08/06/20 10:44:00 8AH2N7HO0
>>320
他の人も書いてるけど…だから何をしたいの?って問い詰めたくなる文章が
どんどん積み重なっていく、典型的な「自分だけが楽しんでる」文章だと思う。
淡々として盛り上がりがないというより、読ませる気がないというほうが
しっくりくるんじゃないかなあ。
例えば序盤出てくる風の表現にしたって「(いつもは感じないはずの)生温い風」
ってあるんだけど、読者はその「いつも」の状態を知らないんで、生温い風が
吹いたらなんか凄いことが起きるの?って期待するわけだけど、それがなかなか
起きない。しかも、
「こんばんはジャック、会えて嬉しいよ!」
「こちらこそ!って言っても、打ち合わせで結構会ってるけどね」
に代表される、余り意味の無い会話がこのあと延々続くうちに「生温い風」って
なんか意味あったの?って感じになってって、最後の方でようやくシンデレラ城が
ハロウィン仕様に変わる描写が出てくるんだけど、これがちっとも臨場感がない。
だらだら登場人物の容姿の描写続けるくらいなら、むしろこの城の変化に描写
を割くべきだと思うんだけど、違うかな。私なら、このシンデレラ城の劇的な
変化ぶりを冒頭にもってきて、それから登場人物それぞれがこの催しに対して
抱いてる心情を描いていくけど。
結局、あなたは伝えたいイメージが散漫なんだと思う。
この話を書いてるとき、何が一番伝えたかったですか?それが全然伝わって
こないのが致命的だと思います。