07/01/17 19:42:36
(エレベーターから降りる二人。)
「悪かったわ、ファースト…」
「……。」
「少し言い過ぎたわ」
「……私こそ怒鳴ってごめんなさい……。」
「別にいいわよ、そんなの。でも私の問題は私の問題。
同情されたら侮蔑って事があるのよ」
「そう…」
「私の問題は私が解決するわ。だから心配しないで。
それが、あたしからの、命令。というより、お願い。」
「うん…」
「ま、あんたは自分のシンクロ率が低下しないように気をつけんのね」
「そうする…」
(暗い表情のまま立ち去る綾波)
「……ったく。何でスランプの私があんな奴まで慰めなきゃなんないのよ。」
(ため息をつくアスカ。恨めしそうに弐号機を睨んで拳を握り締める)
「全部あんたのせいよ。あんな奴に同情されるほど
今の私は落ちぶれたのよ。あんたのせいで。」