07/09/27 20:38:23
旧作ゲンドウは裏工作や生体実験、公的資金横領等をゼーレ絡みで繰り返している。
彼がユイのいない状態で普通の子供と愛情のある家庭生活を築こうとすれば
必ずやましさを感じる仕事をしてる自分と向き合い心に痛みを感じる。
研究から帰ると彼の前にその辺の一般市民と変わらない普通の子供が目の前にいる。
彼自身の子供だ。ゲンドウがセカンドインパクトの犠牲者を見殺しにして
補完計画で自我や自由を奪い踏みにじるであろう一般大衆は
そうしたシンジと同じ罪も無い連中。
普通の子供と生活すれば否が応にも自分の中の悪を見せられる。
ゲンドウは自分を振り返るのが恐くなったはず。
自分は優秀でも犯罪者紛いの存在と、実態を自覚する前に徘徊を始めて、
最後に知識で武装し周囲を脅してカルトの世界に逃げ、
最低の親に自分から堕ちていた気がする。