08/05/11 17:14:24 w+CkRbJW0
落ち武者にうっかり萌えそうになったじゃないかww
そんな話も豚義理で、こんなことがあった話。
二十年近く昔、住んでいた家は古い長屋。トイレの窓は道路に面しているんだが、夜中にたまにトイレに用足しに行くと、
道路側の外からちょっと引きずるような二枚歯の下駄の音と、同じリズムの鈴が必ず聞こえていた。
時々尺八っぽいのも聞こえた気がするけど、はっきりとは判らない。
当時消防だった自分は「あー近所の人が散歩してるんだなー」くらいしか思わなかったが、
外を見ても誰もいないし、暗いし目も悪いから見えないだけだとおもっていた。
それから暫くして、離れた場所に親が家をたてて引っ越した。
で、それくらいから試験勉強とかで夜中に起きていることが多くなったんだが、聞こえるのさ。
下駄と鈴。うちの前の道を、一定のリズムで歩いている。
たまにしかないし、特に害はないし、恐いしでほっといたけど。
工房になって、試験勉強で起きていたときも変なことがあった。
深夜に疲れて寝転がってたら、自分の頭の周りをだれかが歩いている音と感触がして、親が降りてきたのかと
(自分一階の居間で勉強、親は二階の寝室)びっくりして起きたらだれもいない。
かならず摺り足で、頭の周りをこう、こっちを伺いながら歩いている。
襖を開けて入ってくる音とか、床とか絨毯とかが沈む感触とか、それで風とか流れるのは、はっきりとわかるのにやっぱりだれもいない。
一回の試験の一夜漬け中に、必ず一回起きてた。
あるとき本当に眠くて寝転がってたら、自分とコタツの周りをものすごい勢いで走られた。
で、頭の中に過ぎったイメージが、なんか白い着物着た髪の長い人が、着物の裾引きずりながらすり足でダッシュしているってやつ。
「はぁ?!」って声出して起き上がったら、やっぱり誰もいない。
仕方なく勉強止めて寝たけど、なんでか原稿だの修羅場だのの最中には起きたことがない。
修羅場の中身がガチ汁ダクSSだからか?そうなのか!!