツコが上層に戻ると、久々に、本当に久々に湯を浴びるためにシャワー室へと入って
いった。とはいえ彼女が浮浪者のごとく垢だらけというわけではない。
 彼女はエンペラーで悠久の時を過ごしていたその間、食事も入浴も睡眠も、なにひとつ
取っていなかったのだ。
 どうしてエンペラーの中にいる時だけ、そういう生きるのに不可欠なことが必要なくな
って歳もとらなくて済むのかのかはまったく原理が不明だったが、とにかく彼女はそうし
て真ゲッターを完成させた。

416:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 00:20:40
 しかし、現世に還ってくれば食べなければ腹も減るし、入浴せねば垢もつく。
 更衣室に衣服を放り捨ててシャワー室へ入ると、並んだ個室のひとつを選んで入る。
 蛇口をひねれば、湯気と共に勢いよく飛び出てくる湯の束をあびながらリツコは数日の
徹夜で汗ばんだ躯の汚れを落としていく。
 たとえどのような緊張の間でも、この時ばかりは気が安らぐものだ。

 しばらく目を閉じて湯を浴びていたのだが、しかしその安息は長く続かなかった。
 突如として水温すらもかき消す警報が辺りに鳴り響く。
 敵襲である。
 総員第一種戦闘配置の報をアナウンスが飛ばしている。
 インベーダーがついに来たか、とリツコはシャワーを止めた。
 すぐに着替えて作戦司令室に戻らねば、とシャワー室を出ようとしたのだが、その時、

「リツコ、敵だ!!」

 と、リツコ用の白いパイロットスーツとロケットランチャーをかかえた竜馬が、殴り込
むように飛び込んできた。彼は緑色のパイロットスーツを来て、その上からボロきれの様
なマントで身をくるんでいる姿だった。
 ゲッター1を擬人化すればこうなるだろうと思われる姿である。
 何を考えているのか、何も考えていないのか、竜馬はリツコの入っていた個室の扉を勢
いよく開放してしまう。

「ちょっと!」

 と、リツコは自身の胸と局部を覆い隠して抗議する。
 なお余談だが、裸体を他人に見られた時に東洋人は上のような反応を示すのに対して、
西洋人は己の顔を隠すらしい。
 たしかに、プライバシーで問題になるのは己の正体が知られることだから、この反応は
極めて合理的といえる。東洋人の方が情緒を優先する、ということだろうか。
 ともあれ、竜馬はスーツとランチャーを無理矢理リツコへ押しつけるとすぐに反転し、
ひるがえったマントの中のつるされた様々な刃物をきらめかせて、

417:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 00:21:24
支援

418:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 00:21:41
「早く来やがれ!!」

 と叫びつつ、もの凄い勢いで退出していく竜馬の横顔は嬉しそうな表情になっていた。
 理由は、むろん女子シャワー室に飛び込んだことではない。

(あの戦争狂……やっぱり一緒に行くの止めようかしら)

 と、リツコは呆れる。
 食うより寝るより女より、なによりも戦うのが好きな竜馬だった。
 それに彼女にはロケットランチャーなどという兵器を持ってきながら、自分はナタや斧
やカマに、果てはバットだの、どう見ても戦闘用ではないブツをマントの中に満載して戦
うつもりだったのには、もはや呆れを通りこして感心に一周してしまった。

 しかし緊急事態だ。ぼさっとはしていられない。
 リツコも急いでシャワー室を出ると最低限に肢体の水滴を拭き取ってからスーツに身を
包み、ランチャーをかついで通路に飛び出していく。
 すると既に戦闘が行われた跡が、飛び散った血液とそばに転がった人間のものと思われ
る破壊された頭部に、それを失った胴体によって示されていた。
 どうやら既に敵はネルフに侵入したらしい。
 リツコは転がった頭を邪魔だといわんばかりに蹴り飛ばすと、通路を走りゆく。

 さらに途中で現れた武装した人間の一群をロケット弾で吹き飛ばした。
 弾は、本来戦車などの巨大な目標に使用する破壊力の絶大な「成型炸薬弾」が装填され
ていたのだが、それを群といえ人に向けて撃ったのだから、何も残るはずがない。
 赤く染まった霧がもうもうと舞う中を、リツコが駆け抜けていく。

 彼女がどうして爆発に巻き込まれないで済むのかはさておき、後から出てきた一人を残
ったランチャー本体で脳天から叩きつぶすと作戦司令室へ向かった。
 見れば、今し方竜馬に呆れたはずの彼女にも、緩やかな笑みが浮かび上がっていた。
 やはりゲッター線に選ばれる素質はあったということか。
 リツコはエレベータをも駆け抜けるようにして作戦司令室にたどりつくと、竜馬とアスカ
がすでに集っていた。

419:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 00:23:35
リツコさん染まってるぅぅ((((><;)))

420:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 00:23:38
 オペレータ達が必死でコンソールの操作にあたっている中、リツコの入室に感づいた
ミサトが飛んでやってくる。

「リツコ! 来たっ。ついにやっこさん達、来たわよッ」
「思ったよりも早かったわね。状況は」

「世界各国から一斉にMAGIへ不正アクセス、同時に戦自が武装蜂起。神奈川を取り囲むよ
うに攻めてきてる。すでに本部第一層へも敵部隊が侵入しているわ。
 まったく、いつのまにこれだけの大部隊を展開させていたのか。信じらんない。ステルス
部隊なんてあったかしら」

 ミサトが一気にいうと、リツコはそれに対してアゴに手を当てて考えながらいった。

「なるほど。なんとしてもここを陥落……いえ、私たちを完全消滅させるつもりなのね」
「知らない間にネルフの法的保護も解除されていた。すでに指揮権は日本政府に委譲され
ているわ。ゼーレ、いやインベーダーもやってくれるわよ」
「でもイロウルの防壁を突破することは難しい。たとえ私でもあれはちょっとやそっとじ
ゃ抜けないわ、そこは信じましょう。問題はやはり敵の実力行使。どう対応するの」

 リツコの問に、ミサトが答えるがそれは以下に代筆しておこう。
 敵、すなわちゼーレの操る日本政府直属の軍隊である戦略自衛隊ははいくつもの師団を
展開させてネルフを取り囲むように進撃中だったが、レーダーの反応や遠隔操作カメラに
よる映像では、インベーダーそのものではないようだった。
 となれば、彼らはあくまで陽動、および前哨戦のための部隊に過ぎないのであり、イン
ベーダーの本隊ではない可能性は高かった。
 あまり、こればかりに気を取られすぎると足をすくわれるだろう。

 そこでネルフへ進撃する敵部隊への対処は、アスカに担当してもらう事にした。
 彼我戦力差は、弐號機一機とわずかの支援部隊に対して、複数の師団だった。
 数だけで見ると絶望的であろう。

421:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 00:26:07
 が、真ゲッターほどでないにせよ今の弐號機は、リツコの手によって極限までの強化が
施されている状態であり、その戦力はかつてのゲッターロボを上回るといっていい。
 アスカ独りでも戦力的には十分、戦自は撃滅できるはずだ。

 それよりも問題は、第三新東京市の地下に蜘蛛の巣のように張られたネルフ専用鉄道の
線路や、搬入口から侵入してきた部隊への対処だ。
 いくら鋭いトゲで身を守っていても、内から柔肉を攻撃されてはひとたまりもない。
 そもそも先に述べた通りネルフ本部は重大な欠点として、戦闘機能をまったくといって
いいほど持っていないのだ。
 リツコがいくつかのトラップを仕掛けてはいるが、数が間に合うまい。

 それでも戦わねば撃滅されるのはこちらのほうだ。
 そこでミサトの立てた作戦はまず、動けぬレイを彼女をイーグル号の中に置いて身の安
全を図ることだった。
 シトの攻撃にすら耐える機体である、少なくとも病室に居るよりは安全だろう。
 MAGIの防衛はリツコのいうとおり、イロウルに任せるとして、侵入部隊そのものだ。
 これの迎撃にはネルフの戦闘部隊が当たるが、正面切って戦わせたところで敗北するの
は目に見えている。
 こちら側はせいぜいテロを想定した程度のもので、相手は完全な軍隊なのだ。

 そこで、竜馬に白羽の矢が立った。
 真ゲッターの出撃はしばらく見合わせることにして、ネルフ本部内にて竜馬は腕に覚え
のある者を引き連れてこの撃退に当たることになった。
 なお、その内の一人がリツコだ。
 彼女を引き連れていれば真ゲッターへ搭乗する際にもたつかずに済むメリットもあるが
ミサトは、リツコが戦場に引っ張り出されることを心配する。

422:ここまで
07/12/07 00:27:26
「大丈夫なの?」

 と。
 それもそうであろう、少なくともつい最近まではリツコは単なる科学者であり、戦闘員
ではない記憶の方が強い。
 だが、

「伊達にエンペラーで、流君と同じ釜の飯を食べてきちゃいないわよ。まあ、食事はして
ないんだけど」

 と、リツコは己が拳を開くと握ってみせた。
 着ている衣服がいつもの白衣とブラウスでなく、体にぴっちり張り付いたパイロットス
ーツであるせいか、やけに頼もしくみえるのだった。
 そして竜馬が走り出した。
 それをリツコと、竜馬の後ろに控えていた屈強な男たちが、それぞれの得物を手の中に
追っていった。



ちょっと切り方が変になっちゃった。スマソ

423:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 00:29:40
始まったな。戦自はかわいそうだな。真ゲッターで吹き飛ばしてもらったほうが
まだ楽に死ねるだろうに

424:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 01:10:06
捨石の戦自カワイソス。

425:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 12:10:18
弱点のケーブルもプラズマボムスで補強済み、武装も強化済み
普通の弐号機にだって負けたのに…
逃げてー!戦自逃げてー!

426:つづき
07/12/07 12:40:22
 竜馬が引き連れた総勢は、たったの本人とリツコを含めても、たったの十人。
 しかしそれ以外には、竜馬の眼鏡にかなうような腕の者がいなかった。
 すでにネルフ戦闘部隊による防衛網も破られつつあり、なんともならぬ状況だ。
 数で相手の方が圧倒的な分、少数精鋭で対抗するしかないだろう。
 勝率が決して高いとはいえずとも、だ。
 
 もっとも戦闘力のある竜馬とリツコの二人は、ネルフ本部の玄関にあたるメインゲート
に向かい、大挙をしてやってきた戦自の部隊を迎え撃った。
 二人の姿が発見されると、すかさず銃撃が雨のように襲いかかってくるが、竜馬はひら
りと空に舞って回避するとそのまま一気に敵の中へ飛びかかりざま、両手に持ったナタで
一人の首をたたっ斬ると、着地と同時に数人を切り裂き、さらに今殺した死体をひとつ盾
に銃撃を抑えて、また飛んだ。

 同時に、リツコのロケットランチャーより発射された炸薬弾が敵部隊に襲いかかって戦
車をも破壊する衝撃が一陣を吹き飛ばしていく。
 一瞬にして、辺りに死屍累々の山ができあがる。

 これに後続の部隊が恐怖したのか、一瞬の間、銃撃が止まってしまった。
 その隙を逃すような竜馬ではない。
 両手のナタを後続部隊めがけてトマホークブーメランよろしく投げつけると、それは空
を裂いて飛びかかり、一人の腕を切断し、もう一人の脚を裂いてから、くわぁん、と地面
へ転がった。
 それが合図となって銃撃がまた始まるが、張られた弾幕の中に二人の姿が、ない。

 どこだ、と敵が思った時にはもう遅かった。
 リツコを抱えた竜馬が彼らの上空に現れると、同時にリツコが手にもった手榴弾のよう
なものをばらまきながら飛び去っていく。
 一瞬の間の後、緑色の光が後続部隊を包むようにして広がっていった。
 ゲッター線を使用した爆弾かなにかであろうか。
 光が収まる頃には、結晶の破片のようなものが辺りに散らばるのみで、戦自隊員の姿は
どこかへ消え去っていた。

427:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 12:41:48
「一部隊片づいたか」

 と竜馬がいう。
 だが、戦況は芳しくないようだ。
 他に各方面へ回した連中からは通信機越しの音沙汰がなくなって、ノイズのみが聞こえている。

(突破された。やはりダメか)

 ちっ、と舌打ちしながら竜馬が思う。
 竜馬の集めた人員はネルフの中では選りすぐりだったのだが、やはり戦闘に関しては、
相手の方が専門家ゆえに一枚も二枚も上手だったのだろう。
 竜馬自身は化け物じみた戦闘力を持っているとは言え、身は一つだ。数で攻めてこられ
ると全てに手が回らなくなる。

「数だけは多いぜ、畜生め」

 そういっていると、またゲートの奥から敵部隊の影が見えた。
 竜馬とリツコは構えるが、しかし、その影があちらこちらへと轟音と共に吹き飛んでい
くと最後に盛大な爆発が起きて全て散ってしまった。
 なんだ、と思っていると、そのさらに奥からなにやら、別の影の軍団が押し寄せてくる
のが見えた。
 そしてずんずん迫る影の中で、野太い声が響いた。

「ワシのシマを荒らすバカタレどもは皆殺しじゃあ! 自衛隊なんぞはぶっ潰しちゃれ! 
今後は岩鬼組が日本を防衛するけぇのう!!」

 と、いうのは紛れもなく岩鬼組組長、岩鬼将造そのひとだった。
 しばらく行方をくらましていたはずの男だが、どうしてこの場に彼がいるのだろうか。
 だが、今それを問いただしている時間はない。
 竜馬が将造の姿を認めるなり、大声を張り上げた。

「将造! てめえ今までなにしてやがったッ」

428:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 12:42:49
 すると、将造の方も、

「かばちぃたれなッ、色男に引っ張り回されてたら時間食いよったんじゃあっ」

 と跳ねッ返るような大声でもって返してきた。

「色男?」
「おうよ。野郎はばぶれもんじゃけえ、もう女んところへ行っておる頃じゃろう」


 将造がそういった時を同じくして、作戦司令室へ場面を移そう。
 ちょうどその時、司令室底部の隔壁が爆破されていたのだ。
 場にいた数人のネルフ職員が吹き飛ばされて四肢を破裂させると同時に、シールドに身
を隠した戦自隊員たちが、爆破で空いた穴よりぞろぞろと這い出てきてこの場を制圧すべく
一斉に銃撃を開始してきた。

 遮るものがなかった職員たちは、あわれ蜂の巣とされて果てていく。
 これに生き残った職員たちからの反撃がいくが、相手は防弾装備を調えているせいで手
持ちの火器程度ではどうにもならない。
 蹴散らされ、さらに、二人ほどがミサトやオペレータ達がいる上部へとはい上がってき
てしまった。

「くそっ!」

 と、ミサトが拳銃で応戦するが無駄なことだ。なんとかできる相手でも、数でもない。
 やはり侵入に気づくことができなかったのが致命傷だった。
 その前に迎撃できていれば、弐號機と真ゲッターの威力をもってして敵を壊滅させるの
は、少なくとも戦自相手にはたやすいことのはずだったのだ。
 だが、それを悔やんでも、もう遅い。

(万事休すか。こんな凡ミスで……)

429:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 12:43:49
 ミサトは思い、しかしそれでも単身特攻の構えを見せた。
 が、それが行動に移されることはなかった。
 次の瞬間、敵が爆破してきた穴の奥から伸びてきた火線が幾重にもなって降り注ぐと、
強面の男共が波のようになって突入してきたのだ。

 彼らは戦自の人間達を、踏みつぶすようにして覆い被さると、脚を千切るわ腹を千切る
わの大虐殺に及ぶと、さらに数を増やして濁流のようになっていった。
 そして、その上を浮遊して何者かが通過していく。

 何者かは両足よりもうもうと噴煙をあげながら空を舞って、ミサトに迫った二人の戦自
隊員に向けて腕を差し出すと、そこが割れるように弾け飛び現れたサブマシンガンの銃口
から轟音をあげて弾丸の嵐を見舞う。
 敵はミサトの目の前で、ダンスを躍るようにして跳ねてから絶命していった。

 これにミサトが驚愕のあまり、手に持った拳銃を取りこぼしてしまう。
 がしゃ、と拳銃が地に転がりおちた。
 暴発しなかったのは幸いといえよう。
 ミサトが驚いた理由は、目の前で人間が死んだことではない。

 自身を助けるように、空中から銃撃を放った人間に対して驚愕したのだ。
 彼女の視界に映るものは、よれよれのワイシャツに、しわくちゃとなったスラックスに
身を包んだ無精ヒゲで、長髪の髪を後ろで一本にまとめた男。
 そう。その名は、

「加持君っ」

 その人であった。
 ミサトは、

「ど、どうして……」

 あなたは死んだはず、と彼から受けた最期の電話を思い出して問うた。

430:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 12:45:57
 だが、当の加持は強面の男達に作戦司令室の守りを固めるように指示を出すと、ミサト
に振り向いてにこやかにった。
 なお、浮いたままだ。足からジェット噴射が出続けている。

「よぉ葛城、久しぶりだなぁ」
「生きて……いや、それよりあんた、なんで飛んでんのよッ!?」
「ははは。あの時は死んだと思ったんだけどね。運良く……いや、運が悪いな。偶然敷島
博士に助けられてしまってね。この通りさ」

 といって、加持は自身の脚を指し示す。
 スラックスが黒いせいで目立たなかったが、よく見ると足から膝にかけてまでが、まる
でブラックゲッターの脚部のようになっていたのだ。
 だからといって、直線にジェット噴射をすれば飛べるものではないのだが、どういう原理
なのか加持は空を飛んでいた。

 と、ここまで書いて原理不明のものばかりが登場してくるのが困りものだと思ったが、
どれをとっても突き詰めるとそうなってしまうので、詮索はやめておくとしよう。
 敷島やネルフの技術力なら、不可能も可能になってしまうということだ。
 加持が右腕のサブマシンガンの銃口をきらめかせながらいう。

「ついでに目と耳も良くなってな。ここからでもネルフ全体の状態が手に取るように解る
んだ。いやあ、これからのアルバイトは楽できそうだ」
「か、加持君……」

 変わり果ててしまった姿の加持にミサトが絶句するが、当の本人はさほど気にしている
様子もなく、からからと笑うのみだった。
 タフな精神構造である。
 彼もアスカ同様に、将造と共にいることで影響を受けたのであろうか。

「心配するな、脳みそまでいじくられちゃいないさ。ま、戦自の連中は俺と岩鬼組の連中
に任せておいてくれ」
「そうか、そこの人たちは岩鬼組の」

431:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 12:47:08
 と、ミサトが戦自の隊員たちがどこにいたのか解らなくなるほどの数で作戦司令室の底
部を埋めつくさんとしているばかりの、強面の男たちを見ていった。
 どうやら加持によりあることないこと吹き込まれているのか、ミサトが視線をやるなり口々に、

「兄ィの女じゃあ!」
「胴にでけー傷跡があるっちゅうのう。うらやましいのう!」
「どんな修羅場をくぐってきたのかのう」

 などとわめき立てているのが見えた。
 ミサトが軽く引いていたが、それに加持が苦笑しながらミサトに向けて片目を閉じた。

「考えてみりゃ、幸せになれるか、なれないかなんて、死ぬまで生きてみなくちゃ解らな
いもんな。とことんまで抗ってみようぜ」

 といってから、事態を静観していたゲンドウと冬月に振り返ると、軽く頭をさげた。

「どうも」
「……今度、君にアルバイトに入られたら厄介になるな」

 冬月が冗談とも本気ともとれるようにいう。
 ゲンドウは黙ってサングラスのずれを直しているのみだった。
 加持がいう。

「まあ、その時が来ないとダメですが。後は、外の連中ですよ。アスカが頑張っている」

 その言葉通りに、外の連中に目を向けることとする。


 真っ先に弐號機に乗って外界へと飛び出したアスカの目に見えたものは、天より降り注
ぐミサイルの大群であった。
 恐らくN2弾頭を装着したものであろう。
 ミサトが言ったとおり、なんとしてでも敵はこちらを壊滅させるつもりなのだろう。

432:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 12:48:09
 かっ、とアスカの目がひらかれる。

「来るなら来てみろおっ! 指一本触れさせやしないわよ!」

 その言葉と共に、弐號機がのけぞると両手を左右に大きく開く。
 すればその間に蒼い電流が走っていくと、次の瞬間には、それを大空へ放り投げるよう
にして同時にアスカが叫んだ。

「プラズマサンダーぁああ!!」

 ぎゅん、と蒼い稲妻が空へ飛ぶと、四方にぱっと広がった。
 それがまるで空全体を覆い尽くすような結界になると、そこへ次々とミサイルが引っか
かって落ちる事も出来ずに、超高圧電流に覆われ焼き尽くされていく。
 すれば、次々に誘爆が起きて空の上が太陽になってしまったかのように輝いた。

 あまりの光量に弐號機すらもしばらく動けなかったが、それは他になにか居たとしても
同じ事だったろう。
 やがてそれらの光が収まってから再び動き始めた。
 ぐるりと首を動かし、辺りに散らばる戦自の戦車やヘリ、輸送車や歩兵といったものに
目を付けていくと、コクピットでアスカがニヤリと笑った。

「今度はこっちの番よ」

 そういって、弐號機は背中にくくりつけていた二丁のミサイルマシンガンを手に取って
がしゃりと構えると、左右の足を大きく広げて大地に固定する。
 トリガーを引き絞った。
 と同時に砲身が回転しはじめ砲口より轟音を以て大量のミサイルが発射されていく。
 次々に空を舞うミサイル達は、その一つ一つが意思を持っているかのように、軌道を変
えて速度をも変えて、各方面に散らばる敵に対して散開するように広がっていった。

 その迎撃など間に合うものではない。
 先ほど降ってきたミサイルよりも数が多いのだ。

433:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 12:50:41
 そのうち、もっとも近くにあった戦車に衝突すると、弾頭がつぶれてN2爆発が起きる。

「A.Tフィールド全開!!」

 爆発の余波から自分とネルフを守るために、弐號機が弾の切れたミサイルマシンガンを
放り捨てると両の手を左右に大きく広げてA.Tフィールドを投げるように発生させた。
 さすがに範囲が及ばず、フィールドの守護範囲から漏れた部分が焦土と化していくが、
それでも先ほどの敵ミサイルに直撃されるよりは、遙かにマシであっただろう。

 ミサイルマシンガンの一斉射撃により、戦自は壊滅的打撃を受けた。
 ネルフに侵入した部隊も、押し入った岩鬼組に掃討されるのは時間の問題だろう。
 だが、これで終わったわけではない。
 空中から、なにか白い鳥のようなものが一二体、舞い落ちるようにしてやってくる。
 それを認めたアスカがつぶやいた。

「エヴァ量産型、完成していたのね……」

 白い鳥のように見えたものは、その背から白鳥のような羽根を生やした量産型のエヴァ
ンゲリオンだった。
 純白のボディは神秘的だったが、しかし、その頭部だけは白いウナギの顔に、人の唇を
巨大化させてくっつけて、そこから歯が覗いたような不気味な形状をしている。
 それを見てアスカは、

「不細工なツラね。悪役にはお似合いよ」

 というと弐號機の右肩コンテナからマゴロク・エクスターミネート・ソードを射出させ
て、それを手の内に収めた。
 なお、以後この剣はソードと記す。
 抜き打ちするようにソードを上段に構えて、突撃の体勢に入る。
 まず一体を袈裟懸けに両断するつもりなのだ。

434:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 12:51:56
 だが、その時弐號機のモニタに誰かからか通信が入る。
 相手はゲンドウだった。
 なぜ、この人が。
 と思うアスカにゲンドウがいう。

「弐號機パイロット。心配するな、あれは」
「敵ですよ! 邪魔しないでっ」
「聞きたまえ。あれはダミープラグで動いている、ゼーレ、いやインベーダーはここでサ
ードインパクトを起こすつもりなのだろうが、そうはいかん。あのプラグを完成させたの
は早乙女博士だ。ならばそのダミーは」

 と、ゲンドウがそこまでいって口をつぐむと、空中でゆるやかに舞っていたはずの量産
型たちが一斉にその白ウナギのような頭をかかえて苦しみだした。
 そしてその場から牡丹の花が落ちるかのようにして墜落してくるではないか。
 どすん、どすん、と小さなクレーターが一二の数、出来上がっていく。

「な、なんなのよ……」

 状況が飲み込めず狼狽するアスカだったが、さらに墜落して羽根がむしり取れた量産型
たちが、はいつくばるようにしてゆっくりと起き上がっていく。
 と同時に、ゲンドウの通信がかき消されるようにして、弐號機のモニタに一二の窓枠が
出来上がってその中に、工事用ヘルメットをかぶった男がそれぞれ映し出された。
 みな、同じ顔をしていた。
 似ているではなく、人形のように完全に同じ顔かたちなのだ。
 顔が丸く、それによく肥えていて美形とはいえなかったが、目つきが座っていて眉もり
りしく、いい顔をしていた。
 しかし、

「……だれ?」

435:ここまで
07/12/07 12:53:10
 と、アスカが呆気にとられる表情になった。
 一二という数字と、通信先の表示から間違いなくそれは量産型からのアクセスだったの
だが中に人が乗っているという話は聞いていない。
 ましてや、同じ顔をした連中などとは。
 第一、ダミープラグは人を乗せずにエヴァを動かす装置ではなかったのか。
 しかしそんな疑問はものともせずに、通信窓の一人がアスカの疑問に答えた。
 
「俺たちは武蔵だ!」
「む、ムサシ……?」

 見れば、立ち上がった量産型たちがそれぞれ仁王立ちし、腰に手をやって弐號機に対し
ていた。先頭の一機は腕組みまでしている。
 アスカから空気の抜けるような声が出たが、相手からもパイロットであるアスカの様子
が見えているのか、

「おお見ろ、武蔵四〇六八二号! あのメカのパイロットは美しいお嬢さんだぞ!」
「本当だ! 聞きしにまさる美少女とは、俺たちにも運が向いてきたなあっ」
「なにをいってる武蔵四〇八三三号、ミチルさん以上の女性はいないと我々は!!」

 などと、目の前で量産型同士が取っ組み合いの喧嘩をはじめてしまう。
 どうやら推測するに、ダミープラグの人格とLCLはすべてこの「武蔵」というなにか共
同生命体のようなものに乗っ取られていたらしい。
 いわば、バルディエルの人間バージョンというべきものだろう。
 やがて喧嘩をする量産型を見かねた武蔵の中のリーダー格らしい武蔵が一喝すると、や
っとそれは制止された。
 そのリーダー格がアスカにむかっていう。

「前哨戦は終わりだ。エヴァ弐號機よ、インベーダーが来るぞ!!」

436:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 12:58:51
武蔵まできやがったwww

437:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 13:04:10
やべえ、ぽとりと落ちるのは牡丹じゃなくて椿だった。すまんこってす。

438:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 13:12:25
量産機乗っ取りの発想は無かったwwww
というか短期間にアイディアが途切れずに投下出来てるのがスゲェ

439:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 13:14:38
コレハ予想外Death。

440:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 13:27:05
加持さんが二代目極道兵器になってしまったwwwww
しかも武蔵がたくさん現れたwwwww
先が読めない展開にwktk

あれ、量産機って五~拾参の九体だったような・・・
あと量産機のダミーはネルフ製(レイ)でなくゼーレ製(カヲル)・・・
いや、もうそんな些事はどうでもいい!ゲッターの力を信じるぜ!

441:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 17:31:15
加持さァァァんヌ!にも驚いたがそれ以上は武蔵だ。
お願い早乙女博士自重してww

442:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 17:37:02
恋をするっておなかが苦しくなることなのね

443:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 18:44:41
なんだこのカオスwwwww頬が痛ぇよwwバカwwww

444:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 19:00:40
武蔵の血肉はカヲルのLCLで出来てるのかwww

445:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/07 20:54:10
武蔵がいっぱい・・・
武蔵伝か

446:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 00:29:22
アーク本編のムサシ司令官ズは思想的にかなりヤバい方向に逝ってたが、
ここのだと竜馬の最終目標が行き届いていて大丈夫という事かな。
いやもし石川御大が逝去せずに続きが描かれてたら、艦隊の行動に今ひとつ
納得のいってない様子だった拓馬がしまいには来留間源三ぽく変貌してしまった
エンペラー竜馬に背いて戦いを挑むような展開になったんじゃないかと思って。
それにしても残りのシトどころか量産型までネルフについたとなると、
インベーダーには何か手駒が残ってんのかな?
メタルビースト化初号機とか、対ゲッター兵器としてバグでも持ち出してくるかな?

447:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 01:01:48
エヴァ弐號機に武蔵搭乗の量産型12機に真ゲッター、それに対するのは
インベーダー初号機にインベーダーカオル、このままじゃ戦いにならないけど
どうなるんだろう?

448:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 02:48:30
月とか木星とかぶつけるんじゃないの?

449:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 07:30:37
ラグース細胞みたいなインベーダーが出てきたりして

450:名無しが氏んでも代わりはいるもの:
07/12/08 12:01:34
すげえ!! 正に神の展開(無論、ほめ言葉です)!!
作品全体に流れる石川テイストは何事ですか!!
これを書いている職人さんには石川先生が力を貸しているに違いない!!



451:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 14:41:39
量産機のプラグには『MUSASHI』と書かれているんですね

452:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 15:10:30
>>451
それだと「うおっまぶしっ」みたいで
スタコラサッサしたくなる

453:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 19:30:21
弐拷機のパワーアップ、真ゲッター、量産機・・・これだけの軍団に対抗するためには
真ゲ最終回に登場したラ・グースもどきや時の狭間のインベーダー軍団を引っ張ってくる
しかないな・・・。

454:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 19:56:34
エヴァ踏み台にゲッターマンセーしたいならヨソの板でやれよ

455:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 20:18:09
さて、住人のスルー力は如何ほどなものかな?_

456:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 20:29:42
>>453
逆に考えるんだ。
エヴァ量産機乗っ取りをしなきゃ勝てないくらいの敵が用意されていると、そう考えるんだ。

457:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 21:26:31
エヴァ弐號機やブラゲも登場時は「ナニコレwww」とか思ったがめっさ苦戦させられたしな

458:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 21:54:25
>>454
(・∀・)ニヤニヤ

459:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 22:04:38
インベーダーの一細胞細胞が別個にATフィールド展開できたらえらい厄介そうだが。積層装甲的に。
でも群体っぽいから心の壁的に重層できんのかな。
いずれにせよバリヤー備えたインベーダーって結構厄介だと思う。

460:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 22:39:00
インバーダーが寄生した初号機越しにゼルエルとS2機関の能力を獲得してても不思議じゃないからな。

461:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/08 23:37:46
>>458
キモイ

462:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 00:31:34
>>461
わざわざ噛み付くお前もキモい

463:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 00:38:27
>>462
わざわざ噛み付くお前がうざい

464:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 00:57:13
俺達はゲッター線を通じて一つの存在だ
自分を罵る用なマネは止めるんだな

465:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 00:58:56
ゲッター通じて一つな時点で他板の領域だって話だろ

466:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 01:56:20
じゃぁいっそのことエヴァ本編からも石川要素全部除去しちまおうぜ!
プロット骨抜きになっても問題無いよな!!

467:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 02:13:52
煽らない煽らない

468:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 02:19:39
エヴァ本編から石川分抜いたらかなり支障が出るな。
演出面だけでなく設定面からしてストーリーが成り立たなくなるくらいに。

469:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 02:24:07
そうそう、石川様まんせーだよねw

470:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 02:41:27
つうか、そもそも庵野の作風が(ry
だからな、ウルトラマンとダイナミックプロが彼の原体験だろうし

471:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 02:45:04
いや、だから石川が原点でマンセーされるべきで、
石川分抜いたらエヴァなんて糞だってことでしょ

472:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 03:45:29
生みの親であるアンノーンが石川マンセーの一員だからな
ケンイシカワ在ってのアンノーン

473:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 03:51:06
>>454が正解ってことでFAだな

474:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 07:36:19
>>454=>>473

475:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 08:35:30
いよいよ>>170->>189の流れが現実のものとなったのか
ウオオこのエネルギーはビッグバンを引き起こすほどの

476:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 09:02:39
インベーダーが一匹混ざりこんでるな

477:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 09:30:40
クソッタレの荒しのインベーダーどもめ! 俺がムオッとしてドワオして理想郷に送り還してやるわ!!

478:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 09:47:43
理想郷の管理人が気の毒だからやめれw

実際、登場人物が揃いも揃って未熟だからエヴァは踏み台に出来てもその逆は無理
庵野がそういう意図で作ったからスパロボでもあんな扱いだし

479:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 09:51:22
>>478
つまり荒らしはこのスレで絶滅させる! ということですか?

480:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 11:42:00
ってか踏み台じゃなく土台だろ。
実際ゲッターもフルボッコされてるし石川様(笑)マンセーじゃないだろ。

481:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 13:41:27
ハニワ幻人は全滅だ!

482:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 15:04:48
荒しは全員オレの肉便器に調教してやる。

それでも荒らすときは、貧民街王さまにならって人犬にしてやるぞ!!
貴様らにはスルーすら生温い!

483:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 15:45:03
そういや前のスレに
「エヴァが土台になって、ゲッター部分が暴走しないようになってて
エヴァ好きとしても嬉しい」
みたいな書き込みは結構あったな

484:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 16:26:52
逆パターンでエヴァがゲッターの敵と戦うお話を考えてみると…結構厳しそうだ

485:つづき
07/12/09 16:31:37
「前哨戦は終わりだ。エヴァ弐號機よ、インベーダーが来るぞ!!」

 そういって、量産型の一機が空を指さした。
 その方向を見れば、異様に巨大な残月が浮いて地に迫っている。気づけば辺りが暗くな
っていた。もはや日食どころの話ではない。

「敵は宇宙から来る! 奴らは月に寄生し、そのまま落ちてくるつもりだ!」

 地球と月の距離は、およそ三八万と四四〇〇キロメートルだ。
 もはや数字を羅列したところで想像することのできない距離だが、これだけ離れた物体
を、瞬く間に地球へ迫らせるには少なくとも、亜光速に近い速度が出ているという事だ。
 亜光速とは光に近い速度のことで、真の光速は秒速にして三〇万キロメートルである。
 迫る月はそこまでの速度は出ていないが、どちらにせよ途方もない話だ。
 さすがのアスカも、

「ち、ちょっとミサト、どうなってんのよ、これはっ!」

 と、とりとめもない事を話す武蔵たちの言葉がにわかに信じられなくなり、ふと忘れて
いた作戦司令部にいる人間たちのことを思い出して、通信をかけた。
 ゲンドウがなにか知っていたようだし、かれらが本当に味方なら、なにか作戦司令部が
知っているはずだと思ったのだ。
 だがアスカの指名した通信相手はミサトだったが、それに応じてスクリーンに映った姿
は葛城ミサトのものではなかった。
 ぱっ、とスクリーンに現れたのは、少しヒゲが伸びすぎのきらいがある加持である。

「よぅアスカ。心配するな、彼らは俺たちの味方だ」
「……加持さん!? い、生きていたのね!?」
「色々あってな。君の親父さんもぴんぴんしてるぞ。今、流君と大暴れしている最中だ」
「パパも! よ、よかった……本当によかった……」

 と、アスカが心底安心した様子が、その場にがっくりとうなだれる弐號機の姿からもよ
くわかった。

486:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 16:32:38
 エヴァは操縦系統が人間の神経を直接頼りにするため、感情が高ぶって無意識の方が強
くなるとその動きを再現してしまうことがある。
 それを見て加持がにこにこ笑うのだが、彼の映る画面から爆音や銃撃音が響いて揺れて
いる。アスカが心配そうになって覗き込むと、不意に敵が背後に近づいた。
 だが、加持は瞬時に後ろへ振り向くと、左腕をふるってその頭を四分割にして切り裂い
てしまった。
 溢れ出る血液を浴びながら、

「ちなみに、左手の指にはレーザーカッターを仕込まれちゃってね。参ったよ」

 と、ぜんぜん参っていなさそうな口ぶりでいう。
 アスカがそれをみて口をパクパクさせている。
 さしもの彼女も加持の変貌ぶりには驚きを隠せないようだった。

「加持さん、その体は」
「生身のアッチコッチが使い物にならなくてね、今の俺は、サイボーグみたいなもんさ。
ただまあ、どうも大丈夫だった部分も取り替えられちまった形跡があるんだけどな」
「そんな」

 ひどい、とアスカは言いかけたが、それより先に加持は頭をかきながら笑い、

「なぁに、慣れりゃ便利な体さ。それよりアスカ。流君とリッちゃんもまだ手が離せない
状況でな。今は君とエヴァ量産型だけが頼りなんだ、よろしく頼むよ」

 と、べらべらと喋りまくったあげくに通信を遮断してしまった。
 アスカが納得できない表情をしたが、間髪入れずに武蔵たちから入った通信にそれはか
きけされてしまう。
 弐號機のスクリーンが、またしても武蔵の顔だらけになっていくからだ。
 彼らはアスカに並々ならぬ好意をもってくれたようだが、当の本人にしてみれば好みで
もない男の顔がずらり並んだところで、

「ああもう一人でいいわよ、うっとうしいっ!!」

487:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 16:33:39
 と感じるのみである。
 むろん心の中で思うだけで完結せず、きちんと言葉に表すのがアスカ流というものだ。
 武蔵たちがそれを受けてしょんぼりとしたような顔になると、弐號機のメインスクリー
ンに映った武蔵たちがぽつぽつと消えていき、やがてリーダー格だけが残った。
 彼は、気を取り直しながらいう。

「いいか弐號機、今の月はインベーダーを満載したカマキリの卵みたいなもんだ。奴らは
サードインパクトで生命のスープになった人類を、根こそぎ栄養源にするつもりだ」
「どうしろってのよ、そんなもん」
「全エヴァのフルパワーでもってA.Tフィールドを宇宙まで飛ばして押し返す」
「そ、そんなの無理よっ!!」
「大丈夫だ。ゆっくりと目を閉じて、エヴァを信じろ。そこに、お前の大切な者の姿があ
るはずだ!」
「目を……」

 アスカは言われるがまま、自身の視界を暗闇にひたす。
 ずいぶんと素直になったものだ。
 ネルフに最初に来たころは、人のいう事になど耳を貸したものではなかったが、いまは
違う。幼くても、聞き分けるこころを身につけている。

 なんといっても若者の素晴らしさは、その成長性にあるだろう。
 たった数ヶ月であっても、彼女のこころは急速な速度をもって成長しているのだ。
 もちろん、アスカはその数ヶ月で普通の子供の何年分にもなるだけの経験をしてきた、
平和で空虚な日々をおくらず、激動を生き抜いてきたがゆえのものではあったが。

 悲しいかな、肉体と同じで人のこころも追い詰められないと強く再生しない。
 追い詰められてつぶれるのなら、それまでということである。
 あとには何も残らない。
 追い詰められたこころを、筋肉の様に再生していける者だけが生きる力を持つのだ。
 生きる力を持つ者には、生きる権利が生まれる。
 アスカにはその力があった。

488:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 16:35:02
 だからこそ、エヴァのパイロットたり得るまで努力もできたのだ。
 目を閉じる彼女の脳裏に、懐かしい母親の姿が浮かび上がってくる。
 思えば母親に認められたいと願った日から、その努力は始まったのだ。
 その母親が、静かに虚空へたたずんでいる。ただ、その口元に菩薩のような微笑がたた
えられているのみである。
 それでも母親のぬくもりが伝わるのを、アスカは感じたような気がした。

「ママ……そこにいたのね」
「見えたか」
「うん。信じるわ、弐號機を」

「よし。いいか良く聞け。月を制せば必ずエヴァ初号機が出てくる……この世界において
初号機は、まさに神であり悪魔だ。
 それが覚醒した今、どれほどの力を持つのか見当もつかん。少年たちを救出できるのか
できないのか。果たして倒せるのかすらも俺たちには予測不能だ。
 だが確かなことは、あれに立ち向かえるのが竜馬の真ゲッターロボだけということ」

「これだけ数があるのに不利だっていうの?」
「もはや数は問題にならない、潜在能力の桁が違いすぎるんだ。初号機は進化の可能性を
秘めたリリスのエヴァ。単体生物に過ぎないアダムのエヴァでは、絶対的に不利なのだ。
我々に出来ることは、真ゲッターが出撃するまで地球を守ることだ」

 ここまで強くなっても、シンジに勝てないのか。
 才能の差か、運の差か。それとも性差だとでもいうのか。だが、少なくともあいつに比
べれば自分は血のにじむような努力に、努力を重ねてきたはずではないか。
 と、アスカは世の不条理を感じて怒りの炎で心を焦がすが、しかし、焼けた鉄のように
それが熱してもなお、じっと耐え、

「……ふっ」

 と笑った。
 そして、いう。

489:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 16:35:38
試演

490:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 16:37:06
「いいわよいいわよ、渋どころの格好良さってのを見せてやろうじゃない。昔っから日本
人は一番手よりね、二番手を良しとしたんだから!!」
「あんた、アメリカ国籍じゃなかったのか」
「うっさい土まんじゅう!! いくわよっ」
「ど、どまんじゅう……ひどい」

 暴言に先ほどまでの威厳はどこへとやら、しょぼくれる武蔵を尻目にアスカの弐號機は
手に持っていたソードを一旦右肩のコンテナに収納し、大地を蹴って大空へ舞い上がる。
 そのまま一気に月の見える方向へ飛んだ。
 それに一二機の量産型が続いて背中から白鳥のような羽根を再び生やすと、ばさりと羽
ばたいて弐號機を追うように飛び立っていく。

 すぐに追いつくと、空中に停止。弐號機を中心にして右に六機、左に六機の量産型がず
らりと並び構えた隊列となる。
 迫る月を見上げながら、エヴァ各機が両の手を限界まで広げると一三の声が一斉に虚空
へと響き渡った。

「A.Tフィールド全開!!」

 それと同時に、空中に巨大で長大なA.Tフィールドの壁が発生していく。

「想いを込めろ! A.Tフィールドは地球の腕だ、自らを守るための腕とイメージしろ!」

 武蔵たちがいうと、アスカもそれに応じて叫ぶといよいよ展開される一三のA.Tフィー
ルドは弐號機を中心にふくれあがり、やがて左右がそれぞれがひとつの形に合体していく
と、さらに巨大化して大気圏から飛び出すほどになっていく。
 そして宇宙空間に飛び出た二対のA.Tフィールドは形をかえて、まるでワイヤーフレー
ムで構築されたかのような人間の腕を模していく。
 それが迫る月に向かって伸びていき、抱きかかえるようになった。
 外から見てみると、まるで地球に赤い線でつくられた腕が生えているようだった。

491:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 16:38:06
 月がA.Tフィールドの腕につつまれて、地球への接近を阻まれる。
 やがて、少しずつだが月が、元あった軌道へじわりと押し返されていく。

「いける!」

 その様子を、目を閉じたまま弐號機の中からイメージを受け取るアスカがいった。
 このまま押し返してしまうか、あるいは握りつぶしてやるか。
 月が消え去ればどういう影響が地球に及ぼされるのか、アスカには天文学の知識がない
ゆえに理解できなかったが、どちらにせよインベーダーの卵にされたのなら消滅させねば
ならないのだ。
 今押し返せば、後から真ゲッターなりエンペラーなりが破壊するだけであろう。
 アスカは猛った。

「インベーダーの卵なんて汚いものは殺虫してやるわよ!!」

 と、まるで竜馬のように瞳の両端をつり上げて吼えた。
 そうすれば、A.Tフィールドの腕は抱きかかえた月を圧するように閉じていく。真空だ
から音など聞こえないが、人智を越えたような力に月が押しつぶされていく。
 さながら、人がその手で鶏の卵を押しつぶすかのようだった。
 アスカも武蔵たちも、ほどなくして月が粉々になるだろうと思った瞬間である。
 だが、

「僕らの子供を傷つけるなんて許さない」

 と、どこからかアスカたちの脳裏にシンジの声がよぎると、次には月から二つの光が飛
び出すと一方は地球へ、そしてもう一方からは、月を包むA.Tフィールドと同じくらいの
大きさで出来た二対の菱形で出来た翼のようなのA.Tフィールドが現れた。
 その特異な形のA.Tフィールドは以前にも見ている。
 覚醒した初号機の背より出でたものだ。
 翼が巨大すぎて、その中心になにがあるのか確認することは出来ないが、おそらくシン
ジの操る初号機があるのだろう。

492:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 16:39:42
 A.Tフィールドの翼は、月を抱えるA.Tフィールドの腕に一直線に動いて、ちょうど切れ
味の良い刃物で大根を輪切りにするかのように真っ二つにしてしまう。
 それでフィールドが中和されたのであろう。
 アスカ達のエヴァから発生しているA.Tフィールドが明滅を繰り返したあとに、霧のよ
うにかき消えてしまった。
 すれば、支えを失った月が再び地球へと落ち始める。

「バカシンジ! 邪魔すんじゃないわよぉッ!!」

 アスカが叫ぶが、その隣にいた量産型がはっ、となにかに感づくと弐號機を体当たりす
るように跳ねとばした。
 なにをする、とアスカが叫ぼうとするがその前に黒い影が天空より飛来したかと思うと
今し方、弐號機に体当たりした量産型にすれ違うようにして去った。
 と同時に、量産型の首がちょん切られて、首のあった部位からばしゃっ、とどす黒い血
液が飛び散ってから墜落していく。

「気をつけろ弐號機、何か来る!!」

 別の量産型が、諸刃の剣を構えようとするが、そこにまた影がびゅんと飛んで現れると
脳天から衝撃が真下に襲いかかって、真っ二つにされてしまう。中の臓物の断面図を見せ
る量産型が、悲鳴をあげることもなく落ちていった。

「なんなの!」

 突如二体の量産型が破壊されたことに得も知れぬ恐怖を感じたアスカが、右肩コンテナ
から取り出したソードを構えていう。
 すると今度は自分に影が襲いかかってきたが、アスカは激高し、

「なめるなああっ!!」

 ソードを降って受け止める。
 激しい衝撃が弐號機に襲いかかるが、相手の動きを止めることには成功した。

493:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 16:40:44
「正体おがませてもら……あ、ああっ」

 ……のだが、その正体はアスカを驚愕させるのに十分だった。

「げ、ゲッターロボ……!?」

 アスカの視界に、特徴的な鬼のようなゲッターの顔が見えた。
 真ゲッターに似ていたが、少し違う。
 それは頭部の鬼の角にあたる部分が、まるで真ゲッターのコウモリ羽根を小型化したよ
うなものが生えた意匠になっているのと、そのアゴの部分がエヴァ初号機のごとく、閉じ
られた口のようになっているのだ。

 さらに外からみればそのゲッターらしきものは、両刃のトマホークを二本、上下に繋げ
た双刀のようになった武器で、弐號機のソードを受け止めていた。
 おそらく、これで量産型を二体切り裂いたのであろう。
 そのゲッターから弐號機に割り込むように通信が入った。

「さすがセカンドチルドレン。ゲッターアークの攻撃も受け止められるんだね」
「あんた……フィフスっ。なに偽ゲッターなんか持ち出してんのよっ」
「偽ゲッターか。そうだね、たしかにこれはイミテーション。本物じゃない……人形さ。
けど威力は本物以上だよ」

 カヲルの言葉に偽りはなかった。偽物であろうとなんであろうと、ぎりぎりと弐號機は
このアークとやらに、ソードごと押されていくのだ。
 その力はかつてのゲッターはおろか、真ゲッターとも同等かもしれない。

「土まんじゅう共なにしてんのよ援護しなさいっ!!」

 アスカの叫びに一斉に量産型が動こうとしたが、しかし今度はその内の三機が空から飛
来したロンギヌスの槍に、だんごのごとく串刺しにされてしまう。

494:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 16:41:46
 すでに宇宙空間での役目が終わったのだろう、槍を追いかけるようにして小型化した
A.Tフィールドの羽根を背負う初号機が駆けつけると、槍を三機から引き抜きつつ、襲い
かかるもう二機を今度は、量産型の諸刃の剣のように変化させた槍で胴からぶった切る。
 ばっ、と空が赤く染まった。

 瞬く間に七機もの量産型が始末されてしまった。
 残った五機は、それぞれ得物を手に間合いを取るように初号機を取り囲むが、悠然とた
たずむ初号機の中でシンジが静かに笑った。
 静かながらも、それが異様な気迫となって武蔵たちが呑まれる。
 弐號機の援護にまわることもかなわず、そのまましばらく停止せざるを得なかったがや
がて一機が諸刃の剣を掲げると、残った仲間に対して呼びかけた。

「やむを得ん、槍を一斉に投てきするぞ!」

 と、言葉と共に初号機に向かって諸刃の剣が投げつけられると、今度は初号機のやった
のとは逆に、諸刃の剣がロンギヌスの槍に変化し、五本の意思となって撃ち込まれる。
 だが、初号機は左腕のみを掲げてA.Tフィールドを発生させると槍を全て防ぐ。
 まるで細い針が厚い木の板に突き刺さる様に、初号機のフィールドはびくともしない。

「レプリカの槍じゃ初号機は滅せない……返すよ、これ」

 シンジがいうと、槍はそのまま投げた主へと跳ね返されていく。
 それは受け止めることなど、とうていできぬ速度だった。
 量産型は己の武器によって首を、胴体を、あるいは頭を串刺しにされてしまう。
 力を失い、すべての量産型が地に墜ちていく。

「くそっ!」

 その様を見たアスカが、つばぜり合いになっていた状態からぎぃんっ、とアークを押し
返すとソードの一太刀でも浴びせてやろうと斬撃を次々と繰り出しいく。
 さすがに刀剣の扱いはアスカの方が一枚上手だ。
 絶え間なく撃ち込まれて、アークは防戦一方である。

495:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 16:43:01
「力で上回っても技量は一朝一夕じゃ身につかねーってのよ!」、

 その内、一振りがアークの頭のコウモリ羽根のような角をへし折った。

「ぐっ」

 と、それにカヲルがうめく。
 一瞬の隙が生まれて弐號機がアークから離脱すると、両手を天高くかかげていく。
 プラズマサンダーを浴びせかけてやるつもりだった。
 倒せるかどうかなど解らないが、ここで引くわけにはいかないのだ。
 放電が起きて空間が轟く。

 だが、アスカがプラズマサンダーを発射しようとした瞬間、アークの背中からぶら下が
るように生えている、八本の巨大な魚の骨のようなものが、クジャクの羽のようにぶわり
と広がり、

「サンダーボンバー!!」

 と、カヲルが珍しく叫ぶと、アークの全身から衝撃波のような電撃が飛ぶ。
 それが弐號機から発射されたプラズマサンダーと融合して、さらに巨大な電気の渦とな
って弐號機もアークもまとめて吹き飛ばしていく。

「きゃああッ!!」

 アスカの全身が焼き付くような感覚に襲われ、弐號機も制御不能に陥った。
 そのまま墜落していく……
 と、思われたが何かが弐號機を抱き留めて、電流の渦から脱出していった。
 最初アスカは出撃してきた真ゲッターかと思ったのだが、回復した視界が映すそれは、
顎を大きく開いて醜く生えた歯を剥き出しにする初号機の姿だった。

「ひ……っ」

496:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 16:43:47
誰もいないのかよwww支援

497:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 17:23:39
ばいばいさるさん?

498:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 17:38:23
支援
ついにアークまでw

499:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 17:56:34
紫煙
こいつぁすごいぜ!!

500:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 18:09:21
任せろ!支援してやる

501:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 18:51:42
俺は!完の字を見るまでは!支援するのを!止めない!

502:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 20:25:15
そんなそんなそんな……確かに敵サイドが戦力不足じゃないかとか思ってたよ。
ストナー投げ返すインベーダー満載したガニメデぶつけてきてたんだから予想してしかるべきだったのに。
しかもアークまで出るとか……悪役顔なのは満場一致するところだけど。
ええい考えながら書いて期待を裏切らずにここまで予想を裏切るとは底なしめ。

503:残り
07/12/09 21:38:02
 アスカが生理的な恐怖を感じておもわず空気を漏らすと、弐號機のスクリーンに初号機
の内部にいるシンジの姿が映った。
 インベーダーに寄生されているはずだが、学校の制服に身を包んだいつもの姿といつも
の儚げな表情でそこに彼は居た。

「アスカ。僕の大好きなアスカ。君が人間の側についているのは許せない。だから」

 そういうとシンジは、くわっ、と大口をあけて、同時に初号機が大きく開いた口を弐號
機の首筋によせると、そこへ噛み付いた。
 同じ感覚がアスカにも襲いかかっていく。
 激痛にもならない激痛が首筋に走るが、それだけではすまなかった。
 首に続いて、横っ腹の辺りに激痛が走ったのだ。
 アスカの身がよじれる。

 見れば、背後から近づいていたアークが、初号機と同じようにその口の部分を開けて中
から覗いた鋭い牙をもって、弐號機の腹を食い破っていた。
 アークはそのまま中の肝を咥えながら引きちぎっていく。
 同時に、初号機は弐號機の首を食い破り、ちぎれた部分を掴むと力任せに引っ張り骨髄
ごと引き抜いてしまった。
 もはや、内部の人間にどのような感覚が襲いかかっているかは筆舌に尽しがたい。
 少なくともショック死しても、おかしくない痛みのはずだ。
 アスカの断末魔が大空へ響き渡っていく。


 ……その様子が、地上のネルフ本部からでも捉えられていた。
 弐號機の様子を監視しているマヤが叫ぶ。

「弐號機が、アスカが……う、ううっ、もう見てられませんっ……!!」
「リョウ君、真ゲッターはまだ起動しないの!? このままじゃあっ」
「いうなミサト! くそ、ゲッターの野郎め、いつまで駄々こねやがる……っ」

504:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 21:39:14
 すでに敵の掃討は終わって、真ゲッターが弐號機の加勢に加わるべく竜馬とリツコはそ
れぞれ真イーグル、真ジャガーに乗り込んでいたのだが、直前まで全システムにおいてオ
ールグリーンだったはずの真ゲッターが起動しないのだ。
 どの計器をいじっても、心も込めてみても、うんともすんともいわない。

 竜馬が、かつて同じ苦渋をこの機体に舐めさせられたのを思い出す。
 ある世界で仲間が危機に陥っても、真ゲッターは起動しなかったことがあったのだ。
 結果、仲間は自爆という手段で命を落とさざるを得なかった。
 その原因は今にいたるも不明のままである。

「畜生! なんで制御不能なとこまで再現しやがったリツコぉ!」
「私に言わないでちょうだい、エンペラーの記憶通りに造っただけなのよッ」

 そう言い合う間にも、初号機とアークは弐號機を嬲り、喰らい尽くしていく。
 やがて、残ったエントリープラグが露わになると、アークがそれを手につまみあげて、
一口で体内へと飲み込んでしまった。
 すれば、シゲルが監視する弐號機のプラグから送られる信号が、人を示すパターンオレ
ンジから不明を示す白へと変わっていく。

「アスカ!!」

 ミサトが口に手をやってモニタを直視できないマヤを跳ねとばして、自身の手で彼女に
呼びかけた。そんなことをしても無駄だと解っていても、行動を止められなかった。
 しかし奇跡……いや悪夢が起きたのか。
 それに反応したのかモニタにアスカの姿が映る。

 が、まるでこちらを見ているかのようにモニタへ視線を移す彼女の姿は、片目がつぶれ
てそこに、不気味な触手がうごめいているものだった。
 そしてべろりと異様に長い舌を出してゆっくりと、そのてらてらした艶のある唇を舐め
とってニタリと笑った後、ふっとモニタより消えてしまった。

505:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 21:39:57 BE:1964218098-2BP(0)
GodJob

506:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 21:40:40
「あ、アスカ……」

 ミサトが力なく崩れる。
 もはや白く明滅するパターンを見るまでもなく、彼女がインベーダーに浸食されている
のは明らかだった。

 そして、その現場では。
 パイロットを失って抜け殻となった弐號機の残骸をアークが捨てると、初号機はロンギ
ヌスの槍を天にかざしていた。
 すれば、初号機が虐殺した量産型のエヴァたちが地上から浮かびあがって来る。
 胴体を真っ二つにされたはずの個体も、全て元通りとなっていく。

 初号機の再生の力なのであろうか。
 それとも量産型がもともともっている能力なのか。
 量産型は初号機を中心に、十字架を組むような隊列を組むと、初号機の羽根までもが十
字架の形となって伸びてゆく。
 そして、初号機の前にアークがやってくるとシンジがいった。

「カヲル君。アスカは?」
「ここに……カーンの中にいるよ。もう僕たちと一緒だ」
「わかった。なら、あとは」

 シンジがそういうと初号機が手に持ったロンギヌスの槍を、アークに放り寄越す。
 と同時に、空いた初号機の口からシンジが現れると、アークがその手を差し出して彼を
乗せる。ふわりとシンジが飛び移った。
 ここは空気が薄くなるほどの高々度だ。
 大気の流れも、非常に激しい層である。

 初号機から抜け出たシンジの髪だの服だの、軽いものは全て風の吹く方向へ押し流され
そうなほどに、たなびいていた。

507:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 21:42:21
 だがシンジは、それだけの高々度と風力にも恐れることなく、その手を天にかざした。
 するとアークからロンギヌスの槍が離れていく。
 その槍を見上げながら、シンジがいう。

「母さんの願いがかなうよ。今、初号機をよりしろに人類補完計画の実現を!」

 その声は異様に大きく、ごうごうと唸る上空の中でもかき消されることなく辺りに響く
くほどだった。それに応じる槍が飛んで初号機の胸を貫く。
 初号機が、びくりと体を震わせた。
 と同時に突き刺さった槍が、その胸の中に一旦吸収されたかと思うと、左右上下に十字
架の隊列を組む量産型に向かって初号機の内から突き出ていく。
 槍がそれぞれを貫いて串刺しにしていと、真に巨大な十字架が出来上がっていった。

「みんなひとつに……」

 シンジがいうと、十字架中央の初号機が吼える。
 すれば、全ての量産型が肉ごと血の塊となって次々に爆ぜていくと、次に空中で制止し
たあとに地面にぶちまけられた液体のように広がっていった。
 しかし、その広がりは明らかに量産型の持つ量を超えた分であった。
 血の広がりは止まらない。

 その様子を宇宙から見てみれば、ある一点が急に赤く染まったかと思うと、みるみる内
に地球全域を覆い尽くさんばかりに広がっていくではないか。
 赤い空から滴る朱い雨が、地球の全土に降りそそいでいく。
 青かったはずの地球が火星のような色に変貌する。
 そして星の中では朱に染まる、いや、血の色そのものとなった空をズボンのポケットに
手をつっこんだまま見つめるシンジが笑っていた。

508:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 21:43:27
「これこそアンチA.Tフィールド。地球にリリスもアダムも不要だ。
 全て、全て命の元へと還り、その後に我らインベーダーの糧となるがいい。ね、そう思
うでしょ。カヲル君? それにアスカ」
「うん、その通りだねシンジ君」
「シンジがいうなら……」

 げとげとと、三人が異様な低音で笑い合う。
 その邪悪な笑いが響いていくなか、血液の雨のようなアンチA.Tフィールドを浴びる人
々が次々と生命のスープであるLCLと化していく。
 空にいても、建物の中にいても、地下にいても関係はない。

 朱い雨は、溜まり、集まり、しみこみ、通り抜け、形を変え、地球の人という人に浴び
せ掛かって彼らを液体へと戻していく。
 形を変えるというのは、原理不明だがアンチA.Tフィールドが作用する人間は、どうや
らもっとも大事だと思っている人間に、抱かれる幻覚を見るようだったからだ。
 それは、むろんネルフ本部内においても同じことだった。

「せ、先輩……?」

 全身を朱く濡らすマヤが、なにもあるはずのない空間を見つめてつぶやいた。
 彼女は、誰にもいうことはなかったが、多少なりとも同性愛の癖があった。
 潔癖症も手伝って男性恐怖症があったのかもしれないが、こころはどうやらリツコに送
られていたようであった。
 その想いが幻影となって彼女の瞳に映る。
 やさしく微笑むリツコが、ふわりと両の手を伸ばしてマヤを抱こうとした。
 だが。

「アホンダラぁっ!!」

509:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 21:44:36
 その叫びと共に、サブマシンガンの鋼鉄の弾丸とそこに込められた将造の激烈な意思が
リツコの幻影を撃ち抜くと爆散した。
 はっ、とマヤの意識がよみがえる。
 辺りを見回すと、加持と背中を隣り合わせにした将造が鬼のような形相になっている。
 彼は、どこから持ち出したのか和紙で出来た唐傘で朱い雨をしのいでいた。

 なぜその傘だけ朱い雨を通さないのか不思議だったが、むろん唐傘そのものがアンチ
A.Tフィールドを免れているわけではあるまい。
 あるいは、さきほどリツコの幻影を撃ち抜いたのと同じように、この唐傘にも将造の意
思がこもってバリアの役割を果たしているのかもしれなかった。
 本人はおそらく、物理的に濡れるが嫌だと思って傘を差しただけであろうが。
 その将造が仁王立ちになって叫んだ。

「おどれらぁッ!! ポンやっとるわけじゃなかろーがっ! 幻覚なんぞ見よるバカタレは
ワシがぶち殺すッ!! 目ん玉ほじくられたくなきゃあ、起きろ! 立て! 戦え! 殺せ!
 迫る敵のはらわたを食い尽くせぇッ!!」

 雄叫びに、降りかかる雨を浴びてうつろな目をしていた作戦司令室の人間全員がはっと
したように辺りを見回した。
 幻影は、すべて消えているようだった。

 さながらアンチA.Tフィールドをさらにアンチする、将造フィールドとでもいうべきも
のがこの部屋を包み、アンチA.Tフィールドから人を守っているようであった。
 その証拠に、この作戦司令部以外の全ての場所において、ありとあらゆる生物はLCLと
化して生命のスープの海を形作っている。

「加持! ワシは竜馬んところへ行く! あれも無事じゃろう、まだポンコツロボットが動
かんいうなら、ワシがガタガタ揺すって動かしちゃるわい!!」
「……ああ、わかった」
「このボケどもをよぉく励ましておけ!」

510:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 21:45:41
 といって、将造は唐傘を加持に押しつけると走り、すでにLCLの海となっていた作戦司
令部の底部へ飛び込むと、真ゲッターのいる第八ケイジへむけて泳ぎだした。
 様々な人間の感情が壁となって将造を阻害するが、そんな程度のもので彼を止められる
ものではない。
 水中で入らぬ力も、呼吸のできぬ時間もなんのその、右腕のサブマシンガンと脚のロケ
ットランチャーで、進路を塞ぐ隔壁をも破壊して彼は第八ケイジへとたどり着いた。

 将造はレイがいるはずのイーグル号をすりぬけて、ゲッターの脚にかじりつくと、周辺
にあったスイッチ類を闇雲に押すと真ベアー号のコクピットハッチを開放した。
 ざば、っとコクピット内にLCLが流れ込んでいくが、それでも将造は中に乗り込んでハ
ッチを閉じると、排水が始まって中に空気が満たされた。

「ぶはっ!!」
「将造!」
「竜馬ァ! はよ動かさんかい!」
「動かねえっつってんだろ!」
「バカタレ! こういうポンコツは、ナナメ四十五度からぶっ叩きゃ動くもんじゃあっ。
うりゃあッ!!」

 どごっ、と将造が生身の右腕で真ベアーのモニタをぶっ叩いた。
 あまりに力が強いので、壊れてしまいそうな勢いというか、実際にモニタが叩きつぶさ
れたのだが、それに反応したのか辺りの計器類が次々に作動していく。
 起動成功だ。
 それを見て将造が笑う。

「ほれ見い! ワシのいった通りじゃろうがっ」

511:ここまで
07/12/09 21:46:51
「……」

 竜馬が黙った。
 まさか将造が叩いたせいで真ゲッターが起動したわけではあるまい、と思ったのだ。
 それはリツコも同じだったようで、

(まさか……岩鬼さんが来るのを待っていたとでもいうの)

 その思考に答えるかのように竜馬がいう。

「おいリツコ。もう俺でもなにが起きるかわからん、覚悟しときやがれ」
「どこまでもお供するわ。ああ、なんて良妻なんでしょう私」
「いってろ! ……おいレイ、まだ生きてるか!!」

 と、一人語りで盛り上がるリツコを尻目に、イーグル号のレイに通信をかける。
 すれば、やはり無事だったレイの姿がモニタに浮かび上がる。

「大丈夫。ゲッター線が守ってくれてるわ。朱い雨も、ここには来ない」
「そこで待ってろ。必ずシンジのガキを連れ戻してくる」
「……ええ」
「よし……いくぜ! 真ゲッターロボ、発進!!」

 赤い水中の中に、ひときわ爛々と真ゲッターの目が黄色に輝き、同時にゲッターウイン
グが左右に広がった。
 一気に飛び上がり、邪魔な隔壁を全て破壊して真ゲッターはLCLの海を抜けて赤い空へ
と舞い上がっていくのだった。

・・・

さっきは寄生しちゃってすまぬ。

512:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 21:51:58
すげー、もうなにもいうことはないです

513:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 22:02:08
将造フィールドwwwwww腹痛えwwwwwwwwwwwwww

514:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 22:26:15
インベーダーへ
少便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命請いをする準備はOK?

515:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 22:40:54
ああもう何が何やら、一体どんなオチが来るのか見当もつかん
ワクワクテカテカ


516:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 22:49:47
なんだ、このパワーは・・・ヤ、ヤクザが出ているのか!?

517:名無しが氏んでも代わりはいるもの:
07/12/09 23:03:24
正に正に神のレベル!!
とうとうとうとう正造が極道兵器が乗った、乗ったぞ!!
間違いなく、対時天空打倒のためのキーパーソンに違いない!!!!

518:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/09 23:25:12
気合でなんとかする所がOVAゲッターですなぁw

519:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 00:19:06
まあ……時天空打倒までは書けないでしょう。
ついでに将造もゲッターにふさわしい人間のバリエーションとして選ばれたくらいだと。
さすがにキーパーソンというには相手が強大すぎる。

時天空打倒の前、次に取り込むor同盟する宇宙に向かい進路をとるあたりじゃないかと睨んでいる。
具体的にはマブラヴオルタ。
無限の平行世界の中には竜馬的な白銀もいて、自分の欠片が掠め取られたことに気づいてオルタ世界を見つけ出す。
でもって、横浜基地にゲッターで乗り込んでいって純夏の脳髄を叩き潰す。
もちろんエンペラーから来た冥夜と夕呼もいっしょだ!
オルタネイティヴ4といったところで結局はBETAから人類を救うための計画なのだからBETAを駆逐できるのなら無問題!
ゲッター夕呼とオルタ夕呼によってオルタ世界でも製作可能なゲッターロボを開発。
これまでの人類が味わった恐怖を返してやるとばかりにBETAを撃滅、創造主のいる星間文明にまで攻め込んでいくオルタ製ゲッター艦隊。



520:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 00:24:57
エロゲオタ自重しろ
いや、書いてる人がやってるならいいけどさ…

521:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 00:39:17
>>519
とりあえずロボ板の巣に帰っとけ

522:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 01:04:07
>>519
オルタ厨消えろ、ゲッターを踏み台に住んじゃねぇ、逆ならともかく。

523:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 01:14:43
そういう言い方もちょっと

524:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 01:32:55
ごめん、つい、かっとなった。
反省してる。

525:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 01:48:25
発進! のところで「今がその時だ」が脳内再生された。
GJ!

526:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 05:57:45 BE:491055236-2BP(0)
みんな、なかよくしようぜ。
嫌いな作品とかの話になっても丁寧な対応でな……

>>482書いたオレが言うのもなんだけど。

527:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 10:04:30
極道フィールドktkr

528:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 10:58:36
mszuフィールドwww

529:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 11:10:19
>>522
は?ゲッターとか踏み台にしかならないだろw
これだから石川厨は…w

530:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 12:14:52
そならば一つ、ゲッターを踏み台にした話を投下するんだ!

531:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 13:27:03
石川賢の生まれ変わりがいるスレはここですか

532:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 13:33:25
>>530が良い事を言った。
>>529よ、正直、文 句 あ る な ら ば お ま え も 書 け

533:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 13:42:10
それも面白いかもね。
……ただ、スレ違いだが。

534:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 13:44:57
スマン。↑は>>530へのレスね

535:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 15:16:46
踏み台どころかエロゲキャラ乗せただけで満足するのが
エロゲオタだからなぁ

536:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 15:20:12
エロゲオタだがクロスするときは立ち位置的なものを一般作品>>>エロゲ作品にする俺。


ってか、そろそろスレチだぞみんな。

537:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 16:03:52
てか最初からスルーすればいいのに。

538:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 16:56:18
自分の好きな作品が貶されて嫌なら他人も嫌だろう、という簡単な事は幼稚園か保育園で習うはずだ!

539:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 17:50:21
>>538
習ってないからゆとりです

540:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 17:55:10
保育園と幼稚園は義務じゃないんだぜ・・・

541:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 18:50:14
マブラヴ×ゲッターやりたけりゃこっち行け
スレリンク(gamerobo板)
踏み台にしたいのならご自由に。何故かゲッター以外までマブラヴ踏ん付けてる流れだが

542:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 19:02:00
ところで真ゲッターがインベーダーに侵食されてできたのがブラック真ゲッターって本当?

543:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 19:55:26
メタルビーストドラゴンの間違いか?

544:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 21:36:52
>>522
ゲッターはつおいしキャラもつおいし
石川様はかみさまだから、
他の作品をいくら踏み台にしてもいいんだよねw

逆はムリだから仕方ないんだよねw
そして糞FFをエヴァ板でまんせーしまくるんだよね
楽しそう

545:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:02:45
おみゃーらこんな安っすいのに構うなや……

546:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:04:46
毎週カイゼルファイヤーにフルボッコされてたロボの分際で何を言うかwwwwww

547:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:08:07
理想郷からインベーダーがやってきやがった

548:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:09:28
エヴァ板でエヴァ踏み台に好き勝手してりゃ、
荒れるくらい当たり前

549:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:13:38
マッチポンプじゃね?

550:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:27:03
ハニワ幻人じゃね?いつもジーグに勝てないから
同じダイナミックであるゲッターにねちねちと八つ当たりしてるんだよ

551:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:30:46
クロススレでゲッターが○×を踏み台にしてけしからん、
つう作品に限ってその作者がゲッターの影響を受けまくってる不思議。

552:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:37:10
ゲッターオタとなのは厨って似てるな

553:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:38:00
>551
庵野が影響受けた作品なんて山のようにあるけどな

554:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:41:32
待てよく考えろ、これは再びゲッターが注目され始めてる伏線だと考えるんだ!

555:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:41:51
相手にすんな
職人が投下しにくい雰囲気をそんなに作りたいのか


556:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:42:23
ハルヒ厨じゃなくてなのは厨を持ち出した意味が分からん

557:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:42:25
なんか荒れてるな…まぁもうすぐ完結するから無視してりゃいいな。

558:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:45:31
庵野みたいに影響受けたその作品の痕跡を丸出し上等で隠そうともしない作家に
あーだこーだ言っても意味無いな

559:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:46:44
>>556
なのは厨は、他作品とのクロスを作ってなのは大活躍!さすがなのはさん性能が違うぜ!てのが大好き
その事をバカにされると「実際なのはは優れてるんだから仕方ないじゃないか」「~はなのはと比べて雑魚なのは事実」などこのスレと見事に全く同じ反応を示す

560:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:51:37
マジレスすると懐かし漫画板に行けば万事解決
いい加減好きな作品同士でけなし合うの見てるのは嫌だ

あと互いに文句言うならきちんとした意見述べろよ
子供の喧嘩だらけだ

561:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:51:53
ついに理想郷からインベーダーが押し寄せて来たか

562:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:52:32
ハルヒでもそういう動画作って喜んでるやつ見たことあるぞ
俺の嫁(長門)は最強なのです、とかなんとかw

563:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:53:29
>561
ゲッター厨がエヴァ板に乗り込んで暴れてる、の間違いだろうに
なに自分らのテリトリーみたいな顔してんだw

564:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:55:08
【江戸の仇を京都で獲る】

SS本文を読まずに暴れてるだけだな

565:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:56:14
エヴァ厨も石川厨もVIPPERみたいに幼稚できめぇ
そんなに嫌ならもうこのスレ落とせよ

566:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:57:00
いや、上のほう読むと荒れてない時でもエヴァが踏み台にされるのは仕方ない、庵野がその程度に描いた、みたいに普通に語り合ってるけどな

567:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:58:07
なのは信者や型月信者や種信者や理想郷のインベーダーはあちこちのスレを荒らし、侵略し、腐らせてそのスレを永久に再起不能にしてるが
ゲッター信者は少なくともそんなことはしてないだろ

568:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:58:54
どのみちもうすぐ完結だから徹底スルーしてれば勝手に勝利宣言して消えるだろ
だから相手スンナ。

569:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 22:59:34
エヴァ側の言い分
→他板で存分にやれ

石川側の言い分
→ゲッターは優れてるしエヴァはその程度だから踏み台になるのは自然、あとエヴァは石川の影響受けてる

570:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:00:47
>>567
559については否定できんわな

571:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:01:23
相手にしなけりゃ勝手に消えまんがな
大物なら小物ごときにカッカする必要なし!

572:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:01:30
というか突っ込み遅くね? 4スレ目の半分まで来てようやく?

573:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:03:06
影響与えた相手だからどう扱ってもいいという主張は意味不明
エヴァの影響受けてる作品をエヴァが蹂躙する話作って「神!」とか騒いでたらぶっちゃけキモイとしか思わんけど

574:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:04:36
なのは(笑)オタがなんでエヴァとゲッターの話題のスレに出張してくるんだ
さっさと巣に帰れ

575:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:05:05
突っ込み自体はとっくの昔からあるぞ

576:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:05:09
>>572
ですよねー
ゲッターマンセーしてる奴も突っ込んでる奴も実はご同類なんじゃね?

577:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:06:30
ここで一度呆然としてから日常に戻ろうか坊や
URLリンク(same.u.la)
URLリンク(same.u.la)
URLリンク(same.u.la)

578:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:06:53
↑↑↑↑↑全部自演↓↓↓↓↓

579:名無しさん@お腹いっぱい
07/12/10 23:07:28
スルーあるのみ!!

580:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:08:34
そう、反論できないからスルーしかない!

581:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:08:55
>>577
暴れてるのが腐女子だったらそっちが日常じゃまいかw

582:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:09:40
弁慶「これは罠だ!」

583:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:10:44 RJYJOY9u
>>581
もうエヴァとかゲッターとかどうでもいいから
お化け屋敷から出た後の空気にしようと思った
反省はしている

584:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:11:22
>>573
被害妄想なのか知らんが、荒らす為に無理に拡大解釈しなくていいから。

585:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:11:39
そもそもこのスレ自体が、ゲッター厨が他板で「暴れてる」スレだろ
それを指摘されたら、指摘した側が荒らしてるような扱いするって、
どんだけ傲慢なのゲッター厨は

586:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:12:47
>>584
んじゃ、こういう流れで、エヴァに影響を与えた云々をアピールする意味を釈明してみせろよw

587:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:14:28
ゲッターオタオサーン=なのは厨のゆとり

588:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:16:08
いい加減にしないと腐女子流し込むぞ
もう板移動しろ
いちいち喧嘩しあうならさっさとスレ落とせクズども
所詮エヴァ厨も石川厨もゆとりの狂信者だなwwwwwwwww

589:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:21:01
>>586
①アンノ自身が石川マンセーだから無意味
②アンノはツマランことはキニシナイ
③皮肉
④ネタ
⑤釣り

こんなトコじゃね?

590:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:21:52
バカの指図は受けない。
嫌なら死ねばいいと思うよ。

591:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:22:54
3~5のどれかであることを祈るよ

592:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:24:11
どうなってやがんだこれはー!?
地獄変の時の竜馬の気分だぜ…

593:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:24:32 RuZ3rYZ6
ゲッター厨が異常に傲慢で恥知らずだってのは分かった
なら他板に移動しないのも仕方ないな

594:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:30:04
エヴァ側の言い分
→他板で存分にやれ

石川側の言い分
→ゲッターは優れてるしエヴァはその程度だから踏み台になるのは自然、あとエヴァは石川の影響受けてるから批判は無意味(謎)

595:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:33:09
>>594
これも付け加え

嫌なら見なければいい

どんな荒らし行為も正当化されるゲッター流魔法の言葉

596:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:33:33
他を見下す事でしか石川作品の良さを語れない石川信者涙目www

そんなだから毎週カイゼルファイヤーにフルボッコされるんだよwwwww

597:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:34:23
あきらかに一人粘着している奴がいるなぁ…

598:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:36:31
ID出ないからな

599:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:38:32
エヴァ板で石川ファンが暴れる必要があるのかよ

つーか何で今更荒れるのさ

600:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:38:35
>>597
嫌ならこのスレ見なければいいじゃん

601:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:42:07
>必要があるのかよ
正に必要ないのにエヴァ板で暴れてるから、他行ってやれと言われるんだろ

602:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:43:48
>>599
①最近になってこのスレを知った。
②クライマックスが近いのでそれに当てられた。
③②の理由で「勝ち逃げ」されるのが我慢ならなかった。
④受験シーズンだから。
⑤理由は無い。荒らしたいだけ。

603:名無しが氏んでも代わりがいるもの
07/12/10 23:44:31
早く職人さん投下してくれないかな
続きが楽しみでしょうがない

604:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:45:49
>>602
⑥テスト明けだから

が抜けてるぞ

605:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:46:23
荒れてるタイミングがどうであろうと、何の正当性にも繋がらないけどなw

606:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:47:26
⑦ゲッター厨のキモさがそろそろ我慢ならなくなった

ゴキブリ見つけると落ち着かなくなるよね

607:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:48:37
お前ら(一人かもしれんが)、その辺にしとけ。
たかが二次創作で踏み台だのマンセーだの。
まぁ、確かに「エヴァからゲッター成分抜いたらスカスカ」とか言われりゃ、腹も立つだろうが。


608:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:49:34
つかゲッター的なものをゲッター成分と呼ぶのが痛すぎるんだが
腹が立つってより失笑
なんでもエヴァの影響とか言って勝ち誇る恥ずかしいエヴァ厨と同じだよな

609:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:50:37
あらゆる作品信者をいじめて遊ぶのが俺のジャスティス

ちなみに新シャア板でザクでなのは(笑)をいじめてたのも私だ

610:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:51:05 YqcuPmQk
>>607
失敬な!
魔獣戦線成分やデビルマン成分、ウルトラマン成分にトランスフォーマー成分と
他にも盛り沢山ですよ!!!

611:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:52:21
え?このスレの奴全員ゆとりだろ?
石川厨はACE3の影響でOVAマンセーしてるゆとりで、
エヴァ厨は映画の影響でマンセーしてるゆとりだろ?w
馬鹿じゃねえのwwwwwwwwwwwwwww
エヴァ厨はスレをスルー出来ないゆとりwwwwwwwww
石川厨はレスをスルー出来ないゆとりwwwwwwwww
きめえからスレたてんなよ石川厨wwwwwwwww
きめえから板つくんなよエヴァ厨wwwwwwwww
ゆとりだからスルースキルも煽り耐性もないんだよなwwwwwwwww
どうせニコニコ出身だろwwwwwwwww
ニコニコに帰れよゆとりwwwwwwwww
ゆとりしかいないスレと板wwwwwwwww
だってゆとりじゃないなら石川好きは懐かし漫画板でまったりしてるだろwwwwwwwww
ゆとりじゃないならエヴァ好きはスレ無視して他のスレでまったりしてるだろwwwwwwwww
だからゆとりはきめえんだよwwwwwwwww
死ねよゆとりwwwwwwwwwうはwwwwwwwww

612:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:52:45
>>607
たかが二次創作と言うなら、拘らずにスレ潰すか板移動するかしろよ
なに偉そうに言ってんのw

613:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:54:10
>>612
草生やしてんじゃねえよwwwwwwwwwwwwwww
ゆとりは10ch帰れよwwwwwwwww
エヴァ厨も石川厨も同じくらいきめえwwwwwwwww
いい加減気付けよゆとりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

614:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:54:28
なんて幼稚な奴らだ
こんな明らかなマッチポンプに引っ掛かるとは


615:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:55:01
なんなんだこの流れは

616:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:55:02
>>610
その通りだな
様々な過去作品の影響と庵野自身の感性とで作られてる
石川石川言ってオナニーしてるゲッター厨の勘違いは気持ち悪い

617:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:56:24
>>614
お前もこんなスレにいる限り幼稚wwwwwwwww
スルー出来ないエヴァ厨と石川厨の仲間入りwwwwwwwwwwwwwww
これだからゆとりはwwwwwwwwwwwwwww
キモスwwwwwwwwwテラキモスwwwwwwwww
ゆとりはワンピース(笑)でも読んでろよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

618:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:57:13
石川厨だのエヴァ厨だのって両成敗でいいからお前ら

と り あ え ず 落 ち つ け

現実はエヴァみたいに人間スープの集まりじゃないんだから、嫌なら見なけりゃいいし、そして煽るな。
皆が社会の底辺ではない人間らしい人間であることを望む。

619:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:58:51
>>612
偉そうに見えたか。すまないな。
移転するにしろ継続するにしろ、職人の意見を聞かなければ。
俺達名無しだけで決められることじゃない。

620:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/10 23:58:54 jAJKuy4Z
何でキリコすぐ死なへんの?

621:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:00:01
>>618
嫌ならお前がこのスレ見なきゃいいじゃん
つかあんたは>>585>>595そのままだな
わざと?

622:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:00:07
ゴメン誤爆した

623:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:01:44
何沈静化してんだよwwwwwwwwwwwwwww
反論出来ないっすかwwwwwwwwwwwwwww
論破(笑)してみろよwwwwwwwwwwwwwww
ゆとりなんだろwwwwwwwwwwwwwwwwww
だから石川厨もエヴァ厨もクズだらけなんだよwwwwwwwwwwwwwww
とりあえず腐女子連中にこのスレ教えとくわwwwwwwwwwwwwwww
せいぜい罵り合いしててくださいwwwwwwwwwwwwwwwwww

624:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:03:06
>>622
正直、ID出ない板じゃ何が何の誤爆かまるでわからんw

625:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:03:29
>>621
すぐ他人につっかかるwwwwwwwwwwww
さすがゆとりwwwwwwwwwwwwwwwwww
あ、もしかして腐女子(笑)っすかwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwwwwww

626:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:04:12
取り敢えず職人にはSSの完走をしてほしいです

627:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:04:13
>>624
キリコに決まってんだろwwwwwwwwwwwwwww読解力ねえなゆとりはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

628:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:05:02
626訳
:荒らし行為を止めるつもりなどさらさらありません、俺が楽しければいい

629:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:05:14
>>624
キリコの件について誤爆した

630:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:06:11
>>621
いや、俺は続き楽しみにしてる側だか?
結局は双方とも華麗に受け流せって事よ。


早く続き投下されんかな?

631:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:08:02
>630
このスレ自体が荒らし行為→だからそれを指摘される

それが嫌ならスレ見るなって事だ

632:名無しが氏んでも代わりがいるもの
07/12/11 00:08:29
>>626
ですね、このまま終わってしまったら俺は火星に旅立てないw

633:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:09:16
ゲッター厨には馬耳東風だなw
ハルヒ厨やギアス厨ですら、自分らが何をしてるかって自覚くらいはあるんだが、
それすらないってのが凄すぎるw

634:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:13:36
何をしてるか?
クロスオーバーだろ?違うのか?

635:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:14:23
>>633
何回言ったら分かるのwwwwwwwwwwwwwww
お前もクズ石川厨と同じクズwwwwwwwww
それとも認めたくないのかな?かな?
これだからゆとりは幼稚な煽り方しか出来ないんだよなwwwwwwwwwwwwwww
きめえwwwwwwwww全員きめえwwwwwwwwwwwwwww

636:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:15:20
ゆとりゆとりとうるさい奴がwの連発ですごく馬鹿に見える件だが、
学校教育はゆとりでなかったとすると家庭の問題だな。
親のお里が知れるというものだ。
あと板云々と粘着してる奴は、楳図かずお自宅問題で近隣住民と称して
「景観、景観」と言い立てるが実は1キロ以上離れたよそ者だったクソババの同類。
板住民でもなけりゃそもそもエヴァファンでもないただの荒らし。

637:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:16:12 J/j7A5gl
>>634
クwロwスwオwーwバwーwwwwwwwwww
妄想はらくがきちょう(笑)に書き込んでろよwwwwwwwwwwwwwww
違う作品同士が混じるわけねーだろwwwwwwwwwwwwwww
これだからゆとりはwwwwwwwwwwww
馬鹿ばっかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

638:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:16:18
年取ると図々しさに磨きがかかって自分の恥に気づけなくなる人がいる
ゲッタオタとかほとんどはもういい年だろうし

639:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:18:02 J/j7A5gl
>>638
だから石川厨もエヴァ厨もロボゲで流れ込んだゆとりだってのwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
それくらいも分からないくらいお子様ですかwwwwwwwwwwwwwww
ゆとりはニコニコに帰れよwwwwwwwwwwwwwww

640:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:18:46
スルースルーと言っても、スルーすりゃ済む話でもないからなぁ。
確かにこちらにもまずい点はあったわけだし。

641:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:21:27
>>637
違う作品同士が混じりあうことをクロスオーバーと言うんだがね

フィッシュされてみた

642:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:24:08
>>640
まあ事実他作品批判が過去にあったからなぁ
ファンは広い心を持って作品を受け入れる必要があると思うんだ
そこら辺は個人の良識や知識が試される所だと思う

643:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:28:49
>>637
スパロボ、ナムカプ全否定じゃねぇか


644:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:30:20
ゲッターじゃなくて他作品にあてはめて考えれば想像しやすいんじゃない?

①エヴァ板にハルヒとのクロススレを立てる
②ハルヒキャラ(長門あたり)が能力の差を見せ付けて大活躍!
③ハルヒファンが集まって、最高、神だと大絶賛!
④エヴァ踏み台にするなよ、ここはエヴァ板だ、やりたければ移動しろと言われると
「エヴァが大した事ない(そして長門が凄い)から仕方が無い」「悔しいならその逆を書けばいいだろ(長門には勝てないからできないだろうけど)」「嫌なら見るな」

これで叩かれない方がおかしい

645:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:31:11
>>637

クロスオーバーの実例

・マーブルのアメコミ(バットマン×ジャッジドレッドなど。最近混ざり過ぎてわけわからん)
・逆襲のギガンテス(長谷川祐一の怪作。イデオンとUCガンダムのクロス)
・東映まんがまつり(マジンガーZ対デビルマンなど)

ぱっと挙げただけでもこれだけあるが

646:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:32:43
>>643
ある意味スマブラも追加で


647:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:35:36
>>644
踏み台踏み台言い立ててるのは約一名のためにする粘着でしかない訳だが

648:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:37:15
ゆとりくんは論破(笑)されて泣いて逃げましたwwww

649:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:40:02
>>647
今日のやり取り以外でも既出(過去スレでも出てたはず)
それに対する反応も、>>478など認めたうえでの発言

650:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:41:12
>>644
②と③は妄想じゃん。
ゼルエルにフルボッコされたり肝心な時に指を咥えてるしかなかったりで
最終的な勝利条件はシンジに掛かってるわけだし。

651:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:41:19
というか4スレ目まで来ていきなり言われてもな…。
これまで平和だったのに、いきなり荒れ始めて。
約一名の粘着にしか見えない。

652:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:47:12
>651
>>575

653:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:48:39
>>645
イデオンとガンダムのクロスめちゃくちゃ興味出たw

654:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:51:14
一人の粘着であろうとなかろうと、こちらにも非があったのは事実。
ま、その「非」も自演だった可能性も否定できないが、そんなことまで疑ってちゃきりがない。
とりあえず俺達に出来るのは、
・他作品を引き合いに出さない
・他作品を軽々しく批判しない
くらいか。

655:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/11 00:53:35
ワロスばっかの露骨なのにまで反応するなよ
論破できなきゃ負けだとでも思ってるのか


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