アスカとレイを仲良くさせたいat EVA
アスカとレイを仲良くさせたい - 暇つぶし2ch2:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 11:01:03 FupnSYaB
2げと

3:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 11:06:36
むり

4:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 11:07:12
林原 みやむー 犬猿の仲!!

5:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 11:22:51
→アスカ何かの理由で家出
→アテにしていたヒカリ宅が留守中(帰省中 一週間くらい戻って来ない張り紙)
→諜報部員らしい人物たちから逃げる(アスカの勘違い、ただのマトリックスoff in 箱根)
→靴のヒールが片方折れる。お気に入りのスカートにカギ裂きが出来て落ち込む
→どさくさで現金カード入りのサイフを落としたことに気付く。
 泊まるアテもごはんのアテもなくなる
→絶対にミサトのマンションには戻りたくない!
→夜になり、公園のベンチに座ってぼんやりするアスカ
→雨が降りはじめる
→昼間の猛暑が嘘のように冷え込む。薄手のワンピース一枚のアスカは
 雨に濡れてふるえる

6:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 11:25:38
>アテにしていたヒカリ宅が留守中(帰省中 一週間くらい戻って来ない張り紙)

空き巣に入って下さい、って言ってんの?

7:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 11:32:43
→綾波が通りがかる。(アパートの裏手に公園がある 公園を突っ切るとコンビニが近い)
 遠巻きにアスカを見つめる綾波。アスカは気付かない
→アスカは泣きそうなのをこらえるがすすり泣き声が洩れてしまう。
 ①わたしは泣いたりしないんだから!
 ②どうせ雨と混ざって泣いているかどうかなんて判らないんだから!
 ③わたしは泣いてない!
 と、わけのわからない理屈で虚勢を張ってみるが、どんどんみじめな気持ちになる。
 結局、雨と涙でぐしゅぐしゅになって泣きじゃくるアスカ。
→街灯の光が翳ったのに気付き、気だるく顔をあげるアスカ。
→綾波が傍に来ていた。(アスカがこれ以上濡れないよう、陰に入るように傘をさす)
→「かぜ、ひくわよ」
→綾波の視線に憐れみや蔑みの色を(アスカの勝手な思い込みで)感じ取り、
 自分が虫けらにでもなったような気持ちになるアスカ。
 逆上し、どんと綾波を突き飛ばしてアスカは駆け出す。
→傘を取り落とす綾波。
→ヒールが折れているせいで転ぶアスカ。立ち上がろうとして、立てない。
 くじいたようだ。

8:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 12:53:49
続きまだ~?(・∀・)

9:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 13:24:43
にんにくラーメンの時あたりはまだ仲良かった?よな

10:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 13:40:16
綾波は絶対アスカの事好きになれないと思う。

11:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 15:06:22
綾波が一番好きな人=アスカ

12:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 15:39:05
綾波のほうはなんとも思ってないフシがある。
好きでも嫌いでもなく、どうでもいい。
弐号機がちゃんと動いて戦えるかどうかには関心があるにせよ、中のアスカには
全然興味がない。

結局アスカが一方的に嫌っているだけだから、アスカが心変わりして綾波を
『結構いいヤツじゃん』と思うようになり、態度を軟化させれば表面上は
仲良くなったように見えるだろう。
ただそこに心の触れあいみたいなものはないな

13:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 15:42:00
綾波はツンデレ

14:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 16:15:12
綾波次第。
アスカは基本的に人恋しい性格なので。

15:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 16:55:46
アスカも綾波もお互いにツンデレだし

16:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 17:45:56
一応アスカはレイに関心持ってるよな
『ファーストってどんな子なの?』って
まあ謎だらけな子だから単に気になるだけだと思うが

17:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/20 18:05:10
アスカがレイを嫌いになったのは初対面の印象が最悪だった上に
それでもレイのためにミサトのおごりをラーメンに変えてあげたり
気を使ってきたにもかかわらず、レイに完全無視された挙句
シンジには普通以上に好かれてるわ最悪のタイミングで
忠告めいた事口走ってくるわで一気にぶちぎれた印象。

まあそれはレイがいけないんじゃなくて、運命の悪戯だよな
そういう事ってエヴァでは本当に多い。まあ現実もか。

18:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/21 00:28:25
→水溜りの中にへたり込むアスカ。レモン色のワンピが泥水で無残に汚れてしまう。
→歩み寄ってくる綾波。無言のままアスカを見つめる。
→アスカは綾波の視線に気後れする。
 薄汚れて弱々しい姿を見られ、綾波に軽蔑されるのではないかと身構える。
→アスカに手を差し伸べる綾波。アスカは綾波の意図を計りかね、ぼうっとしている。
→「手、出して」
 綾波に言われるまま、おずおずと手を差し出すアスカ。その手を優しく取る綾波。
→「立てる?」問いかけに対して、アスカは働かない頭のまま無意識に頷く。
→綾波の介添えで立ち上がり掛けたところで、くじいた足の痛みでふらつくアスカ。
→綾波は泥だらけのアスカを支え、肩を貸す。
→アスカは、泥だらけの自分のせいで綾波の服まで汚れてしまっていることに気付く。
 そして彼女が傘を拾うこともせず、雨に濡れるのを厭わずに自分を助け起こしてくれた
 ことを知る。

19:綾波レイ
06/07/21 02:38:09
>>11
嫌・・・気持悪い・・・

20:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/21 02:39:11
綾波は純粋だからアスカの事は嫌いだと思う

21:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/21 03:40:23
いやよいやよもなんとやら

22:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/21 04:04:06
>>20>>12

23:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/21 04:45:09
もし綾波がエヴァのパイロットじゃなかったら、もしくは
パイロットでもゲンドウに贔屓されてなくてシンクロ率もアスカより
低かったら仲良くなりそうだがな。というかアスカが色々と世話焼きそう。

24:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/21 15:50:50
>>23

アスカ「もうしょうがないわね~、何、何を悩んでるの?
  心優しいアスカさんが相談受けてあげるわ!」

レイ「…そうね。貴女はこういうの詳しそうだから。
  私、ある人の事を考えると胸が苦しくなるの。病気だと思う?」


アスカ「バカね~、アンタ。それは恋よ、恋ってもんよ。
  そういうこととは真逆の位置にいると思ってたアンタがね~。
  で、その考えると胸が苦しくなるって人は誰? 応援するわ!」

レイ「碇君」

アスカ「・・・・・・」

25:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/22 01:54:19 qdReCRzh
>>24
「何?…何でファーストが馬鹿シンジのこと好きってわかっただけで
 私がこんなに動揺しなくちゃならないの……?
 もしかして私…シンジのこと……。」



三流ラブコメになっちまった。

26:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/22 03:45:46
アスカとレイが仲良しなFFならこの板にあるよ。ヒントはやらないけど探してみ。

27:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/22 07:22:53

             「 ̄ `ヽ、   ______
             L -‐ '´  ̄ `ヽ- 、   〉
          /           ヽ\ /
        //  /  /      ヽヽ ヽ〈
        ヽ、レ! {  ム-t ハ li 、 i i  }ト、
         ハN | lヽ八l ヽjハVヽ、i j/ l !
         /ハ. l ヽk== , r= 、ノルl lL」
        ヽN、ハ l   ┌‐┐   ゙l ノl l
           ヽトjヽ、 ヽ_ノ   ノ//レ′
    r777777777tノ` ー r ´フ/′
   j´ニゝ        l|ヽ  _/`\
   〈 ‐ 知ってるが lト、 /   〃ゝ、
   〈、ネ..         .lF V=="/ イl.
   ト |お前の態度が とニヽ二/  l
   ヽ.|l         〈ー-   ! `ヽ.   l
      |l気に入らない lトニ、_ノ     ヾ、!
      |l__________l|   \    ソ


28:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/22 08:01:22
アスカとレイがキスする無理のないシチュエーションを考えてみる。



萌える

29:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/22 17:39:56
レイ「貴女、碇君とキスをしたの?」
アスカ「したわ─って誰が言ってたのよ。シンジのバカ!?
  もう誰にも言うなって言ったのにー!!」

(ぶちゅ~~)

アスカ「あ、アンタ何すんのよ!」
レイ「間接キス…」

うん無理が無い

30:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/22 20:40:05
仲良くさせる方法
双頭バイブ挿入した状態で革ベルトでぴったりとお互いの裸身を固定
一定時間ごとに両方が絶頂しないと肛門に挿入された電極から通電

31:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/22 21:21:39
綾波を拘束して水も食事も与えずに暑い部屋に放置
喉が渇ききって息も絶え絶えになった頃合いに
やはり拘束しておいたアスカに生理食塩水を大量に点滴&利尿剤投与

猛烈な尿意に抗えずに失禁してしまうアスカ
その尿を甘露のように貪り飲む綾波

32:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/23 05:58:59
>>30-31
うん全く無理が無い

33:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/23 06:04:02
>>30-31きも

34:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/23 19:18:10
シンクロ率が低下して、動きの悪い綾波の零号機。
使徒の攻撃から綾波をとっさにかばってアスカが被弾、使徒は辛うじて撃破したものの
アスカは両手足の切断を余儀なくされる重体に。
責任を感じてか、綾波はアスカの身の回りの世話をするが、四肢を失ったアスカは表面上
は平静を装いつつ綾波を恨む。

…という設定でスタートして仲良くなる過程を想像してみる。

35:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/23 21:09:46
シンクロ率が低下してムシャクシャして公衆電話から有名企業に悪戯電話をかけるアスカ
いつの間にか背後には綾波が。シドロモドロしている内に警察が到着。
綾波の機転でとっさにその場は回避するもののアスカは綾波に逆らえなくなる。

という設定でスタートして仲良くなる過

36:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/24 08:49:08
>34
手足の切断面が癒える前、風呂やシャワーは使えない
アスカの寝巻きと下着を全部脱がせて、濡れタオルで丹念に肌を拭く綾波
わきの下や股間のデリケートな部分まで容赦なく拭く。
くすぐったくてたまらないアスカだが、弱みをみせたくないために必死で堪える。
しかし綾波の細い指が不意にアスカの一番大切な部分をつまむ。
「ここ、汚れが溜まってる」
クリトリスを覆う包皮を無造作に剥き上げ、恥垢を拭き取る。
外気に触れただけでひくついてしまうほど敏感な肉珠を、目の粗いタオルでゴシゴシ
拭かれ、アスカは激痛と快感のないまぜになった感覚に身悶えする。
しかし達する寸前に綾波の手が離れ、アスカは悶々とする。

37:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/24 12:53:17
リナレイなら何だかんだいっても仲良くなりそう

38:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/24 23:55:56
プライズフィギュアだとアスカとレイはものすごく仲良さそう
お揃いの格好してたりとか

39:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/25 08:12:46
イベントの企業ブースでコスするアスカ役の子とレイ役の子が仲良くなる話

アイドルの卵で、エヴァのことよく知らないけど事務所に言われてアスカを
演じてる子
イタいエヴァファンで綾波レイになりきってて、似てると一部で評判になって
彼女の追っかけもいたりする子

アスカは最初、無愛想なレイのことを変な子と思う。

40:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/29 02:03:56
                    __,.- 、_       __
                ___,._'^l /⌒ヽ` `>‐''" ___`ヽ、
            /__/' | /           /:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ
.     _r―- 、 //  /■■■■■■ U   l:.:.:.:.:      <二人とも仲良くしてくれぇ~
    r'  ⌒ヽ__l l    /rn^nl`  ー‐' ,.-‐-、_  ヽ、_/r:.      
    f _ ̄ヽ/_ )  .:/ {_U_Uj   ,.-―‐-、      /´.:.
    {  `Y^ー''`ヽ、_{  ヽ、__/ _/ ̄` l     ヽ_;:-_,.-‐'"
    ヽ`ー' _ノ     ヽ!   lー一'"       !  ..:.:,r'⌒ヽ、
     `弋      ヽ、  ヽ r‐y'⌒l⌒/| :.:.:.l^!-‐ ' } ̄
        ヽ         ヽ、 ヽ{ _{__ノノ /:.:._L|ー '
           \        ll::l`lヽ`ー‐一'"_ノ‐ァ' イ:(` ' ,
            \   ヽ|l::| ヽ  ̄ ̄ ̄ / / |:::ト<__
                ヽ、   ||::|   `ー―一′_,,..,,_ l:::l

41:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/01 14:03:55
アスカとレイの入浴シーン

アスカ「やーん、ファーストのおっぱい揉んじゃえーキャピキャピ」
レイ「きゃっ、惣流さんたら、えっち!」


そのとき、二人はチョコボール向井と加藤鷹の魔の手が忍び寄っていることにまったく気付いていなかった・・・

チョコ「ガバッ!はぁ~~~~っ!すーっ・・・・そろそろやろうぜ鷹さん・・・・・」
鷹「まあもうちっと待てや・・・」

42:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/01 15:15:42
↑そんなAVあったらベストセラーだろ

43:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/01 15:17:20
「ねぇ?ファースト…キスしよっか?」
「…なぜ?」
「暇だからよ」
「そう。わかったわ…」
「歯、磨いてるわよね?」
「…えぇ」
「じゃ、いくわよ」
んちゅ
「ん…」「…んん」
ちゅ。んちゅ。くちゅ。ちゅぽん。
「アンタ上手ね…ハァ」
「あなたこそ…ホゥ」


44:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/02 08:27:32
シンジが早々に物語から退場
第三新東京市も2話目くらいで壊滅しクラスメートは疎開
残るエヴァンゲリオンはアスカの弐号機とレイの零号機のみ
(初号機はあるがパイロットがいない)
アスカは独自にレイの正体を探り当て、レイを薄気味の悪い怪物のように感じて
拒絶する
アルミサエル戦でアスカが侵食されるとレイがアスカをかばって死亡
既にレイがクローンだと知っているアスカは、『あの子は人間じゃない。死んだって
次が1人水槽から出てくるだけだわ』と自分に言い聞かせる。
しかし新しいレイと対面した時、目の前のレイが前のレイとはまったく別人だと
思い知らされ、前のレイに『代わり』など居なかったことに気付く。

新しいレイは、アスカが自分の姿に前のレイを重ね合わせて見ており、自分のことを
見ていないことに気付き、前のレイに嫉妬心を抱く。
新しいレイはアスカに「もうどこにも居ないレイ」ではなく「今、ここに居るレイ」を、
「黒焦げになった死体」ではなく「暖かい血の通った人間」である自分を認めて欲しい
がために、アスカとの肌のふれあいを求める。
アスカは前のレイを死なせた負い目から、新しいレイに身を任せる。

45:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/03 00:21:15
>>44
すごく…読みたいです…

46:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/03 02:13:36
>>45
書かないか

47:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/08 08:02:07
当初、第3新東京市に住んでるのはアスカと綾波だけで、お互いがチルドレンだと
知っているものの親しくはない。
シンジが転校してきて徐々に綾波と仲良くなるが、人見知りの激しいアスカは二人と
距離を置く。
クラスに仲の良い友人ができず孤独なアスカは、二人に無意識のうちに嫉妬心を抱く。
綾波の弱みを探ろうとした結果、偶然の要素も重なって綾波の正体を知ってしまう。

アスカはシンジを怪物(綾波)から引き離そうとするが、シンジには思いが伝わらない。
秘密を明かす決心がつかないまま、シンジは舞台から姿を消してしまう。

48:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/09 04:06:08
仲良しなアスカとレイ
URLリンク(s4.artemisweb.jp)

49:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/13 21:01:57
>>44
是非書いてくれ

50:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/17 11:24:34
期待 サゲ

51:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/21 01:32:17
仲良し第1歩。


女子更衣室は、静かな衣擦れの音だけ響いていた。
シンクロテスト終了後、いつもの様にシャワーを浴びて制服に着替える。
必然的に二人きりになるアスカとレイは、シャワー室から継いで、ここでも
会話を交わす事は無い。いつしか暗黙のルールができたかのように。
レイは、何も違和感も苦痛を感じていない。アスカは背後で背を向けている。
それはいつもの情景だったはずだ。レイが着替えを終え、ロッカーを閉め、
振り返るその瞬間まで。
いつもなら、更衣室を出る所でアスカに「さよなら」と声をかけるだけだ。
しかし、この日は違っていた。いつも、レイが先に着替えを終えて先に帰る
のに、そこには既に着替えを終えたアスカが目の前に立っていた。
それはごく近い、30センチ程度の間近で、アスカは真剣な顔をしていた。
いや、それは無表情に近かったかもしれない。
レイは驚いて、小さく眼を見開いた。
「なに?」と、レイは声をかけようとした。だが、言葉を発する仕草を
垣間見せた瞬間、アスカの身体が倒れこむ様にレイに近付き、その両手が
自分の肩を掴んだ瞬間、レイはまばたきをした。そして眼を見開いた時、
アスカの長いまつ毛が鮮明に見えた。
唇には、やわらかい温かな感触が触れていた。



52:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/21 01:34:53
レイには、何が起きているのか理解できなかった。身動きも出来ず、ただ、
その場に立ち、情景が止まった様に感じていた。
レイの鼻腔をアスカの髪の香りがくすぐる。ほのかな甘い匂い。
触れた唇は、粘膜同士が触れ合う様に、ぴったりと吸い付く様な感触。
止まった様にも感じる時間の中で、その温い感触だけが、意識されていた。
レイにはこの時間が、一瞬なのか、1分なのかもわからない。
アスカの押しつけられた身体が、やわらかな胸同士の弾力で支えられていた。
レイは息を吐いた。それが吐息だったのか、鼻腔から抜けた物かわからない。
そして、レイの瞳には、閉ざされたアスカの目蓋がよっくりと開き、鮮やか
な色彩に彩られた碧い瞳が、震える様に自分を覗き込んだのを映していた。
目が合った瞬間、アスカはグイっとレイの肩を押し、身体を離すと、背後の
ベンチに置いていた鞄を身体を捻りながら手に取り、走って更衣室を出た。
レイは、その後ろ姿を見送る事も出来ず、ただ立ち尽くしていた。
自分が、いま何をされたのか、漠然と理解しながら惚けていた。
レイは、ゆっくりと右手の人差し指で、濡れた下唇を拭う。
(…知らない味がする)
レイは、深い海の様なアスカの瞳の色を思い返していた。


そして晒しあげ


53:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/21 09:05:46 S1ddbHgh
このスレはあげるべき

54:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/25 07:56:24
林版鋼鉄2はよかった
最初あったわだかまりが解けて仲良くなっていくところとか


55:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/25 10:30:39
2人一緒に暮らし始め、アスカはなんだかんだ文句言いながらもレイの世話焼いている。
見てないようで実はアスカの心内を一緒に暮らしながら充分察しているレイは、
夜アスカが眠りながらママと泣いているのをそっと優しく抱きしめ朝まで寄り添ってあげる。
朝起きて「なんであんたが横にいんのよ!」と罵倒されても静かに微笑むレイ。
そんな日々が続くうち、アスカがレイの部屋へ。「一緒に寝てもいい?」
レイのぬくもりを感じると涙があふれて止まらないアスカ。
「我慢しなくていいのよ・・・」レイはいつまでもアスカの髪を優しく撫ぜてやっていた。

56:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/26 04:15:19
>>55
いいですね・・・ドキドキ

57:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/26 10:20:59 SSyT6vWI
>>55
綾波にはやっぱ偉大な母なる愛が似合うな

58:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/26 10:51:02
「ちょっとバカシンジ!なんでお弁当忘れてんのよ!」
「ゴメン!今日寝坊しちゃって・・・・パンで我慢してよ」
「バカシンジ・・・私のは?」
「ゴメン、綾波のも忘れちゃったんだ・・・。って綾波までバカシンジって
 呼ばないでよ!」
「ごめんなさい、バカシンちゃん」
「レイにまで馬鹿にされちゃってどうしようもないわねぇ~」
「「お~っほっほっほっほ!」」
「・・・」
「いくわよ、レイ!」
「カレーパンが呼んでるわ」
「・・・・・」


59:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/31 22:39:35
うむ…いいんだけどやはり違和感を拭えない。
カヲシン以外のカヲルカプみたいなもんか

60:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/06 23:41:31
壊れアスカを綾波がだっこしてあやしてるシチュエーションのFFとかないものだろうか

61:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/11 11:18:49
精神汚染されたアスカがアスカママみたくおかしくなって、
綾波のことをママだと思い込んで懐くとか


62:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/16 07:27:30
アスカとレイが交差点でおでことおでこをゴッツン
人格が入れ替わってしまうがそのまま気付かず登校


63:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/24 20:26:30
綾波が普通の女の子でアスカのほうが人外の怪物なパターンで友情ものとかがいい

64:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/27 00:37:09
>>62
採用!

65:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/02 15:04:19
エヴァ本編見てなくてゲーセンのプライズとかだけで知ってる層には
アスカとレイってすごく仲良さそうに見えるだろうな

66:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/09 21:32:03
今度出るゲームで新規設定のネルフ職員(名前あり)になってエヴァ世界の秘密を
探るのが出るらしい
キャラとのやり取りで感情とか行動とか変えられるらしい

俺だったら綾波とアスカが仲良くなるよう操作するね
エヴァ2でも百合百合狙ってたし

67:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/15 16:10:23
シンジのことが絡まなければ、基本的に仲は悪くない

68:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/17 10:22:34
新作に期待

69:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/19 07:09:58
なんかこの2人、あらゆるしがらみがなくなったはずのスパロボでも仲悪いからな

シンジがなにかに不安がってるのに対して、
アスカが何言ってんのよ、あんたがやらなくてもあたしがやるから引っ込んで(ryみたいな事言うと、
レイがすかさず、怖いと思うのは当然の事だわとか言ったり。

70:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/22 19:48:11
エヴァのキャラは毎回性格違うから
自分で「実は好き」っていうシーンと理由を捏造すればOK

71:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/22 21:12:01
仲良くなるきっかけがあれば…
たとえば第弐拾弐話エレベーターの沈黙。
昔から大嫌いというアスカだけれど、綾波のことを昔というほど昔から
知っているはずがない。長く見積もっても半年前に初めてあった相手に
昔からという形容は当たらないように思える。
ここでアスカが嫌っているものは綾波一個人ではなくて主体性のない
人形のような人間のことで、母親の人形だったアスカ自身なのではないのか。
不幸なことにアスカ自身は嫌悪感の本質に無自覚なまま感情をもてあまして
いる。
アスカがほんのすこしだけ落ち着いて自分を省みる機会があったなら、そして
綾波がシンジの頬を叩いた時のように、芯に秘めた意志を表現できていたなら、
直後に訪れる酷い惨劇は避けられたのではないのか。


72:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/23 00:43:53
>>69
シンジを巡るライバルっていう最大のしがらみが残ってるんだけどw

73:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/23 13:19:23
アスカにとって、レイとシンジはセットだからなwwwwwwwww

鶏と卵じゃないけれど、シンジを好きになったのはレイへのライバル心ゆえだし、
レイが嫌いなのはシンジを巡る嫉妬心だし

終盤であれほどレイを毛嫌いするのは、それほどシンジの存在が自分の中で大きかったからだろう

74:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/23 13:22:00
・・・すまん
何でもかんでもそっちに持っていきたがるLAS厨の癖が出たかもしれん
反省している

75:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/24 15:36:00
あまり気にするでない(汗)

われわれは今期もLASに対し支援を行っていく所存(汗)

76:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/25 20:26:22
われわれは今期もLRSに対し支援爆撃を行っていく所存w

「碇くんと一つになりたい」

「あ、あんたいきなり大胆ね」

「でも……もうだめ」

「って、今度は何よ?」

「碇くんの前では、何もいえなくなる。何も考えられなくなる」
「碇くんに声をかけられると……思わず碇くんに抱きつきそうになる」
「でも、そんなことしたら、きっと碇くん、私を嫌いになる」
「だから、もう碇くんには会えない」

「ふーん。それなら大丈夫よ」

「大丈夫?」

「たとえばさ、あんたがシンジに抱きつかれたら、どう思う?」


77:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/25 20:33:45
「碇くんに?」

「そうよ」
「バカシンジだって、愛しのレイちゃんを見て思わず抱きしめたくなることくらいあるんじゃない?」

「……よく、わからない。でも……そうして欲しい……」

「でしょ。バカシンジだって、あんたに抱きつかれたら少しはびっくりするだろうけど、嫌いになったりはしないわ」
「むしろ、我慢できなくなったバカシンジに逆に襲われて押し倒されちゃったりして?」
「だから、あんたも思い切って押し倒すくらいの勢いで抱きついちゃいなさ……」

「押し倒す……もしかして、あの時……碇くんに襲われたの?」

「あ、あの時って何よ!?」

その後も「碇くんへの想い」を切々と語るレイを見て、アスカはシンジがレイの部屋にプリントを届けにいくよう仕向けるのだった。


78:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/26 00:02:39
LRSなのは良いがそのレイはレイじゃなくなってるんじゃないか?


79:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/31 02:41:24
そんなの言っても仕方なくないか?
アスカと仲がいいというこのスレの前提がまずレイじゃないし。
誰かと普通に会話しているレイ、思った事全てを口に出すレイというのはレイに見えんしな

80:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/03 21:42:48
そもそもLRSをアスカが応援ってことはなさそう。
内心嫉妬しまくりで無視。

81:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/04 20:35:12
>>80

それも固定観念だとは思うが…

まぁ、いろんな可能性があるよ、レイさんたちには(汗)

82:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/05 19:13:48
既にLAS状態のアスカなら、
綾波に対して余裕持って仲良く出来そうだ

83:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/06 06:49:30
勝者の余裕だろそれは。
逆にシンジがいなかったら仲良くできないんだろ。人形云々でも自己嫌悪に近い形で嫌ってるし。
ならそんな絆に価値などない。
LAS小説でLAS状態のアスカがその余裕で負けたレイに手をさしのべるのを見た事があるがキモすぎて嫌悪しか感じなかった。


アスカとレイを仲良くさせたいのならアスカが人形じゃないレイを見る事が唯一のチャンスである

84:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/09 04:42:15
ある日シンジが心身ともにグレードアップ しかし凶暴化。
おのれの性欲を満たさんがため レイとアスカを監禁。
シンジが逮捕されるその日まで 二人の心のふれあいがはじま・・ ぐはっ!

85:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/09 07:54:48
やはりあれだ
アスカが紐に食われかかった時にレイがアスカを助けるために自爆
3人目のレイとアスカの間に心の交流が育まれる

でも3人目のレイは使徒化してヘブンズドアを開ける
アスカは弐号機でレイを「また」殺してしまう


86:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/10 03:26:05
一昔前にLRSでいくつか見たネタだ…懐かしい。
そうだ、本編のシンジの位置にアスカを当てはめればいいんだ!

87:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/10 08:18:53
新たに現れた4人目のレイ
碇司令への反逆の気配を見せた赤木博士を謀殺するなど、彼女はそれまでのレイ
とは明らかに違う悪魔的性格を帯びていた
アスカだけが4人目のレイの本性に気付くが、2度までもレイを死なせたことが
負い目となり誰にも相談できず、精神的に追い詰められていく
そしてA801

88:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/10 16:34:51
やっぱ2人を繋ぐ鍵は綾波のマザーズラブとアスカの幼少期トラウマしかねーべ

89:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/18 17:51:33
アスカとレイを仲良くさせたい

90:NHK ◆usL.SAffR.
06/11/19 02:14:39
アスカとレイを仲良くさせた

91:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/23 16:55:20
嘘つけ!

92:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/26 15:30:39
あげ

93:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/26 15:56:14
>>12-17
レイがアスカに忠告めいたことを言ったのはレイの母性的なものか
どうかはともかくとして、初めてアスカに向いた瞬間だっと思う。
まあシンジが使徒に閉じ込められた時にアスカの悪態をなじりはしたが。
ただアスカにはその忠告が良薬は口に苦しだったから。
その忠告を少しでも振り返る気になればアスカにとってよかったのだが。
それがおそらく歩み寄れるほぼ唯一の機会だったのだろう。
そしてアスカが最後に頼ったヒカリは心情を理解できずにアウト。

94:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/26 16:55:30
そんなんだろうな、多分。アスカにふつーに同情してるでしょ、綾波は。
で、綾波信者がわめき立てるほど綾波は完成された存在じゃなくて
拒絶されたのを理性的に受け止めて「ああ、この子は助からないのね」
そんな感じ。

95:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/26 17:25:45
むしろなんでアスカに忠告したんだろ?
アスカに興味なさそうなのに

96:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/26 18:07:50
アスカと綾波は同じネルフに囚われた組織人で行動は二人とも直情径行。

自分はゲンドウに持て遊ばれていて、
ドイツ人のアスカはゼーレに潰される運命。

似た境遇な上綾波にはアスカがどういう仕打ちを受けるのかが
漠然と見えるので、同情はするに一票。

97:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/26 18:23:10
綾波の性格
社会的内向・思考的内向・理性・直感・判断・組織人・腺病質・アダルトチャイルド型

アスカの性格
社会的外向・思考的内向・感情・直感・判断・組織人・腺病質・アダルトチャイルド・ナルシスト型

どちらもストレスがたまると
痩せこけてげっそりやつれるタイプ

98:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/26 18:48:18
今度のエヴァのチルドレンにアスカを潰すような、
ちょっとDQNな男の敵役を登場させればいい。無論ゼーレ側の。
血筋は下層階級で、能力はアスカよりも上のシビアな現実主義者。

性格はDIOのような戦闘的なナルシストか
ジェリドを潰したようなヤザン=ゲーブルのような下品で野心入ってる男。
アスカとは馬が合わないが、トウジやケンスケとは関係良好。

当然アスカはそのアスカキラーを排除しようとするが、
そいつはウルトラマンを潰すゼットンみたいに全ての点でアスカを出し抜いて来て、
アスカは逆に粉々に潰されてしまう。
で、シンジや綾波が追い込まれるアスカをフォローしようすると
「そんなカス女は同情の余地ないだろ、負け犬は放置しとけ」

綾波はアスカに心底同情するので仲良くなるだろう

99:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/26 19:09:35
ヤザンのよーになったシンジがアスカの股間掴んで
キンタマついとらんのかとか言い出すの想像して拭いた

いい年したオッサンのヤザンが14歳縛りとか無視して
初号機ブイブイ言わしながら操縦してるのを想像してさらに拭いた

そしてライラのよーな古参兵の綾波がアスカをアマちゃん扱いしていろいろ
教えてくれるところを想像して萌えた。

100:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/26 19:11:21
>そしてライラのよーな古参兵の綾波がアスカをアマちゃん扱いしていろいろ
>教えてくれるところを想像して萌えた。

確かにwwwあったらいいなそれwww

101:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/26 19:28:47
>>94
綾波信者という言い方がひっかかるな。
むしろ、レイスキーは無垢なレイに喜びを教えていく感じで白痴モノと揶揄されているぞ。
まあその点でいえばレイのモノローグ本を書いた林原めぐみが綾波信者になるかな。

>>95
レイなりにアスカを観察していたとか。
シンジとて出会いはかなりそっけなかったし。
それでも心情を語り合ううちにそれなりの関係になったわけで。
むしろあのアスカへの忠告はレイにとっては入り口だったと思う。
それをアスカが拒絶しておじゃんに。




102:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/26 23:03:51
ようはアスカはヘタれたユング

もう少し広い視野を持てば…

103:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/30 09:47:32
新作に期待だな

104:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 15:32:00 LI0ZtLOW
仲良くなったらどんな感じになるんだろうな

105:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 17:23:17
アスカが綾波に甘えて抱きしめる感じだと思う

106:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 17:25:59
女は結託すると怖いから、シンジがハブられるな

107:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 17:28:12
綾波は男との愛に殉じるイメージがあり
アスカは戦いと自己実現の中で燃え尽きるイメージがあるので
基本はLRSに近い終わり方になるだろう。多分。

シンジは二人を守ろうとするが守り切れず、
アスカは量産機他と刺し違え、真っ白に燃え尽きて殉職。
戦死したアスカの精神を綾波がサルベージして
綾波とシンジの子供にアスカが生まれてくる、みたいな。

108:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 17:30:34
なまらキンモーwwwwwwwww

109:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 17:35:13
なまら?
よく意味がわからん

110:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 17:37:25
LAS→綾波とアスカがシンジを逆レイプ、ってのは

なんか同人誌ネタでありそう…だけど正直見たくない…

111:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 17:41:54
今更だけど>>62案がベストかな。
シンジとアスカの小説でもそんなんあったけど
視点が違うだけで人生観はかなり変わる

112:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 19:16:30
この二人は完全な敵や他者の関係ではなく嫁と姑の関係なんだよな。
解かり合いたくないが互いに歩み寄らないと真の「他者」に
二人とも潰されてしまう。


113:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 20:26:40
意味不明

114:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 20:57:17
アスカvs綾波の叩き合いスレに行き、それを演出してる奴を見て思った

「この対立ってアスカと綾波の関係を
まんま、しぃとモララーの関係に当てはめてるよなあ…」

115:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 22:04:45
だから意味不明だってば

116:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/03 11:57:25
お互いを名前で呼び合ってくれるだけでも大満足です

117:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/03 17:11:10
新作でそれやって欲しいなー

118:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/10 09:32:35
病室のベッドで息を殺しながら自慰をするアスカ
達して余韻に浸っている時、気配を感じ取って見回す
いつのまにか傍らに綾波が立っており、無言でアスカを見下ろしている

119:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/11 16:37:18
最悪のパターンじゃねーか

120:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/11 21:03:02
名前で呼び合うのは是非やってほしい

121:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/12 08:33:00 dwqrV3My
×無言でアスカを見下ろしている
○しゃがみこんで同じ視線で発情する

「………私にも教えて」

自慰を見せ合うのも是非やってほしい



122:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/13 17:25:35
>自慰を見せ合うのも是非やってほしい

それ二人とも壊れてる状態じゃないのか

123:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/14 05:02:53
レイ「心を開かなければエヴァは動かないわ」
アスカ「は?」
レイ「あなたの本心はわからないわ。でも、あなた自身もわかっていない」
アスカ「なにが言いたいの?あんな人形に心があるっていうの?」
レイ「そうよ。エヴァは人形じゃない、魂があるのよ」
アスカ「ばっかみたい!あんたみたいな人形に同情されたくないわ!」
レイ「人の忠告は聞くものよ。嫌なことからから逃げては駄目」
アスカ「な、なによ?それに、今までちゃんとエヴァは動かせてたのよ」
レイ「そう。でも、今のままではエヴァ本来の力は出せないわ」
アスカ「あんた、やけに詳しいわね?」
レイ「心を開くの。そうすればエヴァは教えてくれる」
アスカ「心を…開く」
レイ「そう、まずは練習として私に心を開くのよ」
アスカ「わ、わかったわ!(これで私もエヴァを思い通りに動かせる!)」

そして二人は仲良く・・・なる?




124:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/14 20:33:33
レイの口数、アスカの性格、人形という単語が両者に与えるしがらみからして原作ではあり得ない展開だな。
もっと自然なのはないものか…

125:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/15 02:54:55
大体、アスカは最初レイと仲良くしようとしたんだよな。
それをレイが受け入れればまた違った関係になっていたと思うんだ。
そこで、こういう展開を考えてみた。

シンジ「綾波、セカンドチルドレンが明日来日するって聞いた?」
レイ「ええ。司令から聞いてるわ」
シンジ「どんな子かなあ。男かな?女かな?」
ミサト「やぁだ、シンちゃんなにも聞いてないの?」
シンジ「え?はい。同じ14歳で優秀だってことは聞いたんですけど…」
ミサト「14歳で大学も卒業している天才なんだけど。ま、良い子よ~」
シンジ「仲良くできるかな」
ミサト「そうねえ、でも女の子だからレイのほうが接することは多いんじゃない?」
レイ「惣流・アスカ・ラングレー。一度だけ・・・写真で見たことある」
ミサト「へえ、そうなの。ま、3人で仲良くするのよ~」
シンジ「はい」
レイ「了解」

アスカ「あなたがファーストチルドレンね」
レイ「・・・(ジロジロ)」
アスカ「(何ジロジロ見てるのかしら)ま、仲良くしましょうよ」
レイ「了解」
アスカ「了解・・・?変わった子ねえ。そんな畏まらなくても良いのよ!」
レイ「わかったわ」
アスカ「ま、とりあえず一緒に学校行きましょうよ」
レイ「了解」
アスカ「だからあ、普通に話しなさいって」
レイ「・・・普通に・・・話してるわ」
アスカ「あ、そう(噂通り変な奴)」
その後、アスカはレイを普通の女の子にしようと一緒にショッピングに
行ったりテレビを無理矢理見せたりとお節介をやく。レイは最初、そん
なアスカに嫌々付き合っていたが、次第に心を開くようになる・・・。
・・・というありきたりな展開を考えてしまった。

126:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/15 19:04:27
王道こそが王の征く道ですよ

127:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/16 13:50:08
そうだな
1話で来るのがアスカなら上手くいくだろうな
ヤシマ作戦あたりでそこそこ親しくなる
そしてシンジが来日して来て3人で鬱ったり嫌ったりする展開

128:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/16 16:46:42
アスカ「あ~、もう動かないでよ!」
レイ「こしょばい」
アスカ「ちょっとは我慢しなさい」
レイ「これは何?」
アスカ「アイシャドーよ」
レイ「アイシャドー???」
アスカ「あんたも少し化粧くらいしないと」
レイ「私はあなたの人形じゃない」
アスカ「またそういうこという!」
レイ「・・・」
アスカ「ほら!かわいくなったわよ」
レイ「そう・・・かしら///」

どちらかというと威張りたいアスカはレイを妹みたいに扱う。
レイはレイで迷惑そうにしながらも、そんなアスカに依存する。

129:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/16 22:26:46
何も問題なさそうに見えるな

130:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/17 01:22:13
そもそもレイを従順で都合のいい存在と思っているのが間違い。
彼女を好きな奴も嫌いな奴も同じ理由だったりするが。
レイは主流のとは違うがツンデレといえるんだよ。
最初はツンツンだが接するうちにデレデレになる形態のな。
だから最初にアスカの誘いを突っぱねるのはむしろ当然だな。
>>125のように最初から受け入れたりはしないよ。
シンジとだってそうだったんだからさ。



131:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/17 01:46:12
あとレイは行為に対して理由を求め、それが納得いかない
ものだったらそっけなく突き放す面があると思う。
アスカが仲良くしようをと言った理由をレイが尋ね
アスカはその方が都合がいいからと答えたがそれでは納得しなかった。
都合がいいからという理由なら命令だったら従うという思考になったと。

シンジの時もそっけなく突き放していた。そんなレイの心の壁を
突き崩したのがレイを必死で助けようとしたあと泣いているシンジ
の姿をみて、どういう顔をしたらいいか分からないと聞いた。
笑えばいいとの返事を自然に受け入れたと。

まあアスカとも徐々には距離が縮まっているようには見えたんだけどね。
屋台のラーメンでの誘いには乗っているし、シンジが使徒に取り込まれた
時にはレイは怒りという形とはいえアスカに向かっていた。
最後の会話はエレベーターだったけど、レイの忠告はそれまでの
過程があったこそアスカに向かったと思う。
その忠告の内容自体は正しかったんだけど、アスカのその時点での
心理状態では受けいれられずに、二人の接点はそれで終わる。


132:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/17 13:22:29
>>125
仲良くしようとしたというか、それはレイを見下せてる事前提な。
レイはレイで興味が薄すぎる程薄いし。「命令ならば~」と人形っぷりを見せつけるし



むしろあの「仲良くしましょ」のシーンは、双方の性質が如実に現れ、アスカとレイが絶対に仲良くならない事を示唆しているシーンな気がする。

133:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/17 13:26:24
ってすまん…ログ読む内にスレタイ忘れてた…
吊ってくる

134:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/17 17:44:24
>>132
レイが全くアスカに関心がないわけではないかと。
それは>>129-130でも言ったが行為に理由を求めていて
心の琴線に触れなければそっけなく突き放す。
レイは結構ツンツンキャラだから。
それでいて絆が欲しいと思ってもいるんだなこれが。

公式ではないかもしれないが中の人がレイの心境を
詠んだ本はそれっぽくて納得がいったな。
アスカについても触れていた。
どっかにまぎれこんでいて記憶が定かではないが。

135:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/17 19:56:06
心の琴線に触れないっつーか、仲良くする理由を尋ねられて
「その方が都合がいいから」なんてさらっと答えちゃうアスカも凄いな。
普通、「仲良くしましょ」に「何故?」なんて返されたらハァ?ってならないか。
アスカも本当の交友を求めたというよりは、
仕事上、チームメイトとしてレイと意思疎通を図っておく必要を感じてただけなのかも。

136:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/17 21:37:30
いや普通にそうじゃないの?
俺はそう思ってたけど
「あたしをエースと認めてついてこい」みたいな。あの仲良くしましょと言った時の立ち位置からして

137:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/18 04:41:39
アスカの性格から考えると「そのほうが都合が良い」と言ったのは強が
りな性格から無意識に言ってしまったとも取れなくはない。とりあえず
、ファーストチルドレンとしてのレイに興味があり、どんな人間か知り
たい気持ちがアスカにはあった。
 つまり、レイ自身ではなくファーストチルドレンに興味を持っていた
んだけど、後々ヒカリとアスカが仲良くしているのを考慮すると、アス
カは友達ができない性格でもないので、何かきっかけがあれば二人が仲
良くなる可能性もあったかも?
 レイが肉が嫌いだからラーメン屋を選んだのは、アスカがレイに対し
てライバルではなく仲間として接した部分じゃないか?それで、他人に
あまり興味がないレイも後々はアスカにアドバイスめいたことを言う。
この二人は相手を想うタイミングが悪かったな。

138:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/18 04:43:01
アスカはレイに舐められたくないから初対面であんな振る舞いしたのかも

139:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/18 22:19:48
もしも本編レイがリナレイだったら…




140:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/23 08:04:24
アスカ役の声優ってアスカ以外の当たり役ないよね
性格がアスカじゃないアスカって選択肢がそこで消えるんだよね…


141:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/01 19:36:49
アスカとレイが振袖着て初詣
第3新東京市は常夏だから振袖とはいえメッシュっぽい生地製
それでも結構暑くて階段登ってる間にバテるアスカ
「だらしないわね~レイは平気じゃないの」
半袖短パンでアイス食ってるミサトの弁
ミサトの言葉どおり、なんでもないふうに平然としてる綾波

と思ったのもつかの間「きゅう」といいながら倒れる綾波
ほっぺが紅潮して明らかに茹だっている
アスカも「きゅう」といって倒れる

その日は最高気温の観測記録を更新したらしい

142:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/02 17:35:44
小ネタGJ

143:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/04 21:07:00
16話レリエル戦でシンジがディラックの海に落ちた時、
ミサトがシンジ救出を諦めて撤退命令を出したのに対してアスカが抗議しようとするが、
レイがそれを遮る勢いで「待って! まだ、初号機と碇君が…!」

この時のアスカの表情が凄く真剣で、レイに感心しているようにさえ見えるんだよね。
「へぇ、コイツもこういう事言うんだ…」みたいな。
普段はないレイの自発性とか焦りや心配の感情表現に、"人間らしさ"の側面を見たのかも。
これがアスカがレイを認めるきっかけになりそうにも見えた場面なんだが、その後の進展がさっぱりで残念。

144:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/08 15:38:05
いやその後のレイがアスカに詰め寄るシーンなんかじゃ完璧に「こいつ人形じゃない」って思ってただろうよ。
でもそれを認めるわけにはいかないって感じ

145:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/08 22:52:18
認めてなんかやんないんだから…ッ!

146:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/17 18:35:21



147:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/17 18:47:12
アスカはあのままの性格で良いから、
レイの性格を変えてやれば(アスカと仲良くなりたがる性格)良ネタになる悪寒

148:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/17 18:52:10
つまりあれか?
綾波の性格を 感情・現実・柔軟型 に変えてやるわけか

149:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/17 18:54:30
エレベーターでアスカに同情して
アスカに毒づかれるとメソメソ泣き出してしまう綾波たん

保母さん感覚でゲンドウに意見して有給休暇をとり
アスカを遊園地とかに連れてケアしてやる綾波たん

悪くない

150:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/17 19:33:05
「心を開かなければ、エヴァは動かないわ。」
「心を閉ざしてるってえの?この私が!?」
「そう。エヴァには心がある。」
「あの人形に?」
「わかってるはずよ。」
「はん!あんたから話しかけてくるなんて、明日は雪かしらね?」
「……。」
「何よ。私がエヴァに乗れないのがそんなに嬉しい?」
「嬉しくなんか無い」
「心配しなくても使徒が攻めてきたら無敵のシンジ様がやっつけてくれるわよ。」

「どうして…そんな事いうの?」
「うっさいバカ!私たちは何もしなくていいのよ!シンジだけがいればいいのよ!!」
「分からない…」
「何がぁ?!」
「どうしてそんな事言えるのか…私には分からない」

「分かって欲しくも無いわよ!心の中では笑ってるくせに!」
「…碇司令に…命令、された、わ…今の、貴方には、関らない、よう、にって…」

151:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/17 19:37:58
「はぁ~あいつに命令されたならそうすりゃいいじゃない。口きかないでよ!」
「……。」
「あ~あ、シンジだけじゃなく機械人形みたいなあんたにまで同情されるなんて、私もヤキが回ったわね。」

「少しでも何か言うと私は思いっきり殴られたわ」(後ろを向いたまま)
「はぁ?」
「誰かに心の中をぶちまけると首を絞められたわ」(後ろを向いたまま)
「誰によ」

「どうしてそんな生き方が許されるの!?貴方みたいな生き方が許されるなら、
大声出して泣き喚くのが正しいのなら私だってこんな生き方して来なかった!!」
「だから、誰によ」
「命令なんて、初めから聞かなければ良かった!」
「人形の癖に」

「そうよ。私は人形よ!実験室で私が命令以外の事を言えば、背骨に電流流される!」
「…で、お互いにに同情しあえっての………私とあんたが?」

「そうよ。醜い? 心配なんてしなければよかった。私もあなたなんて大嫌いよ。」
「!!」

「碇君なんて大嫌い。碇司令はもっと嫌い。副司令も嫌い。赤木博士も嫌い。
何にも出来ない、従うことしか出来ない私自身が一番憎い!もぉぉイヤ。がまんできない!!」

(エレベーターの扉を思い切りぶん殴る綾波。
血が吹き出る。
室内が真っ赤になって停止するエレベーター。
拳をめり込ませ、そのまま泣き崩れる綾波。

驚愕の表情のまま身を引くアスカ。)

152:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/17 19:42:36
(エレベーターから降りる二人。)

「悪かったわ、ファースト…」
「……。」
「少し言い過ぎたわ」
「……私こそ怒鳴ってごめんなさい……。」
「別にいいわよ、そんなの。でも私の問題は私の問題。
同情されたら侮蔑って事があるのよ」
「そう…」
「私の問題は私が解決するわ。だから心配しないで。
それが、あたしからの、命令。というより、お願い。」

「うん…」
「ま、あんたは自分のシンクロ率が低下しないように気をつけんのね」
「そうする…」

(暗い表情のまま立ち去る綾波)

「……ったく。何でスランプの私があんな奴まで慰めなきゃなんないのよ。」

(ため息をつくアスカ。恨めしそうに弐号機を睨んで拳を握り締める)

「全部あんたのせいよ。あんな奴に同情されるほど
今の私は落ちぶれたのよ。あんたのせいで。」

153:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/17 21:50:37
ほら、言った通りだろ?一気に良ネタ(スレ)になったじゃないかwww

GJ~!!

154:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/17 22:53:23
たぶんアスカが綾波に世話焼くと思う。
服買ったり、家具買ったり、模様替えしたり。

155:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/17 22:59:07 uDNf2U+o
アスカは根っからの人嫌いなわけじゃないし、レイに対してもそれは言える。
ただレイの人形の部分や無感情なところ等が嫌なだけ。
レイ自体を嫌ってるわけじゃないから、もう少し話す事があれば仲良くなりそうだよね。

156:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/18 02:16:33
綾波もアスカの事嫌ってんじゃない?っていうか恐がってそう
人の気持ち考えないで自己厨なとことか暴力的ですぐ怒鳴りちらすとことか

157:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/18 08:57:45
綾波に怖がるなんて人間らしい感情は無いだろ
アスカに対しては「二号機パイロット」って認識のみ それ以上でも以下でもない

158:サイゴウ ~糞 初投下~
07/01/18 22:58:30

お目汚しを投下致しますが平に御容赦下さい。
設定もめちゃめちゃなので嫌でしたらヘコんでやめます。

EOE後


~序章~


全ては人類の補完から始まった。

全ては少年が握った。
少年は終わる事を願った。

全ては終わらなかった。
少年は一人ではなかった。

少女が残った。

少女は少年を拒絶した。
少年は少女に手をかけた。

少女は思った。

「終わる、あたしの世界が終わる。」



159:サイゴウ~糞投下~
07/01/18 23:23:10

終わらなかった。

少年は思った。

「例え、拒絶為れても、其れでも………、好きだ。」
少年は手を離した。

少女は云う。
「気持ち悪い。……って言っても?」

少年は云う。
「其れでも………好きだ。」

少女は……………微笑んだ。
「それでいいのよ………バカシンジ。」
其れは、愛情が込もっていた。

少年は泣くのを止めた。 少年は笑う。
「アリガトウ。」

二人の補完は終わった。

続く。

160:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 10:34:58
とりあえず書き続けるんだ

161:サイゴウ
07/01/19 14:13:58

~第壱章~

~数年後~

場所はサードインパクトの傷跡生々しい第3東京市。
葛城ミサトのマンション。

「ミサトさ~ん、アスカ~朝御飯出来たよ。」
「今行くわよ~。」

「ミサトさ~ん。朝御飯ですよ。」
「今日は夜のアレだからもう少し寝かせて~。」
僕は、元NERV汎用決戦兵器エヴァンゲリオン専属パイロット碇シンジ。 今は、第3東京市市立第壱高等学校の一年生。同居人葛城ミサト、惣流アスカラングレーの2人に馬車馬の如く働かされている。今日も2人の朝御飯とアスカの弁当を作り、2人を起こしている。


162:サイゴウ
07/01/19 14:20:57

「アスカ、早く起きなよ、遅れるよ。」
「大丈夫よ~、まだこんなに時間が………、ワアアアァァァ~~~~。何よぉ~時計電池切れてるじゃないの~。」
ガラ

ボカッ

「何すんだよ~。痛いじゃないか~。」
アスカが部屋から飛び出し、シンジをどついた、シンジは頭を押さえて床に突っ伏しながらうめいている。
「アンタ時計の電池切れてんじゃないの!なんで早く起こさないのよ!」
アスカがハイスピードで料理を流しこんで行く。
「アラァ~?2人とも、まだ行ってなかったの~?」 「ミサトさん、今日は夜勤じゃ?」
「そうなんだけどね~かな~り大事な事思い出してね~。」
「そんなに大事な事なら忘れないで下さいよ…。」 「ウグ………と~に~か~く。懐かしい人に会えるわよん。」
「懐かしい人?」
「本当はもっといい感じの所で逢わせたかったんだけど。本人の希望だからね。」
「本人の希望?」
「自然に逢いたいって言うのよ。
さ~て、ビール、ビール。」
『懐かしい人?まさか……ってそんなわけないよね。』



163:サイゴウ
07/01/19 14:39:59

「なぁ~にしてんのよ!行くわよ!遅刻したらアンタのせいだからね!」
「ま、待ってよアスカ~。」
「「行ってきま~す。」」

「行ってらっは~い……………………………『今度はきっとうまくやれるわよ。今のアイツなら。』」


ガラッ

「「セーーーーーーフ。」」 「おっ、センセ今日も夫婦で仲良く出勤か。朝からお熱いのう。」
「「仲良くなんか無い!」」 クラス中から笑い声が上がる。

ガラッ

「お前ら~席につけ~。」
クラスが静かに収まる。 「え~、本日は転校生を紹介する。」
「「「「「お~~~~」」」」」

ガラッ

似合わないぐらいに元気に満ちた少女が入ってくる。
不自然だが美しい蒼い髪、吸い込まれる様な紅い瞳。
「綾波レイです!ヨロシクお願いします!」

『綾波…レイ?』



164:サイゴウ
07/01/19 14:43:18
とりあえずここまで書きました。御感想をお願いします。夕方ごろ上げれますが、評判が悪いなら次で止めます。

165:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 16:03:53
>>159はスレ違いだが切なくていい…。

が、ふと思う。
あの映画のラストから世界が救われて終わりという設定には
逆に絶望を感じる。

166:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 16:23:28
荒らしがいないらしいので
LASやLRSにちょっかい出すようなことを初めて書く。
これを言うと荒れるかもしれないので恐ろしいのだが、あえて書く。

あの映画で多くの命が奪われ踏みにじられていく中
シンジとかアスカとかが助かって(幸福が戻ってくる)状況が、
俺には全く理解できない。

167:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 16:25:14
だからエヴァのゲームにはエヴァ2も含め一切手をつけない事にしている。
庵野があれをハッピーエンドと言い切るのを周囲が盲信することや
終局→LASやLRSという流れにものすごい吐き気を感じるんで。

エヴァヲタには安直な絶望の中の陶酔ではなく
絶望と向かい合う姿勢…が欲しい。

世界は滅びるけどアスカとシンジは助かる?何か都合良くないだろうか?
たとえ子供でも災厄が来たら当事者は助からないのが普通じゃないだろうか?

168:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 16:28:36
女の子カヲルスレの娯楽モノや腐女子系スレのネタFFでなく
シリアス系としてLASやLRSを捉えるんだったら

世界は助かるけどアスカとシンジは
老人たちやゲンドウと刺し違えて助からない、とか

あのまま二番目の綾波のように、
全力に戦って死んで誰一人転生も出来ず

「これでいい」「やるだけやったんだからな」と
満足して玉砕した方が美しくないか?どうなんだろう。

169:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 16:31:22
あの時のシンジとアスカは老人たちの集団自殺に巻き込まれ
人類はゼーレに完全敗北して災厄を止められなかったのだし、
シンジすら自分の失態に逆切れしてアスカを殺しかけてる。

その後の世界が都合良く再生するなど俺には信じられないし、

二人や綾波の生活は陰惨な世相と荒廃した人心の中、
苦悩の地獄の連続のはずだ。

主要人物たちは下層階級の一般人の恨みや陰湿なリンチをかわしながら
今のホリエもんのように敗北をかみ締めて生き続けるような…
戦争後のイラクのような世界になるとしか思えない。

170:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 16:33:52
ぶっちゃけ続きは書いて欲しい。
今までLAS信者の真面目なFFってどんなものか知らなかったし

サイゴウさんの価値観はかけがえの無い貴方自身の世界観なのだから。
ただ災厄やそれに付随する責任について
サイゴウさんはどう捉えているのか知りたい。

長文駄文になりましたが
以上、真性アンチLASからのマジレスでした。

171:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 16:36:43
MMR「世界は滅びるけれど日本だけは助かるかもしれないのです!」

麻原「世界全てが救われて日本だけ滅びればいいのに」

172:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 16:42:15
>>166-170
イタイとしか

173:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 16:54:17
そっか…マジでごめんな。

チルドレンが玉砕覚悟でゼーレと正面から激突するFFとか
どこに行けば見れるかな?
最近カヲルが女の子、スレのあいつに劇萌えなんだけど

174:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 16:59:01
>エヴァのゲームにはエヴァ2も含め一切手をつけない事にしている。

ちょwwww

175:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 17:13:04
>173
週刊ジャンプ読むのがいいと思うよ

176:サイゴウ
07/01/19 17:23:19
これはEOE後にハッピーエンドになるとしたらどうなかのかという自己満足と言われても仕方ない物です。ここに出てくる綾波の復活については、ファンの方には御不快なものかもしれませんが、出来ればこの文才の無い私をお見守り下さい。
それでは投下します。

177:サイゴウ
07/01/19 17:25:00

第弐章

放課後

「な~に?2人とも?久しぶりだって言うのにそんな顔して。」
レイがそう思うのも無理は無い。
シンジは今だ信じられないと両目を見開きレイの顔を、じっと見ている。
アスカは困惑しているが、はっきりと怒りの表情を表している。

「な、何で綾波が此処に?」
「何で?あたしが此処に居ちゃいけないの?シンジ君?」
「居ちゃいけない?トーゼンじゃない!アンタは、アンタは使徒!人類の敵じゃない!此処に居ちゃいけない事ぐらい解るでしょう!」



178:サイゴウ
07/01/19 17:28:37


すかさずシンジが止めに入る。
「ま、待ってよ、アスカ、とにかく綾波の話を聞こうよ。『ミサトさんの言っていた事はこれかな?』話してみてよ。」
以外に冷静なシンジ。

「あたしは綾波レイ、使徒じゃない。」
「アンタそんなわけ……。」
「アスカ落ち着いて。続きを。」






179:サイゴウ
07/01/19 17:32:18

「あたしは使徒じゃない。
補完された綾波レイ、あたしはあの後、L.C.Lの海にいた。リリスがあたしだった。だけどあたしはそこにいた。
リリスの力か、あたしが願ったからかも知れない。兎に角、あたしには新しい体、新しい魂が出来た。あたしはもう一度チャンスが出来た。嬉しかった。
だから海で明るい自分のイメージで、この町に戻ってきた。シンジ君が好きだから。」





180:サイゴウ
07/01/19 17:33:37

「フン」
鼻を鳴らし、気分の悪そうなアスカ。
「あなたも好きよ惣流さん。」
「はあ?なな、何言ってるのよ!」
「あのエレベーターでの事、ゴメンナサイ!あんな無神経なこと言って。」
「べ、別に気にしてないわよ!」
「それじゃ、これから友達になってくれる?」
レイが上目遣いで聞いてくる。
「『うっ、少し可愛いかも……。』ま、まあそこまで言うなら……なってやっても……いいわよ。」
レイが跳ねて喜ぶ。
「やった。それじゃ惣流さん、あたしの女友達第1号ね!何だか嬉しい。」 アスカが呆れた顔で言う。
「アンタ、キャラ変わりすぎよ~。」
「「「あははははは」」」

『あ、ああ押すなボケッ!』
ガシャン

ドカドカドカドカ



181:サイゴウ
07/01/19 17:37:09

シンジ達3人が振り向くと、トウジやケンスケ達クラスの全員が扉から折り重なる様に倒れている。

「あ、あんたら、何やってんのよ!2人のバカは何時ものことだけど、ヒカリまでぇ~。」
トウジ達が顔に恐怖をうかべ、後退りする。
「ワ、ワシらはそういうつもりじゃなくてやな。」
「そ、そうよアスカ、私達は心配で………。」

「「「「「「ギャあ~~~~~~~~~~~~~」」」」」」
シンジとレイは顔を見合わせ、互いに笑いあった。 「あんた達、あたしをさし置いて仲良く笑いあってんじゃないわよぉ~」




182:サイゴウ
07/01/19 17:38:39

シンジ達3人が振り向くと、トウジやケンスケ達クラスの全員が扉から折り重なる様に倒れている。

「あ、あんたら、何やってんのよ!2人のバカは何時ものことだけど、ヒカリまでぇ~。」
トウジ達が顔に恐怖をうかべ、後退りする。
「ワ、ワシらはそういうつもりじゃなくてやな。」
「そ、そうよアスカ、私達は心配で………。」

「「「「「「ギャあ~~~~~~~~~~~~~」」」」」」
シンジとレイは顔を見合わせ、互いに笑いあった。 「あんた達、あたしをさし置いて仲良く笑いあってんじゃないわよぉ~」





183:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 17:41:49
明るくていいねそれ。頑張れ

184:サイゴウ
07/01/19 17:43:32

スレタイらしく綾波とアスカが和解しました。(予定どうりでしたが。)

一応、続きもありますが、皆さんの感想を聞いて投下します。

185:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 17:44:13
GJだお

186:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 17:46:17
>>152の後。

ダミープラグの実験室。定期健診で向かい合う綾波とリツコ。
リツコが綾波の脳波を調べるとATFのパターンが変化している。
綾波の願いはアスカのスランプからの救済と>>177の学園世界だった。


リツコ「で…、貴方はセカンドと仲良くしたい訳?どういう風の吹き回し?」
綾波「赤木博士もセカンドは見捨てたほうが…いいんと思うんですか?」
リツコ「さあ…私にも分からないわね。あの子をが好きなの」
綾波「違う。ただ助けたくなっただけ。今までは協調してやって来たのに、こんなの酷すぎない?」
リツコ「そうね」
綾波「命令されるだけで、私たちがお互いに協力し合わなければ、世界は滅びてしまうわ」
リツコ「貴方……セカンドにジブンの優しさを認めて欲しくなったんじゃなくて?」
綾波「何故…そんな事言うの?」

リツコ「別に貴方に意地悪してる訳じゃないわ。」
綾波「……………。」
リツコ「セカンドを拒絶していた貴方がなぜ彼女に同情するのか、学者として気になっただけ。」

綾波「セカンドも赤木博士も碇司令も…同じ人間…」
リツコ「そうね。」
綾波「最近…分からない。チルドレンの使命って何なの?」
リツコ「貴方自身はどう教育されてる?」
綾波「エヴァに乗ることでも、使途の殲滅でもない、使徒の脅威から人類を守ること…って副司令に習った」

リツコ「そうよ。貴方の使命はそれ以上でもないし、それ以下でもないわ」
綾波「セカンドは…その守るべき…人類の一人…」

187:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 17:47:02
リツコ「で?」
綾波「身内の…たった一人の人類すら助けられないチルドレンが、世界の全ての人を救えるわけが無い…」

リツコ「残念ね。それじゃセカンドは助けられないわ」
綾波「どういう事?」
リツコ「彼女は自己をアピールしたがってるし、暴力的なまでに外交型だから。」
綾波「確かに…碇君とまるで違う…」

リツコ「『自分を認めたい』彼女に同情だけで向き合っても彼女の自尊心を傷つけるだけね」
綾波「…………。」(眉をひそめる)
リツコ「サジ加減に気をつけないと彼女は痛い状態を再確認して自分を追い詰めるだけだわ」
綾波「どうしろって言うの…。」
リツコ「彼女の自尊心をくすぐるアピールをしてみたらどうかしら?」

綾波「例えば…?」
リツコ「服買ったり、家具買ったり、模様替えしたり。そういう事の相談を頼み込むの」
綾波「必要…かしら?」
リツコ「貴方にとってはね。人の価値はエヴァだけではないわ。そう思えなくて?」
綾波「はい」
リツコ「貴方の接触で彼女がそれに気づけば精神的なリラックスになるわ。状況は改善されるわね。」

188:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 17:49:02
綾波 「……ありがとう……」
リツコ「?」
綾波 「やってみます。セカンドを助けてみせる。私も人形じゃなくなる」
リツコ「そうするといいわ。この話は、女の話。碇司令には内緒ね」
綾波 「はい、赤木先生。」(明るく、信念たっぷりに)

リツコ「いい子ね。でもいいの?貴方のプライベートとって不利益になるんではなくって?」
綾波 「何か問題が?」
リツコ「あの子が立ち直った状態のまま使徒殲滅が終わればどうなると思う?」
綾波 「……マズイかしら」(リナレイの様に微笑)

リツコ「そうよ。あの子ずうずうしいから貴方の真意に気がつけば確実にシンジ君を奪(r」
綾波 「その時はセカンドを徹底的に叩き潰します」(即答)


リツコ「……そう」
綾波 「お猿さんに碇君は死んでも渡しません」(笑みがひきつる)
リツコ「貴方らしいわね。その時の助力は惜しまないわ」(笑みがひきつる)

笑いあう二人。



一発ネタですが便乗投下。サイゴウたんがんば

189:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 17:56:16
LARかw

190:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 17:58:57
自己満足?んなことない。頑張れ

191:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 18:05:13
レイ→補完→リナレイ化は結構見たいかも

192:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 18:22:53
もぐレイスレのゲンドウVSケンスケみたいに
複数のアヤナミストの主張は主導権の奪い合いになりがち

ここの住人同士を仲良くさせたい

193:サイゴウ
07/01/19 18:35:10



「………つ~か、何であんたがあたしたちに付いてくるのよ。」
屋上でトウジたち覗き見犯のトウジとケンスケをアスカが血祭りに挙げたあとシンジ、アスカ、レイ、ヒカリの4人で下校していた。
『な、何でや…委員長だけ………理不尽や……ゴフッ』
と言うのはトウジの断末魔の台詞である。

ヒカリと分かれたあとアスカはレイに問いただしていた。

「エッ?」
シンジの腕にしがみ付いていたレイが聞いた。
アスカがイライラして言い直す。
「だ~か~ら、何でアンタが一緒に帰ってるのよ!」
「だって同じ道なんだもん!」


194:サイゴウ
07/01/19 18:38:13

「じゃあ何でウチのマンションの中まで付いてくるのよ!」
するとレイが当然の様に答えた。
「だってあたしも此処に住むんだもん。」
腕にしがみつかれて少し困っていたシンジが嬉しそうな声でレイに行った。 「それじゃご近所さんだよろしくね、レイ。」

ゴキッ
アスカがシンジの延髄へエルボーが決まった。
「くぅ~、何すんだよ。」
アスカが腰に手を当てて言い放つ。
「アンタ、デレデレして嬉しそうにしてんじゃないわよ!それにさっきからレイにしがみつかれて!」 「う、嬉しそうになんかしてないよ!こ、困ってるんだよ!」




195:サイゴウ
07/01/19 18:39:59

レイがばっとシンジの腕から離れて上目遣いで悲しそうに聞く。
「あ、い、嫌だったの?ゴメン、シンジ君。」
シンジが慌てて言う。
「い、嫌じゃなかったよ恥ずかしかっただけだよ。」
「じゃあいいよね~。」 再びしがみ付く。それを見てアスカが。
「やっぱり嬉しそうじゃない!このスケベシンジ! 早く来なさい!」
アスカがズカズカと先に歩いてゆく。
「ま、待ってよアスカぁ~。」
シンジとレイがアスカを追い掛けていく。
「そう言えばレイの部屋ってなん号室?」
「えっとね~、あ、あそこよ、あそこ!」


196:サイゴウ
07/01/19 18:44:12

レイが何かを見付けた様に走ってゆく。
アスカとシンジがレイの見付けた部屋の前で立ち尽くす。
「あの、レイ?この部屋って…。」
レイがポケットから紙切れを取り出しながら答えた。
「うん、部屋はミサトさんが用意したって言ってたんだけどこの部屋でいいのよねぇ~。」
レイが紙切れと部屋のプレートを交互に見比べる。 「ん?どうしたの?2人とも?」
シンジとアスカが口をあんぐりとあけている。

ガチャン

「おかえんなさ~い。」 急に扉が開き、すっかり出来上がったミサトが飛び出してきた。

「「ミサト(さん)~~~」!!!!!」

そう、レイの新しい部屋はミサトの部屋、つまりこれから4人の…「クヮッ」…もとい4人と1匹の共同生活が始まる。



197:サイゴウ
07/01/19 19:26:34

「どうゆうこと?ミサト」 テーブルにはシンジ、アスカそして反対側にミサトが座っている。
因みにレイは同居人であるペンペンをいじっている。
「クヮ~」
ペンペンの悲鳴が聞こえたのは気のせいだろうと思うことにする。

「なによ、まるで尋問じゃない?」
ミサトの言い方は的を得ていると言える。何故ならシンジ達が帰ってから一時間余りこのまま話続けている、肝心のミサトの供述はこうだ。

「1ヶ月ぐらい前ね、レイがNERVに戻ってきたの、そりゃあびっくりしたわよ~。なんつたってあんなキャラ変わってたんだから。 碇司令もね、少し引いていたわよ。でも司令が
『使徒もおらん、もうインパクトが起きる理由も無い。レイが望むままにすればいい。』
ってね。
だから引き取ったのよ。 」


198:サイゴウ
07/01/19 19:31:01

そこから話は堂々めぐり、アスカが、
『だから何で引き取るのよ!』
と説明を求めると、
『だからそれはね…………』
と同じ事を喋り出す。
と言うことで話はちっとも進まない。


するとミサトが時間を見計らった様にたちあがる。 アスカが慌てて声を上げた。
「ちょっとどこ行くのよ!」
ミサトが上着をはおり、玄関側で話始めた。
「それじゃ私、夜勤だから行くわね。レイ、あなたはひとまずアスカの部屋で一緒にねなさい。」
アスカは確実にうろたえている。
「ちょっと待ってミサト何であたしの部屋で寝かさなきゃいけないのよ!別にソファでいいじゃない!」 その時、今までミサトの弁護ばかりしたため、黙らされていたシンジがようやく口を開いた。
「まあまあいいじゃないかアスカ、寝かせてあげ………」
シンジが言い終わるより早くアスカのアッパーがシンジを襲った。
「アンタは黙ってなさい!」


199:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 19:42:40
>>188
おもしろかった。
そんな展開もおもしろいなw
でもレイが自覚してる使命って「補完計画」じゃなかったけ?
まぁ人形から脱却したから関係ないんだろうとは思うけど。
またネタがあればお願いします


>>194
今更だが

シンジと並べて「あなたも好きよ惣流さん」
唐突すぎね?

このスレ的に、前の方で考察されたりもしてるように、
アスカとレイを仲良くさせる「過程」が欲しい。
プロローグからしてもこのままじゃ、ただのLAS、
そしてLASでよくある、都合良くレイを改変したようにしか俺には見えない。
別にそれでも構わないのだが、過程は欲しかった

200:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 19:43:52
うわ投下中にレスしてしまったorz
すまん吊ってくる

201:サイゴウ
07/01/19 20:47:55
>>199
御指摘ありがとうございます。
なに分初めてなのでこれからはもう少し話を詰めたいです。
ひとまず書いてあるのを投下します。


アスカがミサトを追い掛けていく。
「行ってらっしゃい。」
「レイ、いつのまに、ペンペンは?」
「あはっ、ノビちゃった。」
そこには見るも無惨なペンペンの姿が。
『ありがとう。ペンペン、君のことは忘れないよ。……』

ガチャン

「あ、アスカ、おかえ…ゴフ」
ミサトを追い掛けていったアスカが帰ってきて、アッパーにより仰向けに倒れていたシンジの腹を踏みつけてリビングに入って行く。
「シンジ!ご飯!」
アスカはかなり機嫌が悪い。
「アスカ、時間がなくなっちゃったから昨日の残りでいい?」
「任せるわよ。」

シンジはキッチンで昨日の残りを温め直している。


202:サイゴウ
07/01/19 20:48:55
>>199
御指摘ありがとうございます。
なに分初めてなのでこれからはもう少し話を詰めたいです。
ひとまず書いてあるのを投下します。


アスカがミサトを追い掛けていく。
「行ってらっしゃい。」
「レイ、いつのまに、ペンペンは?」
「あはっ、ノビちゃった。」
そこには見るも無惨なペンペンの姿が。
『ありがとう。ペンペン、君のことは忘れないよ。……』

ガチャン

「あ、アスカ、おかえ…ゴフ」
ミサトを追い掛けていったアスカが帰ってきて、アッパーにより仰向けに倒れていたシンジの腹を踏みつけてリビングに入って行く。
「シンジ!ご飯!」
アスカはかなり機嫌が悪い。
「アスカ、時間がなくなっちゃったから昨日の残りでいい?」
「任せるわよ。」

シンジはキッチンで昨日の残りを温め直している。

今日はこのへんで終わります。

203:サイゴウ
07/01/19 20:50:21
すいません。
間違えて重複しちゃいました。


204:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 22:56:03 n/XH3BLI
レイとアスカって互いに何て呼び合ってるんだっけ?

205:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/19 23:04:39
レイ   → セカンド
アスカ → ファースト

206:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/20 00:22:43
ヤフーにあった動画じゃアスカってよんでた

207:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/20 00:29:27
おいも何か書いてみてよろしいか?

208:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/20 00:38:50
アスカはTV版で一度だけ「レイ」と言ったことがあるはず

209:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/20 08:56:36
>>202
最初はLAS臭さにむっと来たが、慣れてしまうと微笑ましい。GJ

210:サイゴウ
07/01/20 14:58:56

アスカがテレビを見ていると、レイが申し訳なさそうに話掛けてきた。
「惣流さん、嫌だったらあたしソファで寝るよ?」 するとアスカが振り向く。その顔には笑顔が浮かんでいた。
「いいわよ別に、アンタのこと前ほど嫌いじゃないしシンジは部屋にいれないから2人で布団出しましょう。"レイ"。」
「惣流さん、今名前で…。」
「い、いいじゃない!いやなの!?」
レイが手を振りながら答える。
「いやじゃないよ。嬉しい……。」
「いやじゃないならあたしも名前で呼びなさい!」 「え?」
レイが驚いた顔をしている。
「せっかくあたしが許してんだからね。」
レイが明るい顔になる。 「じゃあ、アスカッ。」 「よし、OKよ。」
2人で笑いあう。

「アスカ、レイ、ご飯出来たよ~。」
2人揃ってテーブルに向かう。
「よ~しご飯よ、ご飯。」
「お腹すいたぁ~。」

夕飯を食べてる中、楽しそうに話をしながら食べているアスカとレイを見ながらシンジは少し寂しい思いをしたという。




211:サイゴウ
07/01/20 15:00:55

第参章


『朝がきた………。
僕は碇シンジ、今僕は部屋の床に寝ている。なぜそんな所で僕が寝ているかというと……』

昨日の夜はアスカとレイが短時間で妙に仲良くなった事以外は何事もなく風呂に入ったが、当然、一番風呂というドイツ人と日本人のクォーターと言う経歴に似合わないお気に入りを持ったアスカのため、シンジは一番最後に入った。
シンジが出てきて見るとアスカとレイが既に部屋に入っているようだった。
すると部屋から人の話声が聞こえてくる。シンジは好奇心に勝てず、盗み聞きの体勢へと入った。
「びっくりしたわよ、レイったら急に好きだなんて。」
アスカの声だ。部屋の中で話しているため、声が聞こえにくい。




212:サイゴウ
07/01/20 15:03:02

「ずっと好きだったみたい、補完のとき気付いたの、前からアスカのこと本当は好きだった。あの頃は感情なんてない様なものだったから分からなかったけど。でも、仲良くしたいとは思ってた。
今ならそう分かる。」

「なにアンタまるで告白みたいじゃない?」
この言葉にレイは顔を紅くして異常な反応を示した。
「な、なに言ってるのよ!あたしが好きなのは碇君よ!………あ………」

「「エーーーーーーー」」
部屋にはいないはずの第三者の声がアスカの声とユニゾンした。
「い、今の声は………」 『し、しまったぁ~~。に、逃げ……、と、進め…無い………、まさか。』 とシンジが恐る恐る振り向くと…。
「アンタね、このアタシから逃げられると思ってたのかしら?」
アスカは笑みを浮かべていたが威圧感がシンジを襲う。
「シンジ君!盗み聞きなんて最低!」
「そんな、レイ~。」
レイはソッポをむいてしまう。
「レ、レイ。」

「女の子の会話盗み聞きしといて無事に帰れると思ってんのかなぁ~?」
シンジの血の気は引いており、顔の表情は引きつっている。
「あはは、思いません………。」
意識が飛んだ………。




213:サイゴウ
07/01/20 15:36:09

『と言うことで、その後アスカに部屋に放り投げられた様で床に寝ていると言う訳…………。』
殴られた記憶は無いが、体中が痛む。恐らく脳が記憶を奥底へと封印したのだろうと納得する。
「そういえばレイ………『あたしが好きなのは碇君よ。』って、………本当かな?………まあ、考えても仕方ないな、それより朝御飯と弁当を作らなきゃ、レイも居るから3つか…。」 鈍感なシンジの頭からはレイの告白の件が抜け落ちていた。





214:サイゴウ
07/01/20 15:40:33

ひとまず此処で続きと言うことで、(ヤバイ、今回も自信ない。)第伍章で終わるつもりです。



215:霧島愛 ◆MANA20euME
07/01/20 22:36:05
もうこの海のほとりに来るのも何年ぶりになるのだろう。
僕は家族を連れて、新箱根湾─サードインパクト、ジオフロントの墜落に
よってできたこの巨大なクレーターのほとりに来ていた。
またいつもと同じように、ここに来る日はいつも同じように空はよく晴れて綺麗な夕日が見える。
夕日に照らされる地球の環が、ゆったりと南の空にアーチを描いている。
「やっぱ来てると思ったわ」
話しかけてきたのは向こうだった。僕たちはどう会話を切り出したらいいのか迷っていたが、
先にアスカ、彼女が話しかけてきてくれた。
「記念日だもんな」
「別れの?」
「いいや。お互いがそれぞれの道に向かって、自分の足で歩いていくことを決意した日さ」
丸太の柵に肘をついて、オレンジ色の海を見つめる僕のシャツの裾をレイがつまんで引っ張る。
「おとうさん、このおばさんだれ?」
おばさん、と言われてアスカとミライは苦笑する。ミライももうすっかり大人びた身体になり、
高校の制服がキャラメルブロンドの髪によく似合っている。
お父さん久しぶり、とはさすがに言わない。ここにいるレイとユイの感情も考えてだ。
「お父さんの旧いお友達だよ、レイ」
「はじめまして、レイちゃん」
膝を屈めてアスカがレイに挨拶する。レイはシャツの裾をつまんだままじっとアスカを見上げ、
やがてかすかにうなずいた。幼女の銀髪が夕日に照らされてオレンジ色に輝き、ふわりと揺れる。
「いかりレイです」

216:霧島愛 ◆MANA20euME
07/01/20 22:37:16
「さ、レイちゃん、おばさんと一緒に海を見に行きましょう」
アスカが促すが、レイは僕の手を握ったまま動こうとしない。仕方無しに僕が歩き出すと、
レイも僕に従って一緒に歩いてきた。僕たちは道路沿いの休憩所から浜辺へ下りる木の階段を
手を繋ぎあいながら一段ずつ下りていく。
「ほんと、あいつにそっくりね」
両側に自分たちの子供を連れながら、アスカが言った。僕はレイとユイの手をしっかりと繋ぎ、
自分の気持ちを確かめる。
「母さんの血を引いてるからな、母さんと使徒の血の両方をだ」
「なるほど、そりゃあそっくりになるわけよね」
「名前も決めてたよ。女ならレイ、男ならカヲルって名づけるってな」
「女に生まれるのはわかってたんじゃないの?」
アスカは僕の肩越しに僕の妻、そしてレイの母、一条ユイの姿を見る。
「初めてお会いしたのはいつでしたっけ、あの打ち上げパーティーの夜でしたっけ?」
ユイも変わった。年齢的にはミライとほとんど変わらないくらいなのに、レイを産んで
ぐっと大人になった。もう僕に甘えていた少女の顔ではない、立派な母親の顔になった。
「どうした、アスカ?」
「ん?ああ、なんとなくね、あいつの小さい頃ってこんな感じだったのかな、って、思い出しちゃって」
綾波か、と小さく口に出す。アスカも言葉には出さず表情で答えた。
「最初はただ─澄ましてて嫌味なやつ、ぐらいに思ってたんだけどね、こうしてあらためて見ると
本当はすごく純真で理知的で人情の機微に長けたやつだったんだって、わかったような気がしてね」

217:霧島愛 ◆MANA20euME
07/01/20 22:38:27
レイは僕たちの顔を見上げ、なんの話しをしているのかわからない、といった表情を見せた。
アスカはそんなレイのしぐさに相好を崩し、やおらレイを抱き上げると肩に乗せた。
「ほら、高い高い」
レイは最初驚いて、やがて戸惑った表情を見せていたが次第に落ち着いて微笑みが浮かんでくる。
「おばさん、ちからもち」
「ふふっ、子供は元気がいちばんよ」
やがて浜辺に着いた。砂浜には穏やかに波が打ち寄せている。30年前、僕がミサトさんの
墓を立てた砂浜も今はすっかり波に洗われ、その跡はもはやどこにも見つけることはできない。
「レイちゃんはこの海をよく見に来ていたの?」
「ううん、はじめて」
アスカの肩に座ったまま、レイはじっと水平線の向こうを見ている。
「でも、なんだかなつかしいきがする」
「私もです、アスカさん」
レイとユイがそれぞれに言う。彼女たちにとっては自分が生まれる前の出来事だが、彼女たちの
内包している存在がそれを彼女たちの記憶に挿し込み、こうして不思議な既視感として表出しているのだ。
レイもだいぶ慣れてきたようで、アスカの赤毛を小さな指でいじくっている。アスカもそんなレイを
微笑ましく見つめ、僕はその様子を眺めながらもしあの頃こうしてすこしでも打ち解けられる
時間があったら、と思いを馳せていた。もちろん、それが二度と叶うことなどありえないのはわかっている。

218:霧島愛 ◆MANA20euME
07/01/20 22:39:41
それでもこうしてレイと─名前は同じレイでも、綾波の血を写し取ってはいても、個体としての
相容れない年齢差が出来てしまった─アスカが仲睦まじくしているのを見ると期待と後悔が入り混じった
複雑な感情を抱かされる。むしろ、こうなってしまった今だからこそお互いに打ち解けることが
できたのではないだろうか?同じチルドレンとして、エヴァパイロットとしてどうしても競い合わなければ
ならなかったあの頃。今はその束縛を離れ、お互いに素直な気持ちを見せ合えている。
それが二人にとって幸せなことなのかどうかは、僕にはわからない。だけど、僕は思う。
出逢った環境が、暮らしていた環境が望まざるものであったとしても、それを作り変えていくことはできると。
作り変えていこうとすること、それが人の意思であり、人を好きになるということなのだろうと思う。
「うみのみず、しょっぱい」
「ああほらほら口に入れちゃだめよ、ちゃんと手を拭いて、膝にも砂がついてる」
「世話焼きですね、アスカさん」
「こんなお母さん久しぶりに見たよ」
レイ、アスカ、ユイ、ミライがそれぞれに浜辺で戯れ、思い出のひとコマを作っている。
サードインパクトの起きた30年前のこの日。あの日に僕たちは別れ、そして今のこの日、再び出会った。
僕はみんなの思い出を収めるアルバムになろう。それが僕があの頃の思い出を忘れることで今まで
生きてこられたように、これから先を生きていくための大切な糧としていくということだ。

219:霧島愛 ◆MANA20euME
07/01/20 22:41:22
即興で書いてみました
大人アスカ×ちびレイのつもりでしたがうまくいったでしょうか(汗


続くかも?

220:サイゴウ
07/01/21 01:13:42

第肆章


シンジはレイが居る以外は何時もと変わらず、アスカの部屋に声をかけた。
「アスカ、レイおはよう、朝御飯出来たよ。」

「うん。今行く。」
レイが答えた。
「あの、レイ?」
扉越しに会話を始める。 「何?」
「あの、昨日は盗み聞きなんてしてゴメン。」
「いいよ、アスカがシンジ君の事懲らしめてくれたし………。」
「う、うん、ありがとう。じゃあ。」
そう言うとシンジはキッチンへ戻って行く。
「どう?バカシンジには改めて自分の気持ち伝えた?」
アスカが聞くと、レイは首を横に振り答える。
「ううん、やっぱり出来ない。」
「そう。ザンネン。『でも、この気持ちなんだろう?告白出来なかったのが嬉しい?バカシンジが告白されなくて良かった?
そう言えば昨日もレイの気持ちがシンジに伝わったとき悔しかった。このアタシが悔しい?有り得ない!このアタシがバカシンジを?そんなバカな!有り得ない!
………そう言えば、何この感じ……レイと居るとドキドキする。アタシ、レイのこと……ってこのままじゃ二股じゃない?
しかも男と女じゃない!シンジは、とりあえず置いといて、なんで女のレイを?アタシ、レズ?
……いやいや違うわよ、違う!ここはシンジが好きだと言うことに………。」
アスカが自分の気持ちに決着を着けようとしたとき。


221:サイゴウ
07/01/21 01:15:38

「アスカッ、どうしたの?ボーってして…。」
レイがアスカの目の前にヒョコッと顔を出した。
「わあ!急に顔出すんじゃないわよ!」
「ゴメン。ね~、何考えていたの?」
「な、何でもないわよ!さあ、早くご飯よご飯!」

その後、どこか2人に対して機嫌が悪いアスカと、シンジ、レイの3人は夜勤がえりのミサトと入れ替わりに登校して行った。



222:サイゴウ
07/01/21 01:17:24

第伍章

昼休み、何時ものメンバーに新メンバー2人を加えた7人で昼食をとっていた。
シンジ、アスカ、トウジ、ケンスケ、ヒカリ、そして新メンバー、綾波レイと『霧島マナ』彼女は高校入学と同時に此方に越してきた。
ケンスケがマナの写真を撮りまくっている。

昼食を食べ終わるとマナはケンスケから逃げるためなのか、立ち上がると下の階へ降りて行った。それと入れ代わりに2年生らしい人がやって来る。
「綾波!ちょっときてくれ。」
「は、は~い。」
レイは返事をすると2年生に付いて行った。


「先輩、どこに行くんですか?」
「………」
レイは心配した声で聞いてみるが2年生は答えない。
何時の間にか昇校口から外に出ていた。レイを学校の裏に連れていき、そこには女性を1人含む3人程の3年生がいた。
「なんですか?こんな人気のないとこ……。」



223:サイゴウ
07/01/21 01:18:23

ガッ
レイに衝撃が襲い、後ろにへたりこむ。
「な、なにするのよ!」 その問いに2年生が答える。
「殴ったんだよ!」
2年生はレイの制服を掴み3年生の方に投げ出す。
「何でこんなこと…。」 レイはうつ伏せになりながら聞くと4人の中の女性が進み出て、答える。

「知ってる?サードインパクトのあと、帰って来た人もいた。だけど、だけどわたしの家族は帰って来なかった!…全部、全部あんたのせい!あんたがいなければっ。」
その女性の先輩が詰め寄り、レイが後退りする。
「や、やめて、いや。」
2階の窓から走って屋上に向かう人影があった。


「「「「エッ」」」」
4人揃って声を上げる。 「ホンマに綾波がからまられとったんか?」
「うん、2階から確に見た。遠くからでも綾波の髪は目立つもの。」

そう、2階から見ていた人影は霧島マナであった。


224:サイゴウ
07/01/21 01:22:57

「早く助けに行かないと!」
シンジが立ち上がろうとするとアスカがシンジを押し退けて走って行く。
「待ってアスカ。」
その後をシンジが追い掛けて行く。
「ケンスケ、ワシらも行くで、霧島と委員長は先生に知らせてくれ。」


学校の裏手ではレイが隙を見て逃げ出し、学校の隅にある10本程の木のある林に逃げ込んでいた。
『どうしよ~。逃げれない。………あ、あそこから。』
レイは近くのフェンスに穴を見つけ、その穴に向かい這いだした。
その時。


「早く出てきなさいよ、
償ってよぉ~。」

レイの動きが止まる。

『そう、償い………私は償わなければいけない?』
レイが立ち、4人の所に向かって歩き出した。



225:サイゴウ
07/01/21 01:26:38

「早く助けに行かないと!」
シンジが立ち上がろうとするとアスカがシンジを押し退けて走って行く。
「待ってアスカ。」
その後をシンジが追い掛けて行く。
「ケンスケ、ワシらも行くで、霧島と委員長は先生に知らせてくれ。」


学校の裏手ではレイが隙を見て逃げ出し、学校の隅にある10本程の木のある林に逃げ込んでいた。
『どうしよ~。逃げれない。………あ、あそこから。』
レイは近くのフェンスに穴を見つけ、その穴に向かい這いだした。
その時。

「早く出てきなさいよ、
償ってよぉ~。」



226:サイゴウ
07/01/21 01:36:15

レイの動きが止まる。
『そう、償い………私は償わなければいけない?』
レイが立ち、4人の所に向かって歩き出した。

「やっと出てきたわね。」
レイはゆっくりと林を抜け、へたりこみ、手をついた。

「ごめんなさい。本当に、ごめんなさい。」
レイの声は震えていた。
「………もう、いいわよ………。」
そう言い残し去っていった。 レイには泣くしかできなかった。

「レイ………。」
レイが涙で濡れた顔を上げると、アスカとシンジ達が立っていた。
「アスカ、あたし、償いを………。」

「いいのよ………。」

アスカが手を差し出し、 レイが笑みを浮かべ、手をとった。

~終~

終わりました。今までこの駄文をご覧頂きありがとうございました。



227:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/21 09:53:35
いつのまにかこんな流れになってたとはwww
とりあえずGJ!

228:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/21 13:06:44
くぅ~。起承転結がちゃんとしてるFFで
アスカが主導権を握ってるとなんかむかつくが
西郷力作乙

229:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/21 13:13:04
サイゴウ乙彼。マナたん久しぶりっす。
俺読解力無いんで読むの苦労しましたが、
続きに期待大です。

230:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/21 13:32:40
久々に見たが、なんつーか、アレだな。仲が良くなるだけで二人とも異様に可愛くなるんだな。

231:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/21 19:19:48
>>188から数週間。
アスカのリハビリのため一緒に買い物に出かけて外出中の綾波。

彼女のマンションの部屋にゲンドウと冬月、何人もの黒服、
そして体格の良いドイツ情報部の工作員の部長がずかずか入ってくる。
サングラスを着け、顔立ちは整っている。若く日焼けしていて、背は高い。

部屋を見回す三人。
壁紙はオレンジ色でコーディネートされ、ペンギンのぬいぐるみがいくつもある。

ほほえましい光景だと安堵する冬月。
だが、顔をしかめて俯いているゲンドウ。
ゲンドウの表情に不安気にうろたえる冬月。
工作員は冷ややかにノートの一冊に目をやる。

工作員「ほう…日記帳にこんな物を書くとは大した成長ですな…」
ゲンドウ「…ええ…」
工作員「これを観察できなかったのはネルフ諜報部の怠慢ですよねぇ?」

嫌みったらしくぱらぱらとページをめくる工作員。
画面が回想シーンに代わり、綾波の声がかぶる。

232:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/21 19:21:11
 シンデレラってやな女
 帰ってきた姉さんたちに
 わざとらしく聞く
 「舞踏会はどうでした?」
 「お城ってどんなところ?」
 「王子様はどんな方?」
 全部知ってるくせに
 全部知ってるくせに

 シンデレラってやな女
 必死でくつをはこうと
 足をけずる姉さんたちを
 黙ってみている
 「それは私のくつよ」
 「それは私の足に合うくつよ」

 早く言ってあげなよ
 早く言ってあげなよ
 だってほら血みどろ


233:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/21 19:22:25
 ガリバーってバカな奴
 泥にまみれて生きている
 目下のヤフーを見捨てて
 身分の高い馬に媚びてる
 「ヤフーって醜い生き物だな」
 「私はむしろフウムーンに似てるだろう?」

 馬達が哀れんでるよ
 お友達を助けてあげないの?
 あなたも醜いヤフーなのに

 だから欲しかったのはぬくもり
 与えたのは唇
 交わされたのは言葉
 力任せに抱き締めると
 あいつが泣き出した


234:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/21 19:25:22
 私も一緒に泣いた
 嫌いな奴なのに何故だろう
 誰よりも嫌いで
 誰よりも憎らしくて
 誰よりも勝手なのに
 誰よりも心が痛いよ

 信じるものは何?
 自由
 自由はさびしい
 私を必要として
 誰かを束縛して
 そんな声が私の中で 
 でもそれはもう不自由

 だから二人でお月様をみにいこう
 自転車に乗って


以下、延々とポエムのような綾波の内面描写が続く。
突然画面がノートの紙のようにばたんと閉じ、日記帳になる。

235:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/21 19:26:59
再び、激しく部屋。

工作員「何この綾波。碇君。何ですか、これは?」
ゲンドウ「ヘタクソなポエムですな…何でしょうな」
冬月「国語の宿題か、何かの影響では」
工作員「これは日記帳ですよね。何故こんな事を書く?」
冬月「ストレスのせいでは」
工作員「ふん。まるでAV女優と間違われた某声優の雑記帳ですな。こんなのレイじゃない」
ゲンドウ「何が言いたい…」

床に無造作に日記帳をたたきつける工作員

工作員「しらを切るのは止めたまえ。これはセカンドチルドレンに対する共鳴じゃないですか」
ゲンドウ「………。」(レイ、余計な事を)
工作員「明らかに感情や思いやりに目覚めすぎている。価値の無い『物』に『同情』は不要だ」

何か言いかける冬月をゲンドウが目で制する。

工作員「計画ではセカンドの処遇はどうなっていましたかねえ?」
ゲンドウ「シンクロ率低下と同時に組織的に見限られて孤立し……精神汚染になるシナリオと…」
工作員「そうです…セカンドは補完に不要な存在。彼女の逸脱した行動は許されない。」

ゲンドウ「彼女は廃人になって本国に帰還するのが正しいとでも?」
工作員「その後のセカンドの『処理』は議長の管轄のはずです」


236:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/21 19:29:44
冬月「何故です、そんな状態にするつもりなら最初から送る理由が無い」
工作員「だまれ、汚物。」

途端にステッキのような物で冬月の鳩尾に一撃を見舞う工作員。
うめき声を上げながら床に崩れ落ちる冬月。

工作員「君に話はしていない。私は忙しいんだ。対等の口をきくんじゃねえよw」

弱みを見つけ、急激に横柄になる工作員。青ざめるゲンドウ。

工作員「私は監察官としての役割を、議長から任されている。私の発言はゼーレの発言と同義だ。」

陰険な笑いを浮かべ、工作員は酒の小瓶を取り出す。

工作員「ファーストチルドレンの元来の役割とはなんだね、碇?」
ゲンドウ「ダミープラグの開発…そのテストケースと使徒対策と…」
工作員「バカかお前。そんなことは説明するな」
ゲンドウ「……!」
工作員「私が要求している。お前が言うのは『申し訳ありませんでした』、だろう?跪け。役立たず。」

ひざまづくゲンドウ。そこに工作員は酒をドボドボかけて愚弄をはじめる。

237:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/21 19:39:45
工作員「補完の素材は後に指示する。何を企んでるかは知らねーがよ、出すぎた真似をさせんな」

ゲンドウ「申し訳……ありませんでした」
工作員「分かったら償え、ボケ。補完計画のバグエラーになったら困るんだよ」

ガッ

ゲンドウにの脇腹に蹴りの衝撃が襲う。綾波の部屋を汚さないように床にこぼれないよう
全身で酒を受け止めるゲンドウ。酒のシミが全身のスーツに広がる。
屈辱と憎悪に歪むゲンドウ、そして冬月。勝ち誇るような青二才の工作員。

工作員「いいか、クソ碇。チルドレンは道具だ。道具は道具らしく処理しろ。
ゲンドウ「どうしろと…」
工作員「とっとと部分的に人形のメモリーを消去しろよ。命令だ。人間性に目覚めるなんて、道具失格だろ」

俯いたまま怒りと吐き気を堪えるゲンドウ。うつ伏せになりながら静かに呪詛する反抗的な眼の冬月。

冬月(俗物め…この底無しの俗物め……)
ゲンドウ「…………。」
工作員「早く処理しなさいよ、 役立たずぅ~」

ガチャン

彼等に同意も求めず、大股で部屋から去っていくゼーレ情報部の工作員。
黒服が怯えながらドアを開けると、口元を卑しく歪ませ、後ろを振り返る。

工作員「老人達には俺から話しておくよ。セカンドは更迭に追いこめ。依存はネェよな?」


>>188の続き考えてみました。文章力あんま無いんですが
できるならサイゴウさんのFFに繋がる流れにしようかとか思ってます。
サイゴウさんハッピーエンドお疲れ。マナさん頑張って。

238:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/22 18:40:53
あなたにはそんな事よりコモレビのやつもうちょい続けて欲しかったぜ…

239:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/22 18:42:26
>>238>>219

240:霧島愛 ◆MANA20euME
07/01/22 21:10:56
>>218
日が沈む。今日もまた同じように、姿を隠す太陽が一日の終わりを告げる。
「あなた、今日は研究所に行かなくていいの?」
ユイが訊く。アスカと遊んでいたレイもその言葉を聞いて砂浜に裸足の足跡をつけながら歩み寄ってきた。
手にはアスカに取ってもらったのか、海藻の束を抱えている。
「今日はいいだろ。どのみち今日はどこもかしこもインパクト被災者の追悼集会だらけだろうからな。
所員たちの親類でも被災した人だっているし、今日だけはお休みだ」
レイの靴と靴下を持って、アスカが最後に戻ってくる。浜辺にはみんなの足跡が楽しそうにループを描いている。
「研究所ってなによ?」
「いや、こっちの話しだ」
「そういうわけにもいかないんじゃない?今日はちょうどいい機会だって思ってたし…あんたがあたしたち
家族を捨ててまで選んだ道、その真実、そろそろ教えてくれたっていいんじゃないの?」
アスカの青と金の瞳が僕を射抜く。レイもアスカの隣に立ち、海藻を半分あげると差し出している。
「おとうさん、わたしもおばさんともっとあそびたい」
「あらレイ、そんなに気に入った?ね、あなた、どうするの?」
ユイにも言われて、僕はしばし考え込む。レイはそういえば保育園でも無口で友達はあまりいないようだった。
そんなレイがアスカに出会って、お互いに気に入りあったということはアスカにとっても、
もちろんレイにとっても大切なことだ。それに─
「時田さんがなんていうかだよな」
それに、時田氏もアスカのことについては興味を持っていた。サードインパクト、人類補完計画の真実を
唯一経験してきた、この世界でたった二人の人間。僕とアスカに、ぜひ計画に協力してくれないかとは
前々から頼まれていたのだ。僕はユイとレイのこともあり、時田氏と共に彼の研究所に入っているが
アスカはすでに普通の生活を手に入れたのだからむやみに引きずり出しても迷惑だろうと考えていたのだ。

241:霧島愛 ◆MANA20euME
07/01/22 21:12:01
「アスカおばさんといっしょにいられるの?」
レイが僕を見上げる。その瞳は相変わらず無感情に見えるが、それでも僕はその瞳の、紅い瞳の奥に
はっきりとレイの感情を読み取っていた。あのころ叶わなかった思いを今、叶えたい。
それはアスカにしても同じだろう。そして、二人の思いを繋ぐことができるのは僕だけだ。
「わかったよ、連れてってやる、アスカ、君もな。でも今日じゃない、いつか都合のついた日でいい。
時田さんには俺から伝えておいてやる。ミライ、君はどうする?」
「私も行く」
「シンジ、時田ってあのジェットなんとかをつくった?」
そうだ、と僕はうなずく。ミサトさんが活躍したJA暴走事件の顛末は後でアスカも聞いていた。
「この新箱根湾には今もジオフロントがある。海の底に埋まりはしたが、今でもジオフロント、そして
NERV本部は生きているんだ。その調査を日重共と戦自が共同で行っている。ニュースでもたまに
報道しているから見たことがあるだろう?俺と時田さんはその研究をしているのさ」
「あの子は何の関係が?」
アスカはユイのほうを見やる。ユイも大人になって髪を染めたら母さんによく似た顔立ちになった。
「そのことはここじゃあまり適当じゃない、研究所に着いたら話してやるよ」
とりあえず今日はここで別れた。アスカは別れ際にレイに飴玉を渡し、レイはとても嬉しそうに受け取っていた。
歳を取って角がとれただけなのかもしれないけど、優しいアスカってのは本当にいいお姉さんなんだなと
僕は今さらに思っていた。ユイはそんな僕の心を見透かしたかのように、前妻に情が残ってるなんて
いわないでよと悪戯っぽく笑みを浮かべている。

242:霧島愛 ◆MANA20euME
07/01/22 21:13:25
「あいつもサードインパクトの直後は大変な苦労をしてきたんだ。身ひとつで第2東京に上って、難民であふれかえった町で
身を守るために暴走族に入って、剣術まで身につけて、おミズの仕事をして─そして僕に出会った。その長い年月を
生きてきた中で人の痛みとか、本当に苦しい時に助け合うこととか、身に沁みて理解していったんだ」
「私たちは生まれる前のことだから、ちょっとぴんとこないかな」
「それは仕方ないさ。だけど、僕もアスカもそんなふうに大切な経験を胸の奥にしまってるんだってこと、
それだけは忘れないでいてほしい」
ユイは黙って、日が沈んでオレンジから濃い青へと変わっていく海を見つめている。
「30年前の今日、僕とアスカはこの浜辺で別れた。そして13年が経ってから再会して結婚してミライが生まれて、
でもユイ、君と出会ったことで僕は綾波への想いをよみがえらせ、そして君の真実を知りたいと思ってアスカと別れた。
レイが生まれて、僕は少なくとも僕の抱えていた想いが本物だって確信を深めたよ。あの子はまさに綾波の生き写しだ」
「勝手だね、男の人って」
「そう言われても仕方のないだけのことを僕はしてきたね、たしかに。僕も父さんと変わりはしない」
「でも、だからこそレイはアスカさんに懐いたんじゃないのかな、また昔みたいになれたら、昔に叶わなかった
穏やかな生活を手に入れられたら、そういう想いが私と同じようにレイの中にもあって、
それでレイはアスカさんに初めて会ったとは思えないくらいに気を許せたんじゃないのかな」
僕たちもこの思い出深い海に別れを告げ、家路につく。巨大リリスは半年たらずで海に溶けて消えてしまい、
紅い海に至ってはわずか数日で元通りの青い海に戻った。だがそれも今では、人類補完計画に始めから
仕組まれていたプログラムなのだと僕たちは考えている。

243:霧島愛 ◆MANA20euME
07/01/22 21:15:09
数日後の日曜日、僕たちは第2東京にある新帝都大学形而上生物学科の研究室を訪れていた。
時田氏にアスカのことを話すと彼は大歓迎だよ、いつでも来てくれたまえと豪快に笑っていた。
もうかなりの年齢になったが時田氏の情熱は衰えることはなく、海底探査などでも現役で陣頭指揮をとっている。
「研究所っていうからもうちっとこう、NERV本部みたいなのを想像してたけど」
木造の校舎を見回しながら、ミライをエスコートするアスカが言う。ユイはレイの手を引いて僕の後ろについている。
「日重共の研究所は立派なつくりだよ、ここは時田さんの個人部屋みたいなもんさ」
今日はここで待ち合わせ、改めて日重共本社地下にある研究所へ皆で向かう手はずになっている。
「やあシンジ君、アスカ君、待っていたよ」
「どうも初めまして。惣流アスカラングレーです。ご高名はテレビでよく拝見させていただいております、時田さん」
「惣流ミライです、はじめまして」
「時田おじいちゃん、あのね、アスカさんってとってもいいひとなんだよ」
引き締めた挨拶をしたアスカとミライの横をレイがパタパタと靴の音をいわせて走りぬけ、時田氏にじゃれつく。
アスカもさすがに緊張が抜けて乾いた苦笑いをしていた。
「まあかけたまえ、なにそんなに気を張ることはない、ゆっくりして構わないよ」
時田氏はそう言ってアスカたちをソファに座らせ、コーヒーを淹れてから
第3新東京市調査の概要をまとめたファイルを棚から取り出して机の上に広げた。
アスカが食い入るようにそれを見つめ、ミライも横から覗き込んでいる。
しばらくそうしていた後、アスカは感服したというように大きくため息を吐いた。
「凄いですね…よくこれだけのことを調べられましたね」
ファイルに挟まれた資料には第3新東京市跡の海底地形図、兵装ビルの配置、射出用リニアレールの配線図、
そしてエヴァシリーズの化石の発見位置などが事細かに書きこまれている。


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