07/11/22 00:05:10
私はエヴァは大好きですけど、どうも気持ち悪い感じがしてたまらないのは、
「死海文書」とか「アダム」とか「人類補完計画」といった語が呪文のごとく大量に登場し、
そこに嬉々として意味を見出そうと食らいついているオタが、大量にいるってことでしょうか。
オタが好きそうなオタ好奇心をあおる言葉がバシバシ出てきて、それについて劇中で明確な説明がないものだから、
小利口ぶって、そこに意味を見出そうと、語の意味を調べ、小難しい小理屈をこねくり回す。これが気持ち悪い。
過剰なまでに使用される軍事・オカルト・生物・心理学の専門用語。
説明のないわけのわからない難解(ぶった)キーワード。
意図的に説明を省き、視聴者の好奇心を煽りまくる演出。
思わせぶりな謎に謎をつなぐ展開。
そして、それに食らい着くオタク文化人と、それに群がるオタ。
この図式がなんとも気持ち悪い。
この話に出てくる専門用語って、本来の意味と違って、作中でのオリジナルとしての意味合いが強いのだと思うけど、
そこを一所懸命に解読しようとしているあたりが、なんとももう制作者の術中に陥っているという気がするんですけどね。
私には、高学歴サブカルというより、あんまり勉強ができないコンプレックスのあるオタクが、
難解であることが高尚であるという路線で、高学歴オタクをねらって一儲けしてやろうかと、作ったものにみえるんですが、
どうなんでしょう?