07/09/25 00:40:53
漏れは世界の有り様、現状に絶望しているのだと自己分析する。
だから、ゲンドウやゼーレの考えがある種の直感として理解出来る。
多くを知る事は、多くの不幸と苦悩を抱える事でもある。
知る事、それは人間の不幸の始まり、原罪でもあるのだろう。
一言で言えば、ゲンドウもゼーレも人類という種の有り様に絶望して
いたのだと思う。
ゲンドウはユイという異性の他者に縋り、ゼーレは権威という虚構に
縋った。
そういう人間が補完計画を遂行しようとした訳だ、彼らは賢者未満の
指導者であるし、その過程で多くの不幸や死を生み出した描写も
それで納得出来ると思う。
>>218
一足飛びで補完に飛びつくのは、彼らが心が欠けた人間だから、貴殿
のように、地に足を付けて生きていくことが出来ないから。
確かに出来ない、と断言しては何事もそこで終わりだと思う。
しかし、エヴァ世界においても、現実においても、既に終わりの兆候は
見えてきていると感じる。
飽くなき消費、それも新たなる市場の獲得により今までは持ってきたわけ
であるが、第三世界が今では生産者となる一方、もう地球上に新しい開拓地
は無いわけで。。
エヴァ世界の描写において、抜き差しならぬ状況に人類がおかれてる描写が
薄い事には同意。
現実の方が余程、終わりに近いから。