08/07/18 04:42:17 7x6ay99E0
この流れを豚切るような、微妙に受け継ぐような。
池袋の下りで思い出したんだけどね。
場合によっては拡散系にカテゴライズされる話かもしれない。
嫌な人は避けてくれ。
当時自分は隆盛ジャンルにいた。急に盛り上がったジャンルだったので
ジャンルはほとんどお祭りみたいな状態。端から端の大人買いも初めて見た。
しかしピコピコ、むしろ空気な我がスペースには、寄る人さえほとんどいなかった。
今考えればB6小説、挿し絵なし、コピー、表紙はタイトルを黒文字で打っただけの
あえての人避けみたいなスペースだ。避けられて当然だったとも思う。
しかしこのジャンルを書きたい一心で、自分はキーボードを叩き続けた。
題材は大平洋戦争関連。今まで怖くて手がつけられない題材だったのだが
このジャンルならいける!と妙な自信を持ってプロットを起こし、ひたすら書いた。
書き進める内に恐怖は薄れていたのだが、代わりに嫌な夢を見るようになった。
戦場で泥塗れになって撃たれる夢。死んだはずなのに、なぜか絶望感もない。
爆撃機に追われて被弾する夢。痛くはなかったが、熱くて質量のあるものが
腹を貫いたのが分かって飛び起きた。
そんなことが何度もあったが、どちらかといえば作品にのめりこむタイプなので
まあそんなこともあるだろうと気にしていなかった。
むしろ路線変更して書き直せば、次のイベントには確実に間に合わなくなる。
その方がむしろ余程怖かった。 …あの時までは。